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SOUZOUドロップ

被験生活 20日目

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夢の中で見知らぬ男に追いかけられている。
とても逃げ切れない。
肩に手がかかるとそのまま押し倒された。
力まかせに乗りかかられると
大きくなったアレをいきなり挿入された。
激痛で身体が動かない。
しかし、だんだんと気持ちよくなってくる。
頭が真っ白になった。。。


そんな夢からいきなり目覚めた。



パジャマも布団もべっとりと濡れていた。
朝からそれらを洗濯するところから一日がスタートした。

とりあえずまだ夢の余韻で身体が火照る。
落ち着かせるためにまずシャワーを浴びた。
少し温めにしてゆっくりと身体全体を流していった。



そうしていると気分が落ち着いてきたので、
身体を拭き、髪の毛を乾かした。
鏡に映る自分への違和感などまるでなかった。
昨日とは真逆でこれが当然という気持ちになっていた。

髪の毛を乾かし終えると服を着た。
あまりでかける気分でもなかったのでシャツにスカートを履いた。
スカートなど履いたことがなかったはずだが自然とそれを選んでいた。



朝からドタバタとしてしまったので、
まずは朝食を食べることにした。
パンとサラダと珈琲といういつもの組み合わせだ。



ゆったりと朝食を食べながらスマホを見てみた。
1通のメールが届いていた。



今回の被験事務局からだった。
内容としては先日の検査結果が一通りでたので病院に行って欲しいということと、
少し仕事をお願いしたいので病院で説明するというものだった。

昨夜からとにかく大きくなったアレを挿入してみたい
という欲求が強くなっていたので、
相談するのにちょうどよいかと考えてすぐに事務局に電話をした。



今日これから行っていいということだったので、診察予約をお願いした。
また、正直にいまの状態を伝えたところ、それへの対応も行うと言われた。

すぐに出かける支度をしてタクシーを呼んだ。
電車での他人の目線に耐えられる自信がなかったからだ。

マンションの前にタクシーが到着したので、
病院名を告げて向かってもらった。

30分ほどかかって病院に到着した。



いつものように裏口に向かいインターフォンを押す。
名前を告げると看護師さんが迎えにきてくれた。

そのまま診察室に通された。

そこには医師とスーツ姿の男性がいた。



まず、医師から現時点での体調面や
遺伝子の状態などは安定しているので、
安心してほしいと言われた。
そして、スーツ姿の男性からは明日から
この病院で助手として働いてほしいと言われた。
どうやら毎日飲んでいるドロップは
この病院の研究室で開発されているとのことだった。

しかし、医学も薬剤の知識もないがどうしたらよいのか?
と正直に尋ねてみた。
すると一定の知識をこのあと
脳に直接インプットする作業を行うことを告げられた。
もちろん本件に拒否権などない。
また、昨夜からの症状の対策として、
このあと別室で処置をするとだけ言われた。

こうして診察は終了した。

待合室でしばらく待っていると、
先程の看護師がある部屋に案内してくれた。
先日かぶった不思議な装置の部屋だった。



席にに座るように言われたのでゆったりと座った。
上からヘルメットのようなものが下がってくる。
ヘルメットが顔全体を覆うと、
プシューとなにか気体が噴射された。
そのまま意識を失った。

次に気がついたときには真っ暗な部屋で横になっていた。



真っ暗なので周りはよく見えない。
しかし、身体はかろうじて動くようだ。
さて、どうしたらよいかと周りを確認しようとしたとき、
背後に気配がした。

気配を感じた直後に背後から胸を揉まれた。



かなり激しく揉まれたので、
びっくりして動くことができなかった。
そのまま股間にも手を入れられて愛撫をされた。

いきなりのことでなにがなんだかわからなかったが、
すぐに身体が火照ってくるのを感じた。
されるがままに身を任せていると、
身体の奥底から快楽がどんどんと湧き上がってきた。

その気配はこちらの下着を脱がせて、アソコに指を這わせた。
もうぐっちょりと濡れているが自分でもわかる。
そのままうつ伏せにさせられると、
いきなりなにかが自分の中に入ってくるを感じた。

そう。。。大きくなったアレが入ってきたのだ。
夢でみたよりもひどい激痛が身体の内側に感じる。
涙がうっすらと湧き上がってくる。
ゆっくりとアレが入り終える頃には
痛みが当たり前に感じるようになってきた。

奥まで入ったあと、気配がゆっくりとそれを出し入れし始めた。
擦れるたびに激痛が走る。
しかし、しばらくするとその激痛とともに、
快楽も湧き上がってくるのを感じた。
ついには激痛よりも快楽が勝るようになってきた。

それを感じたのか気配の動きが少しずつ速くなる。
奥にあたると自然と喘ぎ声をあげてしまった。



そうして身体中が快楽に包まれたときに、
アレがグンと大きくなるのを感じた。
それを合図に身体中がビクビクと痙攣にような状態になりはじめた。
いままで感じたことのない快楽が押し寄せてきた。

これがイク寸前なのか。。。

不思議とそんなことを考えていた。
気配が一段と速く動く。
もうフィニッシュだろう。

激しく突かれることでもう頭は真っ白な世界へ向かっていた。
気配のアレがギュっと固くなったかと思うと、
身体の中に暖かい液体が入ってくるのがわかる。
そして、同時に視界が真っ白になった。

とても心地が良い。
このまましばらくいたい。
そんな気持ちになった。
なにも考えられる状況ではなかった。

しばらくするとアレが抜かれた。
液体が自分の股間かに流れ出るのがわかる。
気配がそれを拭き取るとなにも言葉を発することなく
遠ざかっていくのがわかった。

しかし、もう完全に真っ白な世界で気持ちよくなっている。
何かが自分の中で消えていき、そして色付けされていくような
不思議な感覚が身体を包んだ。
そして、その気持ちよさに包まれたまま眠ってしまった。

次に気がつくと自宅のベッドだった。



自分の身体を見ると、でかけたときのままだった。
急いで股間を確認するとなにかが下着と身体の間に挟まれていた。
そうか、ナプキンか。
先程までのことは現実だったんだと身体が教えてくれる。
アソコの中がまだジンジンと痛い。
しかし、強烈な快感が頭から離れない。
なんとか起き上がってリビングで椅子に座った。

一息ついた途端に非常に不思議な感覚を覚えた。

寝起きでぼんやりしていた視界がはっきりと見え始めると、
頭が妙にスッキリとし始めた。
と同時にいままで考えこともないような数式や英語やドイツ語などの
文字が目の前に浮かんでくる。



そして、それが自分に飛び込んでくる。
しばらくそんな感覚が続いた。

それが落ち着いてところで、
またなにかが消えてくるような錯覚を覚えた。

そう、これは記憶や知識が書き換えられたときの現象だった。
自分が女性であること、医学の知識が豊富にあること、
そして自分は元男性であること。
そこまでははっきりと認識できたのだが、
では以前の男性だった記憶や意識はどうなったのか?
残念ながらいまの私にはまったくわからないものになってしまった。

なお、昨日記録しておいたデータのことはかろうじて覚えてた。
印刷された紙を改めて一通り目を通してみても、
どこかの誰かのことだという感覚した得られなかった。



そうこうしているとお腹が減ったので、
冷蔵庫を物色するとお肉があったので焼いて食べた。



食べている最中も今日の出来事が頭から離れないので、
食べ終わると先にシャワーを浴びることにした。

さっぱりとして気分が落ち着いたので、
しばらくスマホを触っていると、
また被験事務局よりメールが届いた。

明日の朝の出勤場所や時間、
用意していくものが書かれていた。
また、最後にこう書かれていた。
いま渡してるドロップは本日を最後にして、
明日持ってきてほしいと。
なんだかあっという間の20日間だったなと感慨深く感じた。

こうして被験生活のある意味最終日の夜となった。
一日疲れたこともあり、
早めにドロップとAVを用意しリビングの椅子に座った。



ドロップをいつものように口に含むとすぐに液体になった。
それをゴクリと飲み込んだ。
そしてAVを再生した。



今日のお昼の出来事が蘇るように
女優のすべての感覚がダイレクトに自分に襲ってくる。
挿入シーンでは今日の激痛と快楽が同時に襲ってくる。
身体が感覚を覚えていて、
自然と喘ぎ声をあげた。
そして何度も何度もイった。
その度に目の前が真っ白になった。



30分ほどたってやっと気持ちが落ちついたので、
AVを停止した。

またも股間がびしょびしょになってしまった。
服を洗濯機に入れて乾燥モードにしておいた。

そして軽くシャワーを浴びていると、
またあの強烈な眠気が襲ってきた。

なんとか髪の毛を乾かし終えてバスローブを着ると、
そのままベッドにたどり着き、倒れ込むように眠りについた。



こうして被験生活の20日目が終了した。

この日をもって過去の自分が完全に記憶から消しされたことは、
後になってみるとわかることだったのですが、
次回はいよいよこの被験の本当の目的について、
お伝えしたいと考えています。
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