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来訪
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事務所の戸を開けたところで、胸倉をつかむように笹倉に給湯室に引っ張り込まれた。戻りました、と、声を上げる余地すらなかった。
「アキラ君のお母さんって会ったことある?」
「………ないです」
どっちの母親だろう、と思ったが、どちらにしても見たことも会ったこともない。容姿も知らない。
とりあえず持ち帰った惣菜を手近なところに置いて安全を確保して、厭に距離の近い笹倉を、やんわりと押し戻す。
おかずを持って帰ると連絡したから葉月も買い物には出ていないだろうが、流しにも水切り籠にも茶器がないから、来客がまだ帰っていなくて小部屋にこもっているのだろう。
雪季がせっかく開けた距離を詰めて、笹倉は最小に絞った声で囁いた。
「さっき、社長の母親だって名乗る女の人が押しかけてきて。とりあえず中原君にシャングリラまで引っ張って行かせたんだけど、太刀打ちできなそうな感じで。ていうか誰も会ったことないから本当にお母さんなのかもわからないし、元カノとか勘違いストーカーとかだったらどうしたらっていう」
「…それ、あいつは?」
「聞こえたとは思う。でも話盛り上がってて中断しそうにない」
「ちなみに、どんな感じの人でした? 上流婦人? 風俗嬢? 何歳くらいに見えました?」
「年齢不詳、厚化粧の雇われママ? あ、や、ぽいってだけだけど」
結局どちらかわからない。血のつながった方なのか、血のつながらない方なのか。雪季も、断片的に話を聞いただけでしかない。
「あ。SOS来た」
「俺行ってきます」
中原からのメッセージが読む間もないほど次々に流れてきているのを横目に、笹倉の横を抜けて出たばかりの扉へ向かう。が、片手で携帯端末を操作する笹倉に腕をつかまれる。
「雪季君行くからもうちょっと頑張ってって送った」
それだけで叩き切った笹倉は、やはり囁き声で雪季に再度顔を近付ける。
「アキラ君には?」
「…とりあえず連絡先を確認して一旦お帰りいただくようにします。来るならそれでも」
「ごめん、ありがとう。多分ホントは私が行くべきだとは」
「あいつの個人的な問題なんて誰が対応すべきことでもないです。それ、先に食べてていいですよ」
惣菜を置いて今度こそ事務所を後にして、階下へ向かう。
一階に入っている喫茶店シャングリラは、脱サラして始めた店長とその孫、あとは二人ほどのバイトやパートが回している昔ながらの雰囲気の店だ。その雰囲気を裏切っていろいろと充実しているのは、結婚出産を経ながらもずっとかかわり続けてきた孫娘の功績が大きいだろう。
ツナグの社員も、よく公私ともに利用している。
「いらっしゃいませー」
笑顔で迎え入れてくれたのは、学生バイトの女の子だ。大学生なので八月末でもまだ夏休みは終わりではなく、バイトも多めに入れているのかこの頃よく姿を見る気がする。
顔見知りの彼女は、お連れさんなら奥、お一人ならお好きなところにどうぞ、とやや声を抑えて案内してくれた。
最奥の、観葉植物に隠れて視線の届きにくい席に、中原が背を向けて座っている。向かいにいるだろう女性の姿は、ここからでははっきりとは確認できない。他に店内の客は、時間を気にしない常連が少しと、サラリーマン系が多い。昼時だからだろう。
短く礼とコーヒーの注文を告げて、奥の席に足を運ぶ。
「お話し中失礼します。確認したいことがあるそうなので戻ってもらえますか?」
やんわりと声をかけると、振り返った中原は、あからさまに安堵の表情を浮かべた。角度を考えると向かいの女性には見えていないだろうが、雰囲気で分かってしまうだろう。
こういう素直さが時折英の気に障るところなのだろうが、あれの傍で素直なままでいられるのは既に一つの特技なので、雪季としては是非そのままでいてほしい。
不自然にならない程度に再度促して、慌ただしく席を立った中原を見送り、ようやく対面の女性にまともに向かい合う。
「騒がしくして申し訳ありません、河東の秘書をしている中原と申します」
一礼して、名刺を渡し、中原の座っていた席に腰を落とす。
失礼にならない程度に女性を観察する。なるほど、年齢が計りづらい。厚化粧のせいもあるだろう。厚塗りでしわやシミを隠しているようにも、逆に、落とせば意外に若い肌が見られるようにも思える。服は、どの年齢でもおかしくないようなシンプルなワンピース。
女性は、軽く顔をしかめた。
「ヒショ? ヒショって…男の人が? ああいうのって、若い女の子がやるもんじゃないの?」
雪季は秘書の男女比がどうなっているのかは知らないが、随分と偏った認識だな、とは思う。おまけに、雪季が何か応える前に、くるりと表情と話題を変える。子どものように、興味津々といった風情で。
「ナカハラって、さっきの人も言ってたけどキョーダイ?」
「いえ、偶然です。…河東のお母様ということですが、どういったご用件でしょうか?」
「なに。あの子に会わせないつもり? アタシはあの子のハハオヤなのよ!」
唐突に声が跳ね上がる。丁度コーヒーを運んで来た学生バイトがぎょっとして立ち止まった。
雪季は、速やかにコーヒーカップを受け取り、代わりに中原の残して行ったカップをトレイに載せる。そうして、彼女をそっと戻らせる。後で謝らないといけないなと思うし、店内の視線もやや痛い。
それでも、雪季は女性から視線を逸らさないようにした。おそらく、そうすると無視したと感じられてしまうのではないだろうか。野生の動物の逆だ。
「失礼いたしました。河東は予定が立て込んでいますので、代わりにご対応できることであれば、と。何度も足を運んでいただくようなことになっては申し訳ありませんし」
「…さっきいたじゃない。いそがしいって何よ、アタシにまで会えないくらいなの?」
「お盆も仕事をしていた程度には」
単に盆休みをずらしているだけなのだが、嘘はついていない。
女性は、いささか呆気に取られたようなかおをした。
「やあだ、ブラックなんとかなの? あの子のカイシャ」
さて何と言ったものか、と、雪季は薄く作った笑顔の下で考える。
とりあえず、彼女が嘘をついていないなら血がつながった方の母親だろうが、まだ彼女の目的が判らない。そして、このまま帰すのは骨が折れるだろうな、との予感はある。
不意に、女性は目をすがめた。ふうん、と、声を漏らす。
「あんた、あの子のことどこまで知ってるの? アタシが本当にハハオヤなのかって言わないのね」
さては中原は、うっかり口を滑らせたな。
雪季が秦野の営む居酒屋から社員たちとメッセージのやり取りをした時には話題になっていなかったから、あそこから戻る三十分足らずしか、実際にはもっと短い時間しか相対していないはずだが、疑うようなことを口走ったのだろう。
まあ、中原は英を河東家の御曹司程度にしか思っていないだろうから、無理もない。これが四十万や三浦あたりならそれでも取り繕えただろうが、素直さが特技の中原だ。
嘘をつくようなことでもないかと、短く考える。
「高校が同じでしたので、途中で名字が変わったことは知っています」
「へーえ、あの子のおともだち?」
何故、同じ学校に通っていたというだけで友人と括るのだろう。笑顔の下に、うんざりとした思いを隠す。
「社長には、よくしていただいています」
「ホントにぃ?」
「はい。ところで、どういったご用件でしょう?」
「親が子どもに会いに来ちゃいけないの?」
にっこりとほほ笑む。艶やかに、最大限自分を魅力的に見せる方法を知っている笑い方だ。英の笑顔に似ているのは、これが見本の一つだったからなのか、血縁故の顔立ちの共通点があるからか。
面倒だなと、これも皮一枚の下に抑え込む。
「でしたら、ご連絡先を教えていただけますか? 都合がつき次第、こちらから連絡させていただきます」
「だから、上にいるんでしょ。ちょっと呼んでくれればいいだけのことじゃない! 何なのよへらへら、バカにして!」
「人の迷惑になることはやめましょう、ってこともまだ覚えてないんだな、あんた」
静かに割り入った英は、雪季に詰めさせて隣の椅子に腰を落とした。視線は、対面に据えられている。
「アキラ君のお母さんって会ったことある?」
「………ないです」
どっちの母親だろう、と思ったが、どちらにしても見たことも会ったこともない。容姿も知らない。
とりあえず持ち帰った惣菜を手近なところに置いて安全を確保して、厭に距離の近い笹倉を、やんわりと押し戻す。
おかずを持って帰ると連絡したから葉月も買い物には出ていないだろうが、流しにも水切り籠にも茶器がないから、来客がまだ帰っていなくて小部屋にこもっているのだろう。
雪季がせっかく開けた距離を詰めて、笹倉は最小に絞った声で囁いた。
「さっき、社長の母親だって名乗る女の人が押しかけてきて。とりあえず中原君にシャングリラまで引っ張って行かせたんだけど、太刀打ちできなそうな感じで。ていうか誰も会ったことないから本当にお母さんなのかもわからないし、元カノとか勘違いストーカーとかだったらどうしたらっていう」
「…それ、あいつは?」
「聞こえたとは思う。でも話盛り上がってて中断しそうにない」
「ちなみに、どんな感じの人でした? 上流婦人? 風俗嬢? 何歳くらいに見えました?」
「年齢不詳、厚化粧の雇われママ? あ、や、ぽいってだけだけど」
結局どちらかわからない。血のつながった方なのか、血のつながらない方なのか。雪季も、断片的に話を聞いただけでしかない。
「あ。SOS来た」
「俺行ってきます」
中原からのメッセージが読む間もないほど次々に流れてきているのを横目に、笹倉の横を抜けて出たばかりの扉へ向かう。が、片手で携帯端末を操作する笹倉に腕をつかまれる。
「雪季君行くからもうちょっと頑張ってって送った」
それだけで叩き切った笹倉は、やはり囁き声で雪季に再度顔を近付ける。
「アキラ君には?」
「…とりあえず連絡先を確認して一旦お帰りいただくようにします。来るならそれでも」
「ごめん、ありがとう。多分ホントは私が行くべきだとは」
「あいつの個人的な問題なんて誰が対応すべきことでもないです。それ、先に食べてていいですよ」
惣菜を置いて今度こそ事務所を後にして、階下へ向かう。
一階に入っている喫茶店シャングリラは、脱サラして始めた店長とその孫、あとは二人ほどのバイトやパートが回している昔ながらの雰囲気の店だ。その雰囲気を裏切っていろいろと充実しているのは、結婚出産を経ながらもずっとかかわり続けてきた孫娘の功績が大きいだろう。
ツナグの社員も、よく公私ともに利用している。
「いらっしゃいませー」
笑顔で迎え入れてくれたのは、学生バイトの女の子だ。大学生なので八月末でもまだ夏休みは終わりではなく、バイトも多めに入れているのかこの頃よく姿を見る気がする。
顔見知りの彼女は、お連れさんなら奥、お一人ならお好きなところにどうぞ、とやや声を抑えて案内してくれた。
最奥の、観葉植物に隠れて視線の届きにくい席に、中原が背を向けて座っている。向かいにいるだろう女性の姿は、ここからでははっきりとは確認できない。他に店内の客は、時間を気にしない常連が少しと、サラリーマン系が多い。昼時だからだろう。
短く礼とコーヒーの注文を告げて、奥の席に足を運ぶ。
「お話し中失礼します。確認したいことがあるそうなので戻ってもらえますか?」
やんわりと声をかけると、振り返った中原は、あからさまに安堵の表情を浮かべた。角度を考えると向かいの女性には見えていないだろうが、雰囲気で分かってしまうだろう。
こういう素直さが時折英の気に障るところなのだろうが、あれの傍で素直なままでいられるのは既に一つの特技なので、雪季としては是非そのままでいてほしい。
不自然にならない程度に再度促して、慌ただしく席を立った中原を見送り、ようやく対面の女性にまともに向かい合う。
「騒がしくして申し訳ありません、河東の秘書をしている中原と申します」
一礼して、名刺を渡し、中原の座っていた席に腰を落とす。
失礼にならない程度に女性を観察する。なるほど、年齢が計りづらい。厚化粧のせいもあるだろう。厚塗りでしわやシミを隠しているようにも、逆に、落とせば意外に若い肌が見られるようにも思える。服は、どの年齢でもおかしくないようなシンプルなワンピース。
女性は、軽く顔をしかめた。
「ヒショ? ヒショって…男の人が? ああいうのって、若い女の子がやるもんじゃないの?」
雪季は秘書の男女比がどうなっているのかは知らないが、随分と偏った認識だな、とは思う。おまけに、雪季が何か応える前に、くるりと表情と話題を変える。子どものように、興味津々といった風情で。
「ナカハラって、さっきの人も言ってたけどキョーダイ?」
「いえ、偶然です。…河東のお母様ということですが、どういったご用件でしょうか?」
「なに。あの子に会わせないつもり? アタシはあの子のハハオヤなのよ!」
唐突に声が跳ね上がる。丁度コーヒーを運んで来た学生バイトがぎょっとして立ち止まった。
雪季は、速やかにコーヒーカップを受け取り、代わりに中原の残して行ったカップをトレイに載せる。そうして、彼女をそっと戻らせる。後で謝らないといけないなと思うし、店内の視線もやや痛い。
それでも、雪季は女性から視線を逸らさないようにした。おそらく、そうすると無視したと感じられてしまうのではないだろうか。野生の動物の逆だ。
「失礼いたしました。河東は予定が立て込んでいますので、代わりにご対応できることであれば、と。何度も足を運んでいただくようなことになっては申し訳ありませんし」
「…さっきいたじゃない。いそがしいって何よ、アタシにまで会えないくらいなの?」
「お盆も仕事をしていた程度には」
単に盆休みをずらしているだけなのだが、嘘はついていない。
女性は、いささか呆気に取られたようなかおをした。
「やあだ、ブラックなんとかなの? あの子のカイシャ」
さて何と言ったものか、と、雪季は薄く作った笑顔の下で考える。
とりあえず、彼女が嘘をついていないなら血がつながった方の母親だろうが、まだ彼女の目的が判らない。そして、このまま帰すのは骨が折れるだろうな、との予感はある。
不意に、女性は目をすがめた。ふうん、と、声を漏らす。
「あんた、あの子のことどこまで知ってるの? アタシが本当にハハオヤなのかって言わないのね」
さては中原は、うっかり口を滑らせたな。
雪季が秦野の営む居酒屋から社員たちとメッセージのやり取りをした時には話題になっていなかったから、あそこから戻る三十分足らずしか、実際にはもっと短い時間しか相対していないはずだが、疑うようなことを口走ったのだろう。
まあ、中原は英を河東家の御曹司程度にしか思っていないだろうから、無理もない。これが四十万や三浦あたりならそれでも取り繕えただろうが、素直さが特技の中原だ。
嘘をつくようなことでもないかと、短く考える。
「高校が同じでしたので、途中で名字が変わったことは知っています」
「へーえ、あの子のおともだち?」
何故、同じ学校に通っていたというだけで友人と括るのだろう。笑顔の下に、うんざりとした思いを隠す。
「社長には、よくしていただいています」
「ホントにぃ?」
「はい。ところで、どういったご用件でしょう?」
「親が子どもに会いに来ちゃいけないの?」
にっこりとほほ笑む。艶やかに、最大限自分を魅力的に見せる方法を知っている笑い方だ。英の笑顔に似ているのは、これが見本の一つだったからなのか、血縁故の顔立ちの共通点があるからか。
面倒だなと、これも皮一枚の下に抑え込む。
「でしたら、ご連絡先を教えていただけますか? 都合がつき次第、こちらから連絡させていただきます」
「だから、上にいるんでしょ。ちょっと呼んでくれればいいだけのことじゃない! 何なのよへらへら、バカにして!」
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