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四章 闇落ち ~破滅の刻~
★闇落ち ~破滅の刻~ 9★
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「アーシェンの顔を見ながらしたい。正面から、いいか?」
「うん……」
恥ずかしいと思いつつ、ぼくは頷いた。
ぼくも、ヴィンセントの顔が見たい。
尻尾がある分、腰を高く上げられる。緊張しながらも、じっとそこを見てしまう。
ヴィンセントの濡れた先端が、ぼくの後孔に当った。ぼくのそこが、誘いこむようにヴィンセントの先端にキュッと吸いつく。
「んっ……」
ヴィンセントが眉を寄せて小さく呻いた。
「あっ、んぁ、あああぁっ……!」
ヴィンセントの逞しいものが入ってきた。一番太いところまで一気に押し込まれる。襞が限界まで広がる。
「ああ、あぅ、ん……」
たまらない圧迫感に、ぼくはヴィンセントにしがみついた。
「すげ……、熱い。吸い付く」
更にヴィンセントのものが、ぼくの中に入ってくる。
「あぁ、んぅ、苦し……」
「これ、やばい。悪いアーシェン、ゆっくりするつもりだったけど、余裕ないかも」
抽挿が始まる。初めはゆっくりと浅く、そして、だんだん深く早くなっていく。
「あっ、あっ、あぁ……っ」
腰が高く持ち上がっているせいで、ヴィンセントの出入りに合わせて、ぼくのシワのなくなった襞が押し込まれたり引きずり出されたりするのが見えてしまう。
「ああっ、あっ、ぁっ、んぅ」
内壁が擦られるたびに快感が走る。ぐちゅぐちゅと湿った摩擦音がする。
「締まる……」
ヴィンセントも気持ちよさそうな顔をしている。
固くて太いもので貫かれるたびに、ぼくの内壁はヴィンセントをぎゅっと絞る。だからぼくの中をかき回すそれの、浮いた血管の感触まで伝わって来た。
「あっ、んっ、んんぅっ……」
ギシギシとベッドがきしんだ。激しすぎて、刺激が強すぎて目を開けていられなくなる。ぼくの屹立もヴィンセントに突き上げられるたびにお腹の上で揺れて雫を垂らした。
「あ、あっ、あっ……、ヴィンセント、ぼく、また、イっちゃう……!」
「オレも……」
いっそう足を広げられて、深くまで貫かれた。
「ああっ、ああああぁぁっ……!」
「……っ」
お腹の奥で熱い迸りを感じた。
これって、ヴィンセントの……。
頭に大きな手が添えられて、唇が重なった。お互いの荒い息が重なり合う。
気持ちいい。もっと触れていたい。
何度も達しているのに、ぼくの身体、おかしい。
ぼくはヴィンセントに溺れているのかもしれない。
「ヴィンセント、もっと……」
ぼくが口にすると、肌を上気させたヴィンセントはブルーの瞳を情欲にたぎらせて、薄い唇を舐めた。
「オレも、まだアーシェンが足りない」
ぼくはそっと俯せにされて、腰を抱えられ、深く突き上げられた。
「ああっ……!」
さっきよりも深い。その衝撃に、頭が真っ白になる。
「あっ、やっ、待って、あっ、あっ、あっ……!」
初めからクライマックスのような早いピストンで最奥を突かれ、そのたびに肌を叩く乾いた音が鳴り響く。
それでやっと、さっきはヴィンセントのすべてを受け入れきれていなかったのだと気づいた。
「ああん、あっ、あぁ、あっ、深っ、深い……っ」
意識をしたことがない深い場所で、信じられない快感が生じて、わけがわからない。
「ヴィンセント……!」
名前を呼ぶと、強く抱きしめられた。
身体の外も中も、全部ヴィンセントに包まれている。背中に感じる重みも、突き上げられる激しさも、全て愛おしく感じた。
ぼくは漏れる自分の息を枕に吸い込ませて、すぐそばから聞こえるヴィンセントの吐息に耳をすませた。
「はっ、はっ、ぁっ、んっ……」
熱くて艶っぽい声が、ぼくの耳朶を打った。ヴィンセントも、ぼくで感じてるんだ。
その声にゾクゾクとする。
もっとヴィンセントの声を聞いていたくて、枕を抱きしめて声を殺した。
「なに? オレの声で感じてるの?」
ドキリとして顔をあげると、ニヤッとしたヴィンセントがぼくの顔を覗いていた。
「アーシェンは、結構スケベだな」
ペロリと耳を舐められた。
「ちが……、あっ、ああっ」
ぐいっと体を持ち上げられて、ヴィンセントの膝の上にのせられた。激しく突き上げられる。足が不安定に揺れる。
「ああっ、あっ、あっ、あっ……!」
どちゅっどちゅっと最奥を突かれ、快感で全身が支配される。
「あっ、また、ヴィンセント……!」
「ん、一緒に……」
ヴィンセントのものが、ぼくの中で更に大きくなってびくびくと痙攣する。
頬に手が添えられて、唇を合わせた。
「んっ、んっ、ふう、うン、んんんん……!」
口づけたまま感じるところを攻めてたてられる。脳天からつま先まで快感に貫かれ、ぼくは全身をそらしながら熱い迸りを放った。
深いところでヴィンセントの熱いものを感じながら、ぼくは気を失ってしまった。
「うん……」
恥ずかしいと思いつつ、ぼくは頷いた。
ぼくも、ヴィンセントの顔が見たい。
尻尾がある分、腰を高く上げられる。緊張しながらも、じっとそこを見てしまう。
ヴィンセントの濡れた先端が、ぼくの後孔に当った。ぼくのそこが、誘いこむようにヴィンセントの先端にキュッと吸いつく。
「んっ……」
ヴィンセントが眉を寄せて小さく呻いた。
「あっ、んぁ、あああぁっ……!」
ヴィンセントの逞しいものが入ってきた。一番太いところまで一気に押し込まれる。襞が限界まで広がる。
「ああ、あぅ、ん……」
たまらない圧迫感に、ぼくはヴィンセントにしがみついた。
「すげ……、熱い。吸い付く」
更にヴィンセントのものが、ぼくの中に入ってくる。
「あぁ、んぅ、苦し……」
「これ、やばい。悪いアーシェン、ゆっくりするつもりだったけど、余裕ないかも」
抽挿が始まる。初めはゆっくりと浅く、そして、だんだん深く早くなっていく。
「あっ、あっ、あぁ……っ」
腰が高く持ち上がっているせいで、ヴィンセントの出入りに合わせて、ぼくのシワのなくなった襞が押し込まれたり引きずり出されたりするのが見えてしまう。
「ああっ、あっ、ぁっ、んぅ」
内壁が擦られるたびに快感が走る。ぐちゅぐちゅと湿った摩擦音がする。
「締まる……」
ヴィンセントも気持ちよさそうな顔をしている。
固くて太いもので貫かれるたびに、ぼくの内壁はヴィンセントをぎゅっと絞る。だからぼくの中をかき回すそれの、浮いた血管の感触まで伝わって来た。
「あっ、んっ、んんぅっ……」
ギシギシとベッドがきしんだ。激しすぎて、刺激が強すぎて目を開けていられなくなる。ぼくの屹立もヴィンセントに突き上げられるたびにお腹の上で揺れて雫を垂らした。
「あ、あっ、あっ……、ヴィンセント、ぼく、また、イっちゃう……!」
「オレも……」
いっそう足を広げられて、深くまで貫かれた。
「ああっ、ああああぁぁっ……!」
「……っ」
お腹の奥で熱い迸りを感じた。
これって、ヴィンセントの……。
頭に大きな手が添えられて、唇が重なった。お互いの荒い息が重なり合う。
気持ちいい。もっと触れていたい。
何度も達しているのに、ぼくの身体、おかしい。
ぼくはヴィンセントに溺れているのかもしれない。
「ヴィンセント、もっと……」
ぼくが口にすると、肌を上気させたヴィンセントはブルーの瞳を情欲にたぎらせて、薄い唇を舐めた。
「オレも、まだアーシェンが足りない」
ぼくはそっと俯せにされて、腰を抱えられ、深く突き上げられた。
「ああっ……!」
さっきよりも深い。その衝撃に、頭が真っ白になる。
「あっ、やっ、待って、あっ、あっ、あっ……!」
初めからクライマックスのような早いピストンで最奥を突かれ、そのたびに肌を叩く乾いた音が鳴り響く。
それでやっと、さっきはヴィンセントのすべてを受け入れきれていなかったのだと気づいた。
「ああん、あっ、あぁ、あっ、深っ、深い……っ」
意識をしたことがない深い場所で、信じられない快感が生じて、わけがわからない。
「ヴィンセント……!」
名前を呼ぶと、強く抱きしめられた。
身体の外も中も、全部ヴィンセントに包まれている。背中に感じる重みも、突き上げられる激しさも、全て愛おしく感じた。
ぼくは漏れる自分の息を枕に吸い込ませて、すぐそばから聞こえるヴィンセントの吐息に耳をすませた。
「はっ、はっ、ぁっ、んっ……」
熱くて艶っぽい声が、ぼくの耳朶を打った。ヴィンセントも、ぼくで感じてるんだ。
その声にゾクゾクとする。
もっとヴィンセントの声を聞いていたくて、枕を抱きしめて声を殺した。
「なに? オレの声で感じてるの?」
ドキリとして顔をあげると、ニヤッとしたヴィンセントがぼくの顔を覗いていた。
「アーシェンは、結構スケベだな」
ペロリと耳を舐められた。
「ちが……、あっ、ああっ」
ぐいっと体を持ち上げられて、ヴィンセントの膝の上にのせられた。激しく突き上げられる。足が不安定に揺れる。
「ああっ、あっ、あっ、あっ……!」
どちゅっどちゅっと最奥を突かれ、快感で全身が支配される。
「あっ、また、ヴィンセント……!」
「ん、一緒に……」
ヴィンセントのものが、ぼくの中で更に大きくなってびくびくと痙攣する。
頬に手が添えられて、唇を合わせた。
「んっ、んっ、ふう、うン、んんんん……!」
口づけたまま感じるところを攻めてたてられる。脳天からつま先まで快感に貫かれ、ぼくは全身をそらしながら熱い迸りを放った。
深いところでヴィンセントの熱いものを感じながら、ぼくは気を失ってしまった。
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