僕と教授の秘密の遊び (終)

325号室の住人

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4 (終)

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それからも様々な体位を楽しんだ2人は、抱き合ったまま暫しの仮眠を取り、朝を迎える。

始業の時間は間もなく。教授が簡易ベッドのふちに座れば、男がナカに出した子種がたりーっと流れ出る。
ソレをシーツに擦り付けると、隣の部屋の椅子に掛かるシャツを羽織ってベッドに戻る。

チャイムが鳴る時間、教授は振り返って男の額に労いのキスを落とす。

そしていつもならそのチャイムに合わせて老人姿になる魔法が発動するのだ。





……………が…





「え…鳴らない?」

チャイムは鳴らず、魔法のキラキラも始まらない。

「教授はご存じありませんでしたか? 今日からこの学院は新年の休暇に入るんですよ。
チャイムが鳴らないと、魔法も発動しないんですね。それじゃ、またシましょうね。」
「ひぁん!!」

冬の長期休暇は、約3週間。
そのほとんどをベッドで過ごすことになるのは、今の教授には予想もつかないことであった。





     おしまい
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