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三人で ☆ごめんなさい、3p注意
しおりを挟む「ダメです。いくら王太子と言えど、ケイだけは渡せません!」
僕はソーマに腰を抱かれる。
しかしソーマよ、忘れていないか? ここは馬車の中だぞ。
「しかし! 私にはケイが居なければ!! 解呪は完全に仕上がってはいないのだぞ!」
案の定、反対側からダヴィさんの腕が首に回り、顔を胸に抱かれる。
「ケイ!」
「んにゃっ! ちょっ!」
ソーマの手が、スルリとズボンの後ろから挿入された。
「ケイ!」
「んんっ!」
ダヴィさんの片腕が少し緩むと、濃厚なキスが降りてきた。
「ケイは私のだ!」
「んん!」
ソーマの反対の手が僕のズボンを寛げ、前を触られられる。
「ケイ! ケイ、ケイ!」
「ふっ…むっ……はむ…」
ダヴィさんからのキスは角度を変えながら続く。
「ケイ!」
「ん! は、ぁあっ……ャ…」
「ケイ…」
いつの間にかペニスはソーマに扱かれ、胸はダヴィさんにチロチロと舐められ指で転がされ……
「はっぁあ…んっ……あんっ……んんっ…んんん!」
僕は、ソーマの手の中に射精した。
「あぁ! ソーマよ、勿体ないではないか!!」
途端にダヴィさんからの口撃が止み、胸を解放された。
ダヴィさんは革袋を取り出し、
「次はコレに入れてくれ!!」
革袋をソーマの手に握らせた。
ソーマは革袋を受け取る。
「これに、ケイの子種を入れるのか?」
ソーマは即座に僕の先っぽに被せるが、数分前の今で出る筈もない。
「まぁ、仕方ないか。ならばダヴィがこれを押さえていてください。ケイ、イきましょうね。」
僕は立て膝になって、座席に座るダヴィさんと向かい合うように彼の両膝に手を乗せるようにすると、後ろからソーマに後孔を押し広げられ……
「ぁああっ!」
突かれた。
「んんっ!」
突かれた。
「やぁ!」
突かれたところで、革袋へ少し溢れた。
「んがっ!」
スルリと革袋を剥がされ、目の前でダヴィさんが嗅いでみるも、
「んー…匂いが違うな……」
「あんっ!」
「ならば……」
一瞬にして視界が回り、僕らは気付けばダヴィさんの薄暗い部屋に移動していた。
「え!」
ソーマは転移魔法を使ったようだ。
それも僕を突きながら……ソーマはそっち方面の天才か?
「ケイ。」
「んにゃ?」
「ダヴィの剣を口に含んで!」
「剣? これですね。」
ダヴィさんが、己の剣の切っ先を少し持ち上げた。
先端の尖端がクパクパと口を開けている。
それはまるで何か話しているようで、僕はその言葉を聞きたいと思って顔を近付けた。
チュッ
だから、そこにキスしてしまったのは不可抗力だ。
けれど、それでダヴィさんのスイッチが入っしまったようだ。
ダヴィさんはその先端を僕の口に捩じ込み、腰を振り始めた。
喉から攻めるダヴィさん、後ろから攻めるソーマ。
僕はもう、快楽に揺蕩うことしかできなくなり、何度も何度もイかされた。
でも声は出せないし、息苦しい。
それからどのくらい経ったのか。
前と後ろ、ダヴィさんとソーマが同時に射精した。
ナカと口の中がいっぱいになり、溺れるように飲み干した。
僕のその日の記憶は、そこまでだった。
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