至高のオメガとガラスの靴

むー

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閑話:一城可那斗①

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ちょっと胸糞が悪くなる話です。
『補足:一城可那斗の家族について』にザックリ書きましたので、出だしで「キモい!読みたくない!」場合は飛ばしても大丈夫です。
__________________

一城可那斗は達成感に満ちていた。

自分の手を頑として取ろうとしなかった棗アカリの項を噛んで番にしたのだ。

あのアルファのクセに何もできない欠陥品の許嫁の男の絶望した顔は傑作だった。
欠陥品を補って尚有り余る才能の片鱗を見せるオメガを目の前で掠め取られたのだから、そんな顔にもなるだろう。

NANA-tsukiも今の代でお終いだ。
あの男の能力では待っているのは転落の未来だけだ。
そうなったら、一流メーカーである一城電気が拾ってやって、あの出来損ないの息子は末端の子会社にでも送ってタダ同然で働かせる。露頭に迷うよりマシだろう。
まあ、使える人材ならば、の話だが。

考えるだけで笑いが止まらない。


ああ、素晴らしい身体だった。
凹凸のない身体なのに、吸い付くような肌と締め付けて離さない中。
更に嗜虐心をそそるあの表情と声も良い。
今まで抱いてきた女やオメガにはない興奮を僕に与えた。
僕はあの身体に夢中になった。

だが、弟の未那斗に邪魔され、項を噛んだ時の一度しか抱いてない。

未那斗はベータのクセに、アルファである実の兄の邪魔をする空気の読めない奴だ。

その下の凪沙も頭が悪くて性処理くらいにしか使えないオメガだ。

ベータの父は祖父のおかげで社長の座に着かせてもらってるだけのお飾りで使えない。

母もベータで、ずっとお嬢様として育ったから専業主婦のくせに家事も碌に出来ない役立たずだ。

我が家は僕以外、本当に役立たずの『不用品』だ。
ずっとイライラしていたが、今はその方が都合がいいと思えるようになった。

それもこれも、極上のオメガを手に入れたからだ。
アカリの身体が僕を満たしてくれる。
アカリがいれば、一城家は、会社はもっと大きくなる。

番となり、アカリはもう僕以外を受け付けられない身体になった。
どんなに拒んでも、僕のフェロモンに上も下も涎を垂らし、股を開き腰を振って僕を求めるようになる。
それがオメガの宿命だ。

早く君を抱きたいよ。

そして、もう逃がさないよ。

僕の番・アカリ。

__________________

自分で書いといてアレですが、可那斗、キモいですね…。

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