20 / 42
第二十話 酒場の騒動
しおりを挟む
カルファス王国の王都。その正門を潜ったカリーナ達が目にしたのは、死んだ魚のような目をして街を歩く人達と沈黙した街であった。
「……よっぽどの悪政を敷いてるみたいだな」
サラマンダーが下を向いて、そそくさと歩く人々を見て吐き捨てるように言った。
「とっとと、この国を蝕む悪い奴をぶちのめすわよ!」
カリーナは両手の拳を合わせる。いつも以上の気合が入っていた。
「カリーナ、口が悪くなっていますよ」
「情報収集と言えば酒場!ついてきて!」
◆◇◆◇
酒場に入ると、王都に漂う空気とはまた違った空気が流れていた。酒の力のおかげか、幾分か活気があり、人々から笑顔が見えていた。
カリーナは、気持ちよさそうに酒を口に運ぶ年老いた男性に話を聞くことにした。
「隣、いいかしら?」
「ん……?見ない顔だな。外から来たのか?物好きな奴だ。座って良いぞ」
男は見定めるようにカリーナの顔を覗くと、カリーナ達を歓迎した。
「ええ、外から来たわ」
「そうか、この国にいても楽しくないだろう。またどうしてこんな国に」
「こんな国になってしまった真相を探りに来たのよ」
カリーナは真意をはぐらかさずに直球で伝えた。
男はカリーナの発言に耳を疑うと、ジョッキをテーブルに置き、周りを確認してから小声で話した。
「滅多なことを言うんじゃない……奴らが聞いていたらどうする?」
「奴らって誰よ」
「正規兵だ」
「でもその正規兵は、ただの貴族のお抱えなのよね?」
男は口に人差し指を当てると、カリーナに静かにするように促した。
「一つ忠告しておくぞ。正規兵に逆らってみろ、直ぐにその首が飛ぶ。明日には広場で晒し首だ」
男の言葉からは、まるで自分がそれを目撃したかのような重みを感じた。
それから男は、追加の酒を頼んだ。
「その貴族の名前を聞いてもいいでしょうか?」
後ろで二人のやりとりを立って見ていたアイが男に尋ねる。
男は届いたジョッキに手を伸ばしながら、アイの方を向くと目を細めた。
「頼むから、ワシをそんな話に巻き込むな。今ある命を大切にしたい」
「分かった、失礼するわ」
カリーナはゆっくりと席を立った。
バタン!
突然、酒場の両開きの扉が大きな音を立てて開かれ、酒場にピンと張り詰めた空気が流れた。
全身を金属の鎧で包んだガラの悪い兵士が数人、酒場に入って来たのである。
その胸元には、蛇の胸章が描かれていた。
「そこをどけ!」
兵士の一人が、まるで命からがら辿り着いたオアシスを奪われたかのような悲痛な表情を浮かべる客を蹴り飛ばし、強引に席を奪い取った。
「良かったわ。手っ取り早く話が聞けそうね」
カリーナは、ゆっくりと兵士が座るテーブルへと歩き出した。
「何だ?お前ら」
兵士の一人が威圧するかのようにカリーナを睨みつける。
「少し質問したいことがあるんだけど」
カリーナはそんな威圧をものともせずにニコニコとしながら話し始めた。
「人にものを尋ねる時は、礼儀ってものがあるんじゃねぇのか?」
座っていた兵士達が次々と立ち上がる。
「礼儀ねぇ。昔に置き忘れてしまったわ」
「テメェ……。ほお?よく見れば可愛い顔をしているじゃねぇか。後ろの女も上玉そうだ」
兵士達がニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべながら、カリーナの周りに集まってくる。
サラマンダーがそれを見て、鞘に手をかけた。
何かが弾ければすぐに戦いが始まる。そんな雰囲気が酒場に漂い始め、戦いに巻き込まれたくない客が次々と店の外へと出ていき始める。
「それで、私のお願いを聞いてくれるかしら?」
「言ってみろ。但し、俺たちの願いも聞いてもらうぞ」
「貴方たちを雇っている人は誰?」
「知らねぇな。なぁ、お前ら」
男達はニタニタと笑いながら首を横に振った。
「ほら、答えてやったぞ。次は俺たちの……」
「ありがとうね。それじゃあ」
カリーナは酒場から出ようと入口の方に歩き出す。
「待てよ。誰が勝手に外へ出ていいと言った?俺たちのお願いも聞いてもらうぞ」
兵士達はカリーナの周りを取り囲む。
「邪魔だからどいてくれる?」
「冷たいこというなよ」
兵士の一人がカリーナに手を伸ばそうとしたその時――
ズドン!!ガラガラガラガラ
「うぐぅっ!」
鈍い衝撃音と共に兵士の一人がテーブルを巻き込んで吹き飛び、壁に思い切り叩きつけられた。
「退いてって言ったよね?」
カリーナは握った拳を解く。
「この女ぁ!!」
一人の兵士が剣を抜き、カリーナに襲いかかる。しかしカリーナは、その剣の刃を拳で折ると、そのまま腹に思い切り拳を叩き込んだ。
ズドドドドン!
その拳撃で男は酒場の壁を突き破り、表の通りまで、吹っ飛んでいく。
少し離れたところからカリーナを見守っていたアイは、その光景を見て頭を抱え、サラマンダーは鞘にかけた手を離して笑い、アイに背中を叩かれた。
カリーナに襲いかかる兵士達は次々と投げ飛ばされ、拳に沈められていき、あっという間に全員が地面に倒れたのであった。
「くそ……なんだ、この女」
カリーナは、まだノビていないかった男の元へ近づくと、満面の笑みで質問を投げかける。
「それで、誰が貴方達の主なのかしら?」
「教えねぇよ」
男は吐き捨てるように答えると、意識を手放した。
戦い終わったカリーナの元に、アイとサラマンダーがゆっくりと歩み寄る。
「もう少し穏便に済ますことはできなかったのでしょうか?」
アイは、カリーナの顔を両手で挟むと、壁に大穴が開いた酒場の方へ首を動かさせた。
「あらやだ、私ったら」
視線を逸らしながらカリーナは答える。
「ひ・め・さ・ま」
「いたぞ!こっちだ!」
騒ぎを聞きつけた兵士たちが集まってくる。
「アイ、お叱りは後にして。今は……」
迫り来る兵士たちに懲りずにファイティングポーズを取ろうとしていたカリーナの首根っこを掴んだアイは、サラマンダーと一緒に逃げ始める。
背後から弓矢が飛んでくるが、サラマンダーが綺麗な太刀筋でそれを切り落としていた。
「ねぇちょっと!アイ、どこいくのよ」
「無限に湧いてくるように兵士達とこれから戦い続けるなんて正気じゃないです、今は逃げましょう。キリがありません」
三人は、次々と合流して数を増やしつづける兵士たちを撒こうと王都の入り組んだ路地を駆け回った。
右に左にと道を逸らし、撒こうとするが数の暴力に押され、どの道を曲がっても兵士たちと出会ってしまう。
徐々に逃げ道が塞がれていく。
「どうするのよ、アイ。戦って数を減らすしかないわ」
カリーナは隣を走るアイの顔を見る。
「一旦、諦めて出直すしかありません」
追っ手との距離を離せところでカリーナ達は立ち止まり、呼吸を整える。
しかし、しばらくしてまた追っ手の声が近くで聞こえ始め、逃げざる得なくなってしまった。
「君たち、こっちだ!入りなさい!」
突然、どこからか男の声が聞こえてきた。
「こっちだ!早く!」
声が聞こえる方向に、建物と建物の間に人一人が通れるほどの細い隙間があった。その隙間に立つフードを被った男が、カリーナ達を手招いていたのである。
「いたぞ!犯人がいたぞ!」
兵士たちに見つかり、徐々にその距離を詰められていく。気づけば、通りを挟み込まれていた。
「行くしかないわ」
カリーナ達は、意を決して細い隙間へと入っていった。
「……よっぽどの悪政を敷いてるみたいだな」
サラマンダーが下を向いて、そそくさと歩く人々を見て吐き捨てるように言った。
「とっとと、この国を蝕む悪い奴をぶちのめすわよ!」
カリーナは両手の拳を合わせる。いつも以上の気合が入っていた。
「カリーナ、口が悪くなっていますよ」
「情報収集と言えば酒場!ついてきて!」
◆◇◆◇
酒場に入ると、王都に漂う空気とはまた違った空気が流れていた。酒の力のおかげか、幾分か活気があり、人々から笑顔が見えていた。
カリーナは、気持ちよさそうに酒を口に運ぶ年老いた男性に話を聞くことにした。
「隣、いいかしら?」
「ん……?見ない顔だな。外から来たのか?物好きな奴だ。座って良いぞ」
男は見定めるようにカリーナの顔を覗くと、カリーナ達を歓迎した。
「ええ、外から来たわ」
「そうか、この国にいても楽しくないだろう。またどうしてこんな国に」
「こんな国になってしまった真相を探りに来たのよ」
カリーナは真意をはぐらかさずに直球で伝えた。
男はカリーナの発言に耳を疑うと、ジョッキをテーブルに置き、周りを確認してから小声で話した。
「滅多なことを言うんじゃない……奴らが聞いていたらどうする?」
「奴らって誰よ」
「正規兵だ」
「でもその正規兵は、ただの貴族のお抱えなのよね?」
男は口に人差し指を当てると、カリーナに静かにするように促した。
「一つ忠告しておくぞ。正規兵に逆らってみろ、直ぐにその首が飛ぶ。明日には広場で晒し首だ」
男の言葉からは、まるで自分がそれを目撃したかのような重みを感じた。
それから男は、追加の酒を頼んだ。
「その貴族の名前を聞いてもいいでしょうか?」
後ろで二人のやりとりを立って見ていたアイが男に尋ねる。
男は届いたジョッキに手を伸ばしながら、アイの方を向くと目を細めた。
「頼むから、ワシをそんな話に巻き込むな。今ある命を大切にしたい」
「分かった、失礼するわ」
カリーナはゆっくりと席を立った。
バタン!
突然、酒場の両開きの扉が大きな音を立てて開かれ、酒場にピンと張り詰めた空気が流れた。
全身を金属の鎧で包んだガラの悪い兵士が数人、酒場に入って来たのである。
その胸元には、蛇の胸章が描かれていた。
「そこをどけ!」
兵士の一人が、まるで命からがら辿り着いたオアシスを奪われたかのような悲痛な表情を浮かべる客を蹴り飛ばし、強引に席を奪い取った。
「良かったわ。手っ取り早く話が聞けそうね」
カリーナは、ゆっくりと兵士が座るテーブルへと歩き出した。
「何だ?お前ら」
兵士の一人が威圧するかのようにカリーナを睨みつける。
「少し質問したいことがあるんだけど」
カリーナはそんな威圧をものともせずにニコニコとしながら話し始めた。
「人にものを尋ねる時は、礼儀ってものがあるんじゃねぇのか?」
座っていた兵士達が次々と立ち上がる。
「礼儀ねぇ。昔に置き忘れてしまったわ」
「テメェ……。ほお?よく見れば可愛い顔をしているじゃねぇか。後ろの女も上玉そうだ」
兵士達がニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべながら、カリーナの周りに集まってくる。
サラマンダーがそれを見て、鞘に手をかけた。
何かが弾ければすぐに戦いが始まる。そんな雰囲気が酒場に漂い始め、戦いに巻き込まれたくない客が次々と店の外へと出ていき始める。
「それで、私のお願いを聞いてくれるかしら?」
「言ってみろ。但し、俺たちの願いも聞いてもらうぞ」
「貴方たちを雇っている人は誰?」
「知らねぇな。なぁ、お前ら」
男達はニタニタと笑いながら首を横に振った。
「ほら、答えてやったぞ。次は俺たちの……」
「ありがとうね。それじゃあ」
カリーナは酒場から出ようと入口の方に歩き出す。
「待てよ。誰が勝手に外へ出ていいと言った?俺たちのお願いも聞いてもらうぞ」
兵士達はカリーナの周りを取り囲む。
「邪魔だからどいてくれる?」
「冷たいこというなよ」
兵士の一人がカリーナに手を伸ばそうとしたその時――
ズドン!!ガラガラガラガラ
「うぐぅっ!」
鈍い衝撃音と共に兵士の一人がテーブルを巻き込んで吹き飛び、壁に思い切り叩きつけられた。
「退いてって言ったよね?」
カリーナは握った拳を解く。
「この女ぁ!!」
一人の兵士が剣を抜き、カリーナに襲いかかる。しかしカリーナは、その剣の刃を拳で折ると、そのまま腹に思い切り拳を叩き込んだ。
ズドドドドン!
その拳撃で男は酒場の壁を突き破り、表の通りまで、吹っ飛んでいく。
少し離れたところからカリーナを見守っていたアイは、その光景を見て頭を抱え、サラマンダーは鞘にかけた手を離して笑い、アイに背中を叩かれた。
カリーナに襲いかかる兵士達は次々と投げ飛ばされ、拳に沈められていき、あっという間に全員が地面に倒れたのであった。
「くそ……なんだ、この女」
カリーナは、まだノビていないかった男の元へ近づくと、満面の笑みで質問を投げかける。
「それで、誰が貴方達の主なのかしら?」
「教えねぇよ」
男は吐き捨てるように答えると、意識を手放した。
戦い終わったカリーナの元に、アイとサラマンダーがゆっくりと歩み寄る。
「もう少し穏便に済ますことはできなかったのでしょうか?」
アイは、カリーナの顔を両手で挟むと、壁に大穴が開いた酒場の方へ首を動かさせた。
「あらやだ、私ったら」
視線を逸らしながらカリーナは答える。
「ひ・め・さ・ま」
「いたぞ!こっちだ!」
騒ぎを聞きつけた兵士たちが集まってくる。
「アイ、お叱りは後にして。今は……」
迫り来る兵士たちに懲りずにファイティングポーズを取ろうとしていたカリーナの首根っこを掴んだアイは、サラマンダーと一緒に逃げ始める。
背後から弓矢が飛んでくるが、サラマンダーが綺麗な太刀筋でそれを切り落としていた。
「ねぇちょっと!アイ、どこいくのよ」
「無限に湧いてくるように兵士達とこれから戦い続けるなんて正気じゃないです、今は逃げましょう。キリがありません」
三人は、次々と合流して数を増やしつづける兵士たちを撒こうと王都の入り組んだ路地を駆け回った。
右に左にと道を逸らし、撒こうとするが数の暴力に押され、どの道を曲がっても兵士たちと出会ってしまう。
徐々に逃げ道が塞がれていく。
「どうするのよ、アイ。戦って数を減らすしかないわ」
カリーナは隣を走るアイの顔を見る。
「一旦、諦めて出直すしかありません」
追っ手との距離を離せところでカリーナ達は立ち止まり、呼吸を整える。
しかし、しばらくしてまた追っ手の声が近くで聞こえ始め、逃げざる得なくなってしまった。
「君たち、こっちだ!入りなさい!」
突然、どこからか男の声が聞こえてきた。
「こっちだ!早く!」
声が聞こえる方向に、建物と建物の間に人一人が通れるほどの細い隙間があった。その隙間に立つフードを被った男が、カリーナ達を手招いていたのである。
「いたぞ!犯人がいたぞ!」
兵士たちに見つかり、徐々にその距離を詰められていく。気づけば、通りを挟み込まれていた。
「行くしかないわ」
カリーナ達は、意を決して細い隙間へと入っていった。
0
あなたにおすすめの小説
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
勇者パーティのサポートをする代わりに姉の様なアラサーの粗雑な女闘士を貰いました。
石のやっさん
ファンタジー
年上の女性が好きな俺には勇者パーティの中に好みのタイプの女性は居ません
俺の名前はリヒト、ジムナ村に生まれ、15歳になった時にスキルを貰う儀式で上級剣士のジョブを貰った。
本来なら素晴らしいジョブなのだが、今年はジョブが豊作だったらしく、幼馴染はもっと凄いジョブばかりだった。
幼馴染のカイトは勇者、マリアは聖女、リタは剣聖、そしてリアは賢者だった。
そんな訳で充分に上位職の上級剣士だが、四職が出た事で影が薄れた。
彼等は色々と問題があるので、俺にサポーターとしてついて行って欲しいと頼まれたのだが…ハーレムパーティに俺は要らないし面倒くさいから断ったのだが…しつこく頼むので、条件を飲んでくれればと条件をつけた。
それは『27歳の女闘志レイラを借金の権利ごと無償で貰う事』
今度もまた年上ヒロインです。
セルフレイティングは、話しの中でそう言った描写を書いたら追加します。
カクヨムにも投稿中です
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
3年F組クラス転移 帝国VS28人のユニークスキル~召喚された高校生は人類の危機に団結チートで国を相手に無双する~
代々木夜々一
ファンタジー
高校生3年F組28人が全員、召喚魔法に捕まった!
放り出されたのは闘技場。武器は一人に一つだけ与えられた特殊スキルがあるのみ!何万人もの観衆が見つめる中、召喚した魔法使いにざまぁし、王都から大脱出!
3年F組は一年から同じメンバーで結束力は固い。中心は陰で「キングとプリンス」と呼ばれる二人の男子と、家業のスーパーを経営する計算高きJK姫野美姫。
逃げた深い森の中で見つけたエルフの廃墟。そこには太古の樹「菩提樹の精霊」が今にも枯れ果てそうになっていた。追いかけてくる魔法使いを退け、のんびりスローライフをするつもりが古代ローマを滅ぼした疫病「天然痘」が異世界でも流行りだした!
原住民「森の民」とともに立ち上がる28人。圧政の帝国を打ち破ることができるのか?
ちょっぴり淡い恋愛と友情で切り開く、異世界冒険サバイバル群像劇、ここに開幕!
※カクヨムにも掲載あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる