姫からシャンパン戴きましたァ!〜元ホストのダンジョンマスターは異世界でホストクラブを経営し始めました。〜

如月 燐夜

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最初の侵入者

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「ヒャッホーイ!マスター、ツイてますね!いきなり二十人超えの団体さんですよ!ウッヒョー!」

「うるさい、少し黙ってろ。集中が乱れる。」

オレが居る洞穴の奥、ティンクルから教わった言葉を使うとマスタールームの壁には透明なモニターの様な物が浮かんでいる。

それにはダンジョン全体のマップに赤い点で侵入者が、青い点で魔物が黄色い点でオレティンクルが示されている。

「さーせん、ティンクルちゃんは黙ると呼吸が止まってしまいますので許してちょんまげ!なんちってー!ギャハハハ」

もうこの際騒がしい虫は放置しておこう。オレは戦力を洗い出し戦略を纏めた。

「おい!ここから指示を出せば魔物達には聞こえるんだな?」

「いえーす!その通りでぇーす!」

ふむ、ならば先ずは小手調べからだ。

「スライムA~Eは天井から落下し先行する奴等を襲え。ゴブリンA~Eは石で牽制!バットA~Eは天井付近から超音波で妨害、ウルフは狩れる奴を、スネイクは一撃離脱で撹乱しろ!」

オレの送った指示通り魔物が動き、侵入者を攻撃していく。

農具を装備した粗末な先行者はスライムにより窒息し、ゴブリンの投げた石が運悪く頭に当たった者は気絶しウルフの連携により爪牙の餌食となった。

一番後方に構えた剣を持つ三十代の男を狙い横からスネイクが一斉に飛び掛かるが剣の一振りと手から出された火玉によって消滅した。

こいつだけ明らかにレベルが違う。

更にその前に陣取った装備の整った六人組が先行する奴等に合流し、スライムが全滅、バットも弓を射掛けられ四体が消滅、ウルフ一体とゴブリン二体があっという間に散った。

「ウルフは後退、毒矢のポイントに誘い込め!ゴブリンはその場でウルフが逃げるまでの足止めを!」

ゴブリンは後ろから駆けて来た六人組にタコ殴りされ十秒と持たず消え去った。

何とか逃げ延びたウルフが残り二、それとバットが一だ。一瞬で全滅寸前となる。

オレは倒した敵によって加算されたCPを使いウルフを十体追加する。

一人で500前後が手に入り三人で1700、残った残っていたのが250。

1950でウルフに使ったのが500、残りを一番安い装備青銅の剣を持たせたゴブリンを召喚する。

ゴブリン十二体(20×12=240)×青銅の剣(CP100×12=1200)=1440で、一体には鉄の剣、盾、鎧(それぞれCP150)を持たせ残りは140。

追加でゴブリンを7体追加しCPは尽きた。

総力戦だ、絶対に倒してやる!
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