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直談判のはじまり
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庶民棟
エミリside
そろそろ行かなきゃ。
クリス様は怖くない。きっと。うん。
「行ってくるね。」
「頑張れよ!」
「ありがと、リクト。こう思うとアリーナっていつもなんてことをしてるんだろって感じするよね。」
行ってみよう!やってみよう!
貴族棟
クリス様のところに行く前に、さ?
「庶民ですわよ。」
「今日はあの子が?」
「可哀想ですわね。」
「まぁ、庶民なんだし?」
この陰口のオンパレードはなによ!
「皆様、端によって。アリア様とセシル様がいらっしゃいますわ。」
突如、ステラ様から告げられた言葉。
端による貴族たち。私は真ん中に取り残されてしまった。手に持ってる荷物もそのまま。
「エミリ、端によってください。失敬に当たりますわよ?」
「は、はい!」
と、逃げようとしたものの。
「うわっ!」
私は盛大にコケた。
ヤバイ、これは貴族に罪を被せられる案件だ。
コツコツコツコツ。
靴の音が近づいてくる。
「エミリ!?そこはアリア様の通る道ですわ!」
「そもそも、庶民が通っていい場所じゃないのよ。」
「そうよね。」
ヤバイ。ステラ様に忠告されてるのに。荷物がバラバラすぎて!
「久しぶりです。皆様。」
「久しぶりでございます。」
アリア様とセシル様だ。
「すみません、アリア様。庶民が少々...」
「え!?エミ...!大丈夫!?」
「これは大惨事だね、はい。これ荷物ね?」
罪の宣告かと思いきや、アリア様とセシル様は膝まづいて私の介抱をしてくれた。
「えーっと、医務室行く?」
そして、アリア様は私の肩を抱き、立ち上がらせてくれた。
「それは大丈夫です!失敬なことしてすみません!」
「そんなことないわよ。あなたスッゴく可愛いもん。庶民も貴族も関係ないわ。ね?」
「あ、ありがとうございます!」
「アリア様、そろそろ奥に行きましょう。」
「うん!ありがとう、ステラ。エミリもお大事にしてね!」
「あ、ありがとうございます!」
あんな公爵令嬢はじめてだ。
「貴族も庶民も関係無いなんて。」
てか、名前で呼ばれたし。なぜ知ってたんだろう。
「君はクリス様のお気に入りさんのお友達か。」
「それ、アリーナのとこですか?すみません、カルム様。アリア様の邪魔をしてしまって。」
「まぁ、アリアはあんなの邪魔なんて思ってないから安心しろ。ステラも、な?本当に危険なときはステラが引きずってくれるからな?」
「そうでしたか。アリア様とても素敵な人ですね。」
「あぁ、素敵なやつだよ。俺の自慢の親友だ。」
カルム様はとても嬉しそうに微笑んだ。
アリア様って皆に愛されてるんだ...!
明日アリーナにお話しよっ!
私は軽い足取りで貴族棟を後にした。
報告会なんてやってられませんよね!クリス様!
第3生徒会室
アリアside
部屋にはステラとベル様、クリス様とライン様とセシルがいる。自分から言い出したことなのに緊張してきたよ。
コンコン。
ガチャ。
「あ、えーと。来たらまずい感じ?」
「そんなことありませんよ。カルム。この話し合いに参加する権利はあなたも持ってますので。」
カルムだ!いつも通りで安心する!
「では、改めまして。アリア姉様の考えを述べます。ベル様がクリス王子を愛してるのであれば自分は身を引くと言っています。」
「はい!セシルの言う通りいつでも婚約破棄します!」
「そう大きな声で宣言するな。バーカ。荒れるだろうが。」
カルムは後ろから小声で忠告してくれた。
「アリア様がそういうのなら私は賛成しておきますわ...」
「俺は反対しとく。お前クリス様と婚約破棄したらどこか行きそうだし。それなら、繋ぎ止めてもらった方がいいだろうしな。」
カルムはこっちの考えを見抜いてきてるなぁ。さすが。
「アリア様が婚約破棄なさるなら、私はクリス様に想いを伝えたいです。」 「別に、婚約破棄してなくても想いを伝えるのは構いませんよ。ベル様!好きならば、チャレンジあるのみですよ!!」
「それ、アリーナさんも言ってました。でも、なんか少し余裕を感じられますね?本当に奪われることを考えていないようで。」
「考えています!その上で言っているのですよ!私は父が逮捕された身です。そんな公爵令嬢はクリス様にふさわしくありません。」
「まぁ、アリアがどこかへ逃げるのなら。僕はどこにでも探しにいきますからね。結果的に王子の身分がなくなったとしても。」
「え、それはダメですよ!」
「なら、アリアが側にいればいいんですよ?」
「重たい発言...」
「ラインは黙ってもらっても?」
「ひぃっ!」
「アリア様、婚約破棄って簡単に言いますけど私だけのためになぜそこまで?理由をお聞きしたいです。」
「それは、父親が...」
「それ以外の理由です。」
それ以外の理由...?
なんだろう。
エミリside
そろそろ行かなきゃ。
クリス様は怖くない。きっと。うん。
「行ってくるね。」
「頑張れよ!」
「ありがと、リクト。こう思うとアリーナっていつもなんてことをしてるんだろって感じするよね。」
行ってみよう!やってみよう!
貴族棟
クリス様のところに行く前に、さ?
「庶民ですわよ。」
「今日はあの子が?」
「可哀想ですわね。」
「まぁ、庶民なんだし?」
この陰口のオンパレードはなによ!
「皆様、端によって。アリア様とセシル様がいらっしゃいますわ。」
突如、ステラ様から告げられた言葉。
端による貴族たち。私は真ん中に取り残されてしまった。手に持ってる荷物もそのまま。
「エミリ、端によってください。失敬に当たりますわよ?」
「は、はい!」
と、逃げようとしたものの。
「うわっ!」
私は盛大にコケた。
ヤバイ、これは貴族に罪を被せられる案件だ。
コツコツコツコツ。
靴の音が近づいてくる。
「エミリ!?そこはアリア様の通る道ですわ!」
「そもそも、庶民が通っていい場所じゃないのよ。」
「そうよね。」
ヤバイ。ステラ様に忠告されてるのに。荷物がバラバラすぎて!
「久しぶりです。皆様。」
「久しぶりでございます。」
アリア様とセシル様だ。
「すみません、アリア様。庶民が少々...」
「え!?エミ...!大丈夫!?」
「これは大惨事だね、はい。これ荷物ね?」
罪の宣告かと思いきや、アリア様とセシル様は膝まづいて私の介抱をしてくれた。
「えーっと、医務室行く?」
そして、アリア様は私の肩を抱き、立ち上がらせてくれた。
「それは大丈夫です!失敬なことしてすみません!」
「そんなことないわよ。あなたスッゴく可愛いもん。庶民も貴族も関係ないわ。ね?」
「あ、ありがとうございます!」
「アリア様、そろそろ奥に行きましょう。」
「うん!ありがとう、ステラ。エミリもお大事にしてね!」
「あ、ありがとうございます!」
あんな公爵令嬢はじめてだ。
「貴族も庶民も関係無いなんて。」
てか、名前で呼ばれたし。なぜ知ってたんだろう。
「君はクリス様のお気に入りさんのお友達か。」
「それ、アリーナのとこですか?すみません、カルム様。アリア様の邪魔をしてしまって。」
「まぁ、アリアはあんなの邪魔なんて思ってないから安心しろ。ステラも、な?本当に危険なときはステラが引きずってくれるからな?」
「そうでしたか。アリア様とても素敵な人ですね。」
「あぁ、素敵なやつだよ。俺の自慢の親友だ。」
カルム様はとても嬉しそうに微笑んだ。
アリア様って皆に愛されてるんだ...!
明日アリーナにお話しよっ!
私は軽い足取りで貴族棟を後にした。
報告会なんてやってられませんよね!クリス様!
第3生徒会室
アリアside
部屋にはステラとベル様、クリス様とライン様とセシルがいる。自分から言い出したことなのに緊張してきたよ。
コンコン。
ガチャ。
「あ、えーと。来たらまずい感じ?」
「そんなことありませんよ。カルム。この話し合いに参加する権利はあなたも持ってますので。」
カルムだ!いつも通りで安心する!
「では、改めまして。アリア姉様の考えを述べます。ベル様がクリス王子を愛してるのであれば自分は身を引くと言っています。」
「はい!セシルの言う通りいつでも婚約破棄します!」
「そう大きな声で宣言するな。バーカ。荒れるだろうが。」
カルムは後ろから小声で忠告してくれた。
「アリア様がそういうのなら私は賛成しておきますわ...」
「俺は反対しとく。お前クリス様と婚約破棄したらどこか行きそうだし。それなら、繋ぎ止めてもらった方がいいだろうしな。」
カルムはこっちの考えを見抜いてきてるなぁ。さすが。
「アリア様が婚約破棄なさるなら、私はクリス様に想いを伝えたいです。」 「別に、婚約破棄してなくても想いを伝えるのは構いませんよ。ベル様!好きならば、チャレンジあるのみですよ!!」
「それ、アリーナさんも言ってました。でも、なんか少し余裕を感じられますね?本当に奪われることを考えていないようで。」
「考えています!その上で言っているのですよ!私は父が逮捕された身です。そんな公爵令嬢はクリス様にふさわしくありません。」
「まぁ、アリアがどこかへ逃げるのなら。僕はどこにでも探しにいきますからね。結果的に王子の身分がなくなったとしても。」
「え、それはダメですよ!」
「なら、アリアが側にいればいいんですよ?」
「重たい発言...」
「ラインは黙ってもらっても?」
「ひぃっ!」
「アリア様、婚約破棄って簡単に言いますけど私だけのためになぜそこまで?理由をお聞きしたいです。」
「それは、父親が...」
「それ以外の理由です。」
それ以外の理由...?
なんだろう。
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