102 / 312
続編
女性に優しくするのはいい。だけど人によっては勘違いを引き起こすと思う。
しおりを挟む「それでぇーあたし、借り物競争になっちゃったんですよ~」
「へーそうなんだ。借りやすいお題だといいね」
「あれってベタに好きな人とかってあるんですかね~?」
「去年はなかったかな…でも私、一昨年が借り物競争だったけどその時はそれに似たお題を引いたよ」
私は今、植草さんと帰宅していた。
体育祭は違うブロックなんだけど、たまたま同じ時間に練習が終わったらしい。帰ろうとしていたら昇降口で声を掛けられたので途中まで一緒に帰っているというわけだ。
「えーなんですかー?」
「“大切な人”だったから体育祭を観に来てた弟を連れてったけど。その時彼氏いなかったし、親友も出来てなかったしね」
思うんだけど好きな人ってお題はかなり困るよね。公開処刑じゃないの。
あの時、和真が観に来てくれて本当に良かったわ。
「そうだ先輩、今からウチ来ません?」
「え?」
「今日誰もいないんですよ~。だから私がパスタごちそうします!」
「…料理できるんだね。植草さん」
「ちょっ! 先輩それはあたしに失礼ですよ!」
いやこないだ植草ママンが『クレアが全然手伝ってくれない』って愚痴っていたからてっきり。
テスト前に彼女の誘いを断ったこともあったので、彼女の家にお邪魔した。
今日は父さんは残業で遅いし、母さんも学生時代の同窓会で県外に泊りがけで行っている。和真もそのまま空手道場に行っているので家に帰っても私一人。
だから少々の門限破りはバレないはずである。
リビングに通されるとまたあの眠気を覚ますエスプレッソを出される。
うん、やっぱりコレ効くわ。目が覚める。
「先輩、生クリームがあるから今日はカルボナーラでもいいですか?」
「なんでも良いよ。私好き嫌いそんなにないから。なにか手伝おうか?」
「お客さんは座ってて下さい! 先輩は受験生なんだから勉強してていいですよ」
植草さんにそうは言われたが、人の家なので何だか落ち着かない。そわそわしながらカウンターキッチンの向こうで調理する植草さんを伺っていたが、彼女の厚意に甘えて勉強することにしたのである。
それからどの位時間が経ったのか。
勉強に集中していた私だったが、植草さんから出来ましたよ~と声を掛けられたので、参考書を鞄にしまいこんで立ち上がった。
わざわざパスタ麺から手作りしてくれたらしく、ホカホカと湯気を立てている出来たてのカルボナーラが私の目に映る。
濃厚なソースには贅沢な厚切りベーコンが散らばり、視界だけで美味しい。漂ってくる芳しいその香りに私のお腹が鳴りそうだ。
パスタを麺から作れる女子ってなんかカッコいいな。
「わぁすごく美味しそう」
「美味しいんですよ~ママ直伝ですからね!」
テーブルに並べられたカルボナーラに、こんがり焼けたガーリックバケット、白身魚のフリッター、サラダとワイングラスの中に入った炭酸水。
おっしゃれ~。私が作るとどうしても和食寄りな家庭料理になっちゃうから、こういうお洒落な料理を作れる人尊敬する。
「本当だ。美味しい」
「でしょー? 先輩も彼氏さんに作ってあげたら良いじゃないですか! レシピ教えますよ?」
「あー…作ってあげたいねぇ」
先輩の部屋に入れるようになったら料理作ってあげたいなぁ…そしたらもっと一緒にいられるのに…
私は先輩のことを思い出してにやけていたらしい。植草さんが私を見て「いいなぁ」と呟いた。
「え? なにが?」
「先輩、彼氏さんとラブラブでいいなと思って。あたしも先輩みたいにあたしを大切にしてくれる彼氏欲しいなぁ」
「植草さんならその気になればすぐに彼氏できるでしょ」
美人だし、モテるし。
そう思って言った言葉だが、彼女の反応はいまいちである。植草さんはムスッと不満そうに顔を歪めると首を横に振った。
「全然ダメです。あたしの体目的な男ばかりですよ」
「うーん…そういう男の人ばかりじゃないと思うけどなぁ……そういう人はシャイだから植草さんみたいな美人には腰が引けるのかもしれないね」
男の人ってプライドがあるから自分にはなびかなそうな高嶺な女性にはアタックしないっていうし。中にはチャレンジャーもいるだろうけどね。
それに色恋に下心のない人なんていないと思う。
誠実か、不誠実かの問題なのかな。
すっかりごちそうになってしまった私は植草さんにお礼を言ってお暇すると、歩いて駅まで向かった。
時刻はもう20時過ぎなのだが空は真っ暗とは言えない。ほんのり明るい気がする。
これからもっと日が長くなっていくのだろうなと考えながら、帰宅客で賑わう駅のホームで帰りの電車を待っていた。
「橘くんも一緒に来てくれないなら行かないー!」
「おい橘。先輩命令だ。お前も参加な」
「自分は未成年なのですが」
「酒さえ飲まなきゃ良いんだよ」
「やったぁー!」
何だかとっても聞き覚えのある声が聞こえてきたので私はバッと振り返った。
案の定反対側のホームに亮介先輩がいて、彼の腕には光安さんがくっついていた。
「光安さん、さっきから言ってますけどいい加減に離して頂けませんか」
「光安さん、橘もこう言ってるし」
「そうですよ。それにこいつ彼女いるんですから」
周りに他の人もいるらしく、彼女のことを止めようとしているが、彼女は離れない。
そう言えばここ先輩の大学の最寄り駅だったな。
先輩は私がここにいることに気づいていないらしい。
それもそうか。だって私がここの駅を利用することはないのだから。
だけど後ろにいるんだよ。どうして気づかないの?
またもやもやした気分になりながら、あっちの動向を注視していると、光安さんが先輩を覗き込むようなあざとい体制をとった。
「ねーぇ橘くぅん、どうしてあんな地味な子選んだの? あの子化粧でごまかしてるだけじゃない?」
「…そういう言い方やめてもらえますか?」
「だって! 橘君こんなにかっこいいのにぜーんぜん釣り合ってないじゃない!」
マンガならぐさりと私の心にナイフが刺さっていることであろう。
そんなの百も承知だわ! 地味で悪かったな!
大体、先輩はどうしてその人を振り払わないの! うちの和真みたいにバッと振り払ってよ!
私がそう念を送っていると反対側ホームに電車が来てしまった。大勢の乗客らの乗り降りで一時的に混雑して、先輩たちは人の山に埋もれてしまったので姿を見失ってしまった。
そして電車が去った後には先輩も光安さんもいなくなっており、私だけがそこに残された。
…あぁやだな。
私また嫉妬してる。
なんだよ。
私が山ぴょんと寝顔写真攻防してた時は男にベタベタくっつくなって説教してきたくせに。
波良さんにお付き合いを申し込まれた時だって、期待させるような真似するなって注意してきてさ。
先輩はどうなのさ。
終わった関係とか言いながら沙織さんと一緒にいる場面に幾度となく遭遇したし、今だって光安さんの腕を振り払ったりしない。
なんなの? 男だから許されるってわけ? 甲斐性とでもいいたいの?
結局美人だから悪い気がしなくて、鼻を伸ばしてるってわけ?
考えだしたらキリがない。
先輩に対する不満が湧き上がってきた私の視界はじわりと涙で滲んだ。
やってきた電車に乗り込んだはいいが、私は俯いて周りの人に泣いていることがバレないようにした。涙を止めようと思ったけどもそれは出来なかった。
ハンカチで目元を拭っていると、「…あやめさん?」と訝しげな声がかけられて、私はノロノロと顔を上げた。
そこには驚いた顔をした橘兄の姿があった。
「…君は一体どうしたんだ。なにかあったのか?」
「…橘さん」
「痴漢にでも遭ったのか?」
何時になく心配げな顔をする橘兄の問いに私は首を横に振った。
先輩によく似た橘兄を見ると余計に涙が溢れてきた。
それにはギョッとした橘兄だったが、最寄りの駅に到着するアナウンスが流れると私の背中を押して下車した。
駅のホームのベンチに座らされると、橘兄が自販機でスポーツドリンクを買ってくれた。
泣く女にはスポーツドリンクがセオリーなのだろうか。
貰ったそれで熱を持ったまぶたを冷やした。
私が座るベンチに人一人分くらい空けて橘兄が腰掛けると、ため息を吐かれた。
「…君が泣くってことはどうせ亮介絡みなんだろう。どうした喧嘩でもしたのか」
「…違います…」
「じゃあなんだ。言っておくが、だんまりはナシだぞ」
「……」
橘兄は弟さんよりも手厳しい。
ていうかこんなこと言っても理解されるのだろうかこのイケメンに。
私はペットボトルを目から離し、ぼんやりと駅のホームに掲げられた何処かの歯科医院の看板を眺めながらため息を吐いた。
「…くだらないと笑わないでくれますか?」
「…内容によるがな」
「亮介先輩が大学のミスコン優勝者と密着していたんです」
「…………は?」
前提がないのでそりゃ「は?」となるわな。
私は深呼吸をして順序立てて話し始めた。
「…はじめに見たのは先輩の通う大学に見学した時に剣道の練習試合の見学をさせてもらった時でした。沙織さんばりの美女に先輩が熱烈なハグをされていたんです。幾度となく食事に誘われていたようで」
「どうせ断っていただろうあの弟は」
「まぁそうなんですけど……その時ミスコンの人に宣戦布告みたいなことされました。ほら私、地味じゃないですか。…鼻で笑われました…」
思い出すだけで落ち込むわ…
はぁーあ…と深い溜め息を吐く私に橘兄はすでに呆れた目を向けている。
だけどまだだ。まだあるんだよ。
「その次は先週の金曜です。放課後デートで高校の最寄り駅で待ち合わせをしていたんですが、先輩はその人と抱き合っていました。先輩いわく彼女が転倒しそうになったのを庇ったらしいです」
「…その手を使う女はろくなやつじゃないな」
「その人に勝利の笑みを向けられました。私…嫉妬したんです。だけど事故だと言うなら責められないじゃないですか。だから我慢したんですけど…さっき」
さっきの風景を思い出すと胃の腑が重くなった気がした。
先輩の腕に絡むネイルの施された指。
あの事を話そうとすると涙が滲み出てきそうになるが、まばたきをしないようにして涙が溢れるのを抑えた。
「先輩の腕にあの人が抱きついて誘っている姿を見かけました。先輩も口では断っているけど振り払いませんでした」
「…あのバカは」
「……目の前のそれが信じられなくて……いつも私には男と無闇矢鱈に接触するなって注意してくるのに先輩はどうなんだって不満が溢れ出してきてどうにも止まらなくて」
どす黒い醜い嫉妬という感情は喉のすぐ近くまでせり上がってきている。目の前にいる人が先輩なら私はきっと支離滅裂な言葉でなじる自信があった。
橘兄は眼鏡を外して自分の眉間を揉んでいた。頭痛でもするのであろうか。
眼鏡をつけ直しながら橘兄は口を開いた。
「……あやめさん、おぼえているか。以前ショッピングモールで沙織さんと一緒にいた亮介のことを」
「…えぇまぁ」
「あの弟はな、人が良いんだ。頼られるとついつい助けの手を差し伸べようとする」
「…そうですね」
「…昔から祖父母から女性には優しくと言い聞かせられてきたものだから……基本的に女性に甘いんだ」
橘兄は遠い目をしてため息を吐いていた。
私の話を聞いて疲れたのだろうか。めっちゃ呆れた顔をしているし…
「だから勘違いする女が多いんだよ…」
「………」
「だがしかし、あいつの名誉のために言うが…あいつは浮気が出来るような男じゃない。それだけは言える」
「…そんなの、わかってます……」
「不満があるなら面と向かってあいつと話した方が良いぞ。じゃないといずれ限界が来て終わってしまう」
橘兄はそう言ったけど、私は怖かった。
私さえ我慢すれば丸く収まるんじゃないかって、思っていた。
険悪になるのは避けたかったし、言ったことで先輩の気に障ったどうしようとか考えてしまって……
橘兄の言葉に曖昧に頷くことしか出来なかった。
20
あなたにおすすめの小説
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
【完結】転生したので悪役令嬢かと思ったらヒロインの妹でした
果実果音
恋愛
まあ、ラノベとかでよくある話、転生ですね。
そういう類のものは結構読んでたから嬉しいなーと思ったけど、
あれあれ??私ってもしかしても物語にあまり関係の無いというか、全くないモブでは??だって、一度もこんな子出てこなかったもの。
じゃあ、気楽にいきますか。
*『小説家になろう』様でも公開を始めましたが、修正してから公開しているため、こちらよりも遅いです。また、こちらでも、『小説家になろう』様の方で完結しましたら修正していこうと考えています。
お兄ちゃんは、ヒロイン様のモノ!!……だよね?
夕立悠理
恋愛
もうすぐ高校一年生になる朱里には、大好きな人がいる。義兄の小鳥遊優(たかなしゆう)だ。優くん、優くん、と呼んで、いつも後ろをついて回っていた。
けれど、楽しみにしていた高校に入学する日、思い出す。ここは、前世ではまっていた少女漫画の世界だと。ヒーローは、もちろん、かっこよくて、スポーツ万能な優。ヒロインは、朱里と同じく新入生だ。朱里は、二人の仲を邪魔する悪役だった。
思い出したのをきっかけに、朱里は優を好きでいるのをやめた。優くん呼びは、封印し、お兄ちゃんに。中学では一緒だった登下校も別々だ。だって、だって、愛しの「お兄ちゃん」は、ヒロイン様のものだから。
──それなのに。お兄ちゃん、ちょっと、距離近くない……?
※お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね? は二人がいちゃついてるだけです。
お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!
奏音 美都
恋愛
まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。
「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」
国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?
国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。
「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」
え……私、貴方の妹になるんですけど?
どこから突っ込んでいいのか分かんない。
転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?
山下小枝子
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、
飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、
気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、
まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、
推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、
思ってたらなぜか主人公を押し退け、
攻略対象キャラからモテまくる事態に・・・・
ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる