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続編
先輩、私がんばります!(※R18)
しおりを挟む夏だ、夏休みだ。
なのだが……高校3年生・受験生の私と大学生の先輩のデートはもっぱら、先輩のお部屋でのお勉強デートである。
「…せんぱぁい、甘えさせてくださぁい…」
受験勉強にお疲れ気味の私は、先輩に癒やしを求めた。勉強漬けの毎日に私の頭はパンクしそうであったのだ。
先輩の胸に飛び込むと、たくましい筋肉の感触が伝わってきた。ギュウとしがみつくと、先輩の体温と私の体温が混じり合う。
……落ち着く。
「…ちゃんと休んでるのか? 目元にクマができてる」
「ゼミの課題が出ていてそれでちょっと徹夜しちゃいました。……明日はゼミ休みなんでちゃんと休養取ります」
夏休みも勉強。当然だ私は受験生なのだ。これを乗り越えたらワクワクドキドキキャンパスライフが私を待っている。あともうちょっとの辛抱。自分のために頑張るんだ…!
私の目元を親指で撫でていた先輩がゆっくり顔を近づけてくると、チュッと音を立てて口づけが落とされた。軽くついばむようなキスだったのが、徐々にお互いの舌を絡め合うキスに変わると、私達の息は段々と荒くなる。
先輩の膝に乗って首に抱きつくと、お腹に熱く昂ぶったモノを擦り付けられた。デニム越しからでも伝わるその熱に、私は息を呑む。
……先輩のエッチ。
はじめて結ばれてから早数週間。私は精一杯ついていこうと頑張っていた。
はじめは痛くてたまらなかった性行為も最近は快感を追えるようになったし、恥ずかしさは未だ抜けないけど、先輩との行為は好きになり始めていた。
そう、私は先輩によっていやらしい女に変わってしまったのだ。
……だけど気になることがある。
私ばかり与えられるのはどうなのかって。
布地を押し上げている先輩の暴れん坊を手のひらでそっと撫でた。ここだけ違う生き物みたい。同じ人間なのに、私と先輩は別の生物のようだ。優しく揉むと、先輩が息を吐く音が聞こえた。
「先輩、今日は私に任せてください」
「…え?」
「いつも私ばかりだから…がんばりますね!」
私はフンフンと鼻息荒くさせながら先輩のデニムに手をかけた。緊張で震える手でベルトを外すと、おっかなびっくり解放させる。先輩の分身はもうすでに雄々しく勃ち上がっており、私は怯みそうになった。
だが、女は度胸だ。今日は私が先輩を気持ちよくさせるんだ。だって受け身ばかりの女は飽きられるってネット記事に書いてあったから!!
私だって先輩を可愛がるんだ。いつも先輩に気持ちよくさせてもらってばかりだけど、たまには私が攻めて、先輩に天国を見せるんだ…!
「あやめ、無理はしなくても」
「いただきます!!」
「いやちょ、まっ…いってぇ!」
私は勢い余って、先輩の大事な息子さんに歯を立ててしまった。
変な場面で先輩の涙目を頂きました。
■□■
「なんでかなぁ、全然うまく行かなかったよ」
「だから言ったでしょ。アヤは変に頑張らずに橘先輩に全て任せなって」
「だってぇ…がっかりされたくないんだもん」
夏休みももう少しで終わりのある日、私はユカとリンの3人で息抜きに街へ出ていた。ストレス発散&涼むためにカラオケ店に入ると、例の件を2人に相談してみたのだが…彼女たちは苦笑いしていた。
確かに交際を始めたばかりのときに、余計なことしないで先輩に任せろって言われたけど……それはそれというか……
「あ、あれは? セクシーな下着で迫るのはどうよ。それなら変な小細工しなくても、先輩喜ぶと思うよ!」
「下着…」
ユカの提案に私はドリンクを飲む手をピタリと止めた。
下着…セクシーな…?
「いやーあまりドギツイのは引く人いるから、止めておいたほうが…」
そういえば、下着って私はどんな物をつけていたっけ?
「そうかなぁ? アタシの彼氏はスケスケもTバックも大好きなんだけど」
「あんたの彼氏と橘先輩、性格が正反対じゃないのよ」
「だめかー」
初めてのときは和装用の色気なし下着。その後は…気に入っているものを着用していたけど、それは可愛い系であって、セクシーとは程遠い気がする……
「アヤ? おーい、アヤ? …だめだこりゃ。暴走したらユカのせいだかんね」
「えー? ごめーん」
私の耳にはリンの制止の声は届いていなかった。
その時の私はセクシーな下着とやらを購入せねばと言う使命感に駆られていたのだ。
その日の帰り、私は下着屋さんでセクシーランジェリーを吟味していた。両手にパンツを手に取り、 T バックとスケスケパンツどっちがいいかなと悩んでいたのだ。
先輩はどっちが好きだろうか…。その前にお尻とおっぱいだとどちらが好きなのだろうか。あそこに飾ってあるとっても際どい下着で迫ったらドン引きされるだろうか……
「あれ。アヤメちゃんー?」
下着を真剣に選んでいるところに男の声。
聞き覚えのあるその声に私はぎくりと肩をこわばらせた。
「アヤメちゃんてば大胆ー、それ橘に見せるのー?」
……そこにいたのは久松だ。男が堂々とランジェリーショップに入ってくるなよ…! なにこいつ、1人で女性下着売り場にやってきたの…?
変な場面を嫌なヤツに見られてしまった……!
「あれっアヤメちゃん! これ買わないの!? 紫のスケスケパンツ!!」
うるさい、久松叫ぶな!
恥辱に襲われた私は慌てて商品を戻し、そして店から飛び出したのである。
目的のセクシーランジェリーを買うことは叶わず、私の野望は志半ばで閉ざされたのだ。
♪♪♪…
「!」
ポケットの中で震えるスマホに反応した私は即座に電話に出た。先輩専用の着信音だからすぐに分かる。
「もしもしっ!」
『もしもし、時間空いてるか? ちょっと会えたらなと思って電話したんだが』
「大丈夫です!」
先輩も用事を済ませた帰りらしく、駅で落ち合おうということになった。エロ大魔神に遭遇して落ち込んでいた私のメンタルが浮上する。
浮足立ちながら待ち合わせ場所に向かうと、噴水前のベンチに腰掛けた。
先輩の到着をウキウキ待っていると、肩をポンポンと叩かれたので、私は笑顔で振り返った。
「アヤメちゃんみーつけた」
「……」
だけど肩たたきの相手は待ち人ではなく、先程遭遇したばかりの久松であった。奴は軽薄そうな笑みを浮かべている。
……なぜ、お前がここにいる。
私が待っているのは先輩なのに…!
「逃げるからびっくりしたじゃん。はいこれ、プレゼント」
カサ、と音を立てて差し出されたのは見覚えのあるショップの袋。
「アヤメちゃんには紫に合わないと思うんだーほら、これとかどう? 黒にピンクレースのTバック。うん! 俺これ好きだな!!」
エロ大魔神久松は……あろうことか公衆の面前でおパンツを取り出して私の腰辺りに当ててきたではないか。
私は羞恥に震えた。
何たる辱め…! 何たる屈辱か…!
「何も橘に見せずとも、俺に見せてくれても良いんだよー?」
「…今すぐ立ち去れ、この変態!!」
消えなさい! 女の敵め!!
私は久松の手からTバックを奪い取ると、ヤツの顔に投げつけてやった。
何こいつ、あの下着専門店で女物購入してきたの!? 嘘でしょ、ありえないんだけど!
それとも今は男性が女性にプレゼントするのがトレンドとでも言うの!? たとえそうだとしても、私とこいつはただ同じ学校に在籍してるだけ! 友達ですらない男に下着プレゼントされるとか嫌なんですけど!
「…なにしてるんだ?」
「ハッ!!」
「げぇっ橘!」
…ついていない。この場面を先輩に目撃されてしまった。全身から血の気が引いた音が聞こえた気がした。
高校在学時、風紀副委員長だった先輩に苦手意識を持っているらしい久松は脱兎のごとく逃亡し、残された私は地面に落ちたままのおパンツに目を落とす。
え、これで浮気の冤罪かけられたらどうしよう。もう、消えてしまいたい……
「……どこから見てました?」
「久松にその袋を差し出されているところだな」
「そんな…!」
そんな前から! 思ったよりも結構前だった。私は頭を抱える。
「違うんですよ! 私は無実なんです!!」
「見てたからわかってる。…それよりも早くそれを拾ったほうが良いんじゃないか?」
先輩が指差す先に、タグが付いたままのおパンツ。私はシュバッと屈み込むと、ショップの袋にそのおパンツを押し込んだのである。
このままお外デートという雰囲気でもなく、私は先輩のお宅にお邪魔することになった。
事の次第を説明していると、なぜ久松からTバックを贈られたかという話になり、自分がセクシーなランジェリーを見ていたということまで自白せざるを得なかった。
くそぅ、これもそれもあのエロ大魔神のせいだ…! アイツはほんっとデリカシーのない…!
「…お前が最近おかしかったのに関係するか?」
「えっ?」
「その…無理してるんじゃないかと思ってな」
先輩は言いにくそうに尋ねてきた。
…先輩には、私が無理しているように見えるらしい。
違うよそうじゃない。私は先輩に飽きられたくないんだ。その、私は先輩の元カノさんのように美人ではないし……いつも与えられてばかりではマンネリ化も早いと聞く。それが嫌だから……
だけど直接それを言うのはちょっと躊躇ってしまう。私は手をもじもじさせながら言いよどんでいた。
「どこで変なことを聞いたのか知らないが、気の進まないこと、嫌なことはしなくていい。無理してされても、俺も心苦しいから」
先輩はあくまで私の気持ちを優先してくれる。だけど違うのだ、それでは駄目なのだ。
私はギュッと唇を噛んだ。そして先輩に向かって腕を伸ばすと、その場に押し倒した。
──ドサッ
私の行動を想定していなかった先輩はいとも簡単に床に倒れてくれた。彼は今の状況が読めないのか目を白黒させていた。
「あのっ、先輩はおっぱいとお尻どっちが好きですか!?」
「…え?」
「Tバックとスケスケのおパンツならどっちが好きですか!? 色は!?」
「……あやめ、一旦落ち着こう」
先輩は困惑の表情を浮かべていた。
顔が熱い。私は何を質問してるんだ。何を言っているんだと一瞬冷静になったが、もう後には引けない。
そうだ。私は先輩好みの女になりたいのだ。メロメロにしてやりたいのだ!
女が積極的じゃ駄目か!?
「先輩、私は無理なんかしてません! ただ先輩を気持ちよくしたいだけです。いつも私は先輩に気持ちいいことをしてもらってばかりなので、今度は私が先輩を鳴かせたいだけなんです! …スケベな女ではいけませんか!!」
「…………」
ゴー…とエアコンの音だけが部屋を支配した。先輩も私も無言だ。
頼む、なにか言って欲しい、とても、とても沈黙が辛い。
私が口を一文字に引き結んで先輩をじっと見つめていると、もにっとお尻を両手で鷲掴みされた。
「えっ!?」
「…どっちかと言われたら困るな。…全部じゃ駄目か?」
そう言ってムニムニと私のお尻を揉む先輩。こころなしか、その目はオスの瞳に変わってしまった気がする。
「あ、あの…先輩」
「あやめの気持ちはよくわかった」
そう言ってスカートの中に手を突っ込むと、着用している下着をスルッと脱がせてきたではないか。
「せ、先輩っ」
慌てて止めようとした私の身体を持ち上げて、傍にあったベッドに転ばされる。私はお股をご開帳した体勢で、体の上に跨った先輩を見上げていた。
「ほら、足抑えてろ」
「えっ、えっ…アッ…! だめ、待ってぇ…!」
半分脱ぎかけの下着が引っかかった体勢で足を抑えてろと言われた私は、先輩の行動に焦った。
いや、何度かされたけど未だにこれ慣れないんだよ! 先輩の舌が別の生き物のように秘めた場所を這うその感覚に私は声を漏らす。
先輩には私の性感帯を見抜かれてしまっている。そこを集中的に舌で愛撫されてしまっては……
「あ、ん! せんぱ、だめぇ、そこ、あ…!」
いつも順序を守ってキスから胸の愛撫なのに今日はダイレクトに……! なんか先輩にしては性急…!
洋服を取り払われて全身を愛撫されていると、私の身体は敏感に反応していた。先輩に触れられると電気が走ったかのように快感に襲われる。
「あ…」
私にできることは、ただ先輩から与えられる快感に素直に反応するだけだった。
繋がる部分をほぐすのはいつもどおり念入りだ。先輩の愛撫によってぐしょぐしょに濡れた私の秘部は今か今かと彼を待ち構えていた。
「…お前のことだから、周りの話を聞いて暴走してるんだろうが……俺達には俺達のペースがあるから焦るな」
そういって先輩はチュッと口づけを落とす。私は先輩に「ごめんなさい…」と謝ると、彼の首に抱きついてキスを求めた。
唇が合わさると同時に、膣口にピタリと皮膜越しの熱い屹立がくっつく。私の腰はそれを求めて動いた。先輩も磁石に引き寄せられるかのようにそれを押し込んできた。腹部に圧迫感が広がる。
はじめは痛かったそれだが、今では先輩と一つになると満たされた気分になるから不思議だ。
「ね、先輩……気持ちい?」
「ん…すごく」
彼の頬は赤く色づき、熱い吐息を漏らしていた。気持ちよくなってくれているなら良かった。先輩の顔が可愛く見えてたので彼の頬にキスした。
先輩はその口を塞ぐかのように深く口付けてきた。先輩の肉厚の舌が私の舌を追いかけて絡みついてくる。私も負けじとそれに対抗するが、先輩が腰を動かし始めたことで喘ぎ声しか漏らせなくなってしまった。
「あんっ、んん…あぁ……」
いつもよりも激しい行為。優しい先輩がまるで獣のようだった。
私と先輩は野生動物に戻ったかのように荒々しくお互いを貪った。まだ夕方だと言うのに求めあって激しく声を上げた。
いつもは1回で終わるセックスなのだが、その日は2回目3回目と……私の門限の許す限り、行為は続いたのである。
先輩は、初心者である私を気遣って今までセーブしていたらしいが、今回の私の暴走によって本性を表したらしい。
びっくりした…先輩があんなに乱れるなんて……男の人ってあそこまで動けるもんなんだと変なところで感心してしまった。
実際の所、先輩は下着よりも中身に興味があるみたいで、無理に過激な下着を着るんじゃなくてあやめの好きな下着を着用したらいいと言われた。
──そして久松に贈られた下着は燃えるゴミとしてその日のうちに先輩によって処分されたのである。
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