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EP50【レンチ・ヘッドバーンは不器用である】
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さて、長々と語るのも趣味じゃないからな。先にオチから言ってしまおう。
俺のワガママから始まり、ネジやクルスくんに迷惑をかけながらも奮闘したコロシアムのエキシビション・マッチであるが、結果は俺たちの惨敗である────
第二ラウンドで赤拳(〈クリムゾン・フィスト〉)を会得した俺たち、は見事〈イージスの盾〉を撃ち破り、勝利を収めた。会場は湧き上がり、皆が俺たちの名前を讃えた。皆が、スパナ&ネジを認めてくれたのだ。
これで勝負は一対一。きっと観客達はさらなる勝負を期待したのだろう。
だが、俺の全身は無理やり立ち上がったあの時から限界を迎え、ネジも魔力切れで気絶。二人揃って第三ラウンドではなかったのだ。
そんな無念しか残らないコロシアムでのエキシビション・マッチからも今日で一か月が経とうとしていた。
あれも所詮は一つのイベントに過ぎず、ほとんどの話題は後に開催された本戦にかっさらわれてしまった。
それにこの一件で俺は世界の運命とか、国の情勢とか、そういうものにかかわったわけでもない。言うなれば、俺が勝手に自己満足に興じていただけで。それが終わった後も、パグリスののどかな日々が変わるわけじゃない。
ただ、それは国という意大きな単位で見るからであった、少なくとも俺たち一人一人は大なり小なりの変化を経験した。
「あのノームの少年はどうしてる?」
「クルスくんなら今回の反省を生かして、チンピラ程度じゃ壊せない魔導人形(ドール)の身体を作成中。あとは赤魔法(クリムゾン・スペル)についての研究も始めたいとかも言ってたな」
「お前の初恋の女の子は? お前が買い取ったんだろ?」
「その言い方やめろ。……レデリカなら法律上はネジの持ち物ってことになってるからな。彼女の社員の一人として、今はクレイドル孤児院に派遣されてるよ」
「なるほど……それで、お前は何をしてるんだ? スパナ・ヘッドバーン」
「……そうだな」
俺の魂は未だにS200・FDの中だ。ネジは俺に人間の身体を返すと提案してくれたが、金を作るならこの身体の方が便利だということで、俺はいまだ〈ドール〉のまま過ごしていた。
「とりあえずは色んな日雇いの仕事を受けて過ごしてる。ある程度の纏まった額が必要だからな。今日はこの後、夜間警備の仕事だよ」
「家から金を盗むような男が夜間警備員か。金庫から金を取ったりするなよ」
「するか! というかさ……フレデリカに予備の腕を届けさせたのアンタだよな?」
「さぁ、何のことだ? 俺はそんなに暇じゃないぞ」
「嘘つけ……この国で黒魔法(ブラック・スペル)を操れる人間且つ俺を助けてくれそうなヤツなんてお袋か、アンタしかいねぇんだよ。クソ親父」
レンチ・ヘッドバーンは、仏頂面でティーカップの中にミルクを注いでいた。
俺と親父は、夕暮れ時の喫茶店で机を挟みながら対峙しているのだ。
「ただの気紛れだ。魔法研鑽の過程で出来てしまった試作品をお前で実験したに過ぎない」
「実験って……自分の息子をなんだと」
「まだ勘当中だ。今の俺に息子なんていない」
へいへい、お厳しいようで。……まぁ、未だに借金生活してる息子を許すって方が無理だよな。
「それで、ネジちゃんへの借金は後いくらなんだ?」
「あの後、色々話し合って、フレデリカの購入額は俺とネジ、それに当事者であるフレデリカの三人で分割することになったから、一六五万ペルずつ。そこに元々の俺の借金、二五〇万ペルを足して今は四一五万ペルだな」
実際には利子やら何やらでもう少し多いのだが、エキシビション・マッチの出場料などで相殺された。
「先が思いやられるな」
「まったくだ。やっぱ借金なんてするもんじゃねぇな」
俺は苦笑混じりにそうぼやいた。
「それで? 今日はどうして俺を呼び出したんだ? お前の性格から考えて、俺に会うのは借金を全部返した後だと思っていたが、わざわざ今、呼び出したのには訳があるんだろう」
さすがは親父というべきか。きっと何でもお見通しなようで。
愛情だけを押し付けてくるお袋には、親父のこういうしっかりしたところを見習って欲しいものだ。
「えっと、何から話せばいいかな」
本来なら俺だって親父と向き合うのは、借金を全て返し切った時にするつもりだった。散々迷惑かけたことを土下座で謝る覚悟もしていたし、実家から盗んだ金も耳を揃えて返すつもりだった
しかし、都合が変わってきたのだ。だから俺は今、こうして親父を喫茶店に呼び出している。
「俺さ、パグリスを出ようと思うんだ」
「ほう?」
親父は興味深そうに小首をかしげた。
「他国の方が〈ドール〉に支払われる賃金が高いんだよ。それに旅をしてたらもっと色んな儲け話だって出会えるだろうし」
「旅にだって費用は掛かるぞ」
「まぁ、そこら辺はちゃんと考えてるよ」
クルスくんのツテを頼りに冒険者ギルドに入れば、旅をするのにも補助金が出る。さらに魔獣退治の仕事も受けれるようになって一石二鳥なのだ。
「ネジはさ……これからも弱い立場にある人間を救うために奔走すると思うんだ。けど、その為には結局金が必要になる。だから俺もさっさと借金を返し終えてアイツを支援してやりたい。更生できた恩返しがしたいんだ!」
親父は静かに俺の話を聞いてくれた。
お袋に話した時は泣くわ、キレるわ、喚き散らかすわの阿鼻叫喚だった分、そのギャップが酷い。
けど、親父が黙って考えているこの時間にも言葉にできない気まずさがあるな。
「覚悟はあるんだな?」
「あぁ、きちんと腹は括ったつもりだ」
「つもりじゃダメだ……まぁ、お前がそこまで言うなら、俺が止めても無駄なんだろう。まったく、無茶な性格は誰に似たんだか。シロナさんはあんなにも大人しい人なのに」
「いや、お袋は大人しくねぇから……あと、この性格は親父譲りだ」
親父だって若い頃は色々と無茶をしたり、お袋のために奮闘していたことを俺は知っている。
そのことを指摘すると、親父は小っ恥ずかしそうに頭を掻いた。
だが、それもほんの一瞬で。紅茶に口をつけると、すぐに小難しい仏頂面に戻ってしまった
「あのな……スパナ。俺は一つ、お前に謝らなければいけないと思ってたことがあるんだ」
「なんだよ、藪から棒にさ」
「お前がネジちゃんを助けようとしたあの日、俺はお前にかける言葉を間違えたとずっと後悔していた。大好きなお前が傷つくのがいやだったからこそ厳しい言葉をかけてしまったが、本当は違ったんだよ」
親父が俺の上にポンっと、その手を置いた。
「細かいお説教は抜きにして、まずはこうやってお前を褒めるべきだったんだ。よくやった。お前のおかげでネジちゃんは救われたって」
親父はそう言うと、普段見せないような笑顔を作る。
本当に嬉しそうな笑顔だった。
「やっ! やめろよ! 人目だってあるのに恥ずかしいだろ!」
「そうか? 俺は少しも恥ずかしくないぞ」
ぐぬぬ……この親父め。どうやら俺は、まだまだこの人に敵わないのだろう。
「旅に出るならいくら〈ドール〉と言えども、身体には気をつけるんだぞ。それから定期的に俺とシロナさんに連絡をするんだぞ」
「わかってるって。お袋にも同じこと言われたし」
なんだかな。俺の親父レンチ・ヘッドバーンは本物の英雄だ。けど、そんな彼も俺の前では一人の英雄である前に、ただの父親であったことに今更気づかされてしまった。
これまで、俺が感じていたコンプレックスだって本当に詰まらないものだったんだろうな。
「なぉ、親父」
「なんだよ?」
「旅から帰ってきたら呑みに行こうぜ。親子水入らずってヤツだ」
「わかった。楽しみにしておいてやる」
親父は口ではそう言いながらも、やっぱり仏頂面だった。
けど、その口の端がほんの少しだけ上がってることを俺は見逃さなかったんだ。
俺のワガママから始まり、ネジやクルスくんに迷惑をかけながらも奮闘したコロシアムのエキシビション・マッチであるが、結果は俺たちの惨敗である────
第二ラウンドで赤拳(〈クリムゾン・フィスト〉)を会得した俺たち、は見事〈イージスの盾〉を撃ち破り、勝利を収めた。会場は湧き上がり、皆が俺たちの名前を讃えた。皆が、スパナ&ネジを認めてくれたのだ。
これで勝負は一対一。きっと観客達はさらなる勝負を期待したのだろう。
だが、俺の全身は無理やり立ち上がったあの時から限界を迎え、ネジも魔力切れで気絶。二人揃って第三ラウンドではなかったのだ。
そんな無念しか残らないコロシアムでのエキシビション・マッチからも今日で一か月が経とうとしていた。
あれも所詮は一つのイベントに過ぎず、ほとんどの話題は後に開催された本戦にかっさらわれてしまった。
それにこの一件で俺は世界の運命とか、国の情勢とか、そういうものにかかわったわけでもない。言うなれば、俺が勝手に自己満足に興じていただけで。それが終わった後も、パグリスののどかな日々が変わるわけじゃない。
ただ、それは国という意大きな単位で見るからであった、少なくとも俺たち一人一人は大なり小なりの変化を経験した。
「あのノームの少年はどうしてる?」
「クルスくんなら今回の反省を生かして、チンピラ程度じゃ壊せない魔導人形(ドール)の身体を作成中。あとは赤魔法(クリムゾン・スペル)についての研究も始めたいとかも言ってたな」
「お前の初恋の女の子は? お前が買い取ったんだろ?」
「その言い方やめろ。……レデリカなら法律上はネジの持ち物ってことになってるからな。彼女の社員の一人として、今はクレイドル孤児院に派遣されてるよ」
「なるほど……それで、お前は何をしてるんだ? スパナ・ヘッドバーン」
「……そうだな」
俺の魂は未だにS200・FDの中だ。ネジは俺に人間の身体を返すと提案してくれたが、金を作るならこの身体の方が便利だということで、俺はいまだ〈ドール〉のまま過ごしていた。
「とりあえずは色んな日雇いの仕事を受けて過ごしてる。ある程度の纏まった額が必要だからな。今日はこの後、夜間警備の仕事だよ」
「家から金を盗むような男が夜間警備員か。金庫から金を取ったりするなよ」
「するか! というかさ……フレデリカに予備の腕を届けさせたのアンタだよな?」
「さぁ、何のことだ? 俺はそんなに暇じゃないぞ」
「嘘つけ……この国で黒魔法(ブラック・スペル)を操れる人間且つ俺を助けてくれそうなヤツなんてお袋か、アンタしかいねぇんだよ。クソ親父」
レンチ・ヘッドバーンは、仏頂面でティーカップの中にミルクを注いでいた。
俺と親父は、夕暮れ時の喫茶店で机を挟みながら対峙しているのだ。
「ただの気紛れだ。魔法研鑽の過程で出来てしまった試作品をお前で実験したに過ぎない」
「実験って……自分の息子をなんだと」
「まだ勘当中だ。今の俺に息子なんていない」
へいへい、お厳しいようで。……まぁ、未だに借金生活してる息子を許すって方が無理だよな。
「それで、ネジちゃんへの借金は後いくらなんだ?」
「あの後、色々話し合って、フレデリカの購入額は俺とネジ、それに当事者であるフレデリカの三人で分割することになったから、一六五万ペルずつ。そこに元々の俺の借金、二五〇万ペルを足して今は四一五万ペルだな」
実際には利子やら何やらでもう少し多いのだが、エキシビション・マッチの出場料などで相殺された。
「先が思いやられるな」
「まったくだ。やっぱ借金なんてするもんじゃねぇな」
俺は苦笑混じりにそうぼやいた。
「それで? 今日はどうして俺を呼び出したんだ? お前の性格から考えて、俺に会うのは借金を全部返した後だと思っていたが、わざわざ今、呼び出したのには訳があるんだろう」
さすがは親父というべきか。きっと何でもお見通しなようで。
愛情だけを押し付けてくるお袋には、親父のこういうしっかりしたところを見習って欲しいものだ。
「えっと、何から話せばいいかな」
本来なら俺だって親父と向き合うのは、借金を全て返し切った時にするつもりだった。散々迷惑かけたことを土下座で謝る覚悟もしていたし、実家から盗んだ金も耳を揃えて返すつもりだった
しかし、都合が変わってきたのだ。だから俺は今、こうして親父を喫茶店に呼び出している。
「俺さ、パグリスを出ようと思うんだ」
「ほう?」
親父は興味深そうに小首をかしげた。
「他国の方が〈ドール〉に支払われる賃金が高いんだよ。それに旅をしてたらもっと色んな儲け話だって出会えるだろうし」
「旅にだって費用は掛かるぞ」
「まぁ、そこら辺はちゃんと考えてるよ」
クルスくんのツテを頼りに冒険者ギルドに入れば、旅をするのにも補助金が出る。さらに魔獣退治の仕事も受けれるようになって一石二鳥なのだ。
「ネジはさ……これからも弱い立場にある人間を救うために奔走すると思うんだ。けど、その為には結局金が必要になる。だから俺もさっさと借金を返し終えてアイツを支援してやりたい。更生できた恩返しがしたいんだ!」
親父は静かに俺の話を聞いてくれた。
お袋に話した時は泣くわ、キレるわ、喚き散らかすわの阿鼻叫喚だった分、そのギャップが酷い。
けど、親父が黙って考えているこの時間にも言葉にできない気まずさがあるな。
「覚悟はあるんだな?」
「あぁ、きちんと腹は括ったつもりだ」
「つもりじゃダメだ……まぁ、お前がそこまで言うなら、俺が止めても無駄なんだろう。まったく、無茶な性格は誰に似たんだか。シロナさんはあんなにも大人しい人なのに」
「いや、お袋は大人しくねぇから……あと、この性格は親父譲りだ」
親父だって若い頃は色々と無茶をしたり、お袋のために奮闘していたことを俺は知っている。
そのことを指摘すると、親父は小っ恥ずかしそうに頭を掻いた。
だが、それもほんの一瞬で。紅茶に口をつけると、すぐに小難しい仏頂面に戻ってしまった
「あのな……スパナ。俺は一つ、お前に謝らなければいけないと思ってたことがあるんだ」
「なんだよ、藪から棒にさ」
「お前がネジちゃんを助けようとしたあの日、俺はお前にかける言葉を間違えたとずっと後悔していた。大好きなお前が傷つくのがいやだったからこそ厳しい言葉をかけてしまったが、本当は違ったんだよ」
親父が俺の上にポンっと、その手を置いた。
「細かいお説教は抜きにして、まずはこうやってお前を褒めるべきだったんだ。よくやった。お前のおかげでネジちゃんは救われたって」
親父はそう言うと、普段見せないような笑顔を作る。
本当に嬉しそうな笑顔だった。
「やっ! やめろよ! 人目だってあるのに恥ずかしいだろ!」
「そうか? 俺は少しも恥ずかしくないぞ」
ぐぬぬ……この親父め。どうやら俺は、まだまだこの人に敵わないのだろう。
「旅に出るならいくら〈ドール〉と言えども、身体には気をつけるんだぞ。それから定期的に俺とシロナさんに連絡をするんだぞ」
「わかってるって。お袋にも同じこと言われたし」
なんだかな。俺の親父レンチ・ヘッドバーンは本物の英雄だ。けど、そんな彼も俺の前では一人の英雄である前に、ただの父親であったことに今更気づかされてしまった。
これまで、俺が感じていたコンプレックスだって本当に詰まらないものだったんだろうな。
「なぉ、親父」
「なんだよ?」
「旅から帰ってきたら呑みに行こうぜ。親子水入らずってヤツだ」
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