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EP00 フィクションとノンフィクションの境界
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誰にだって、叶えたい願いがある。
「巨大ロボットに乗ってみたい」「魔法が使えるようになりたい」という幼稚な願いから、「大切な人と一緒にいたい」というちょっぴりロマンチックな願いまで────
スターレター・プロジェクト。それは少年・少女の「願い」を乗せただけの陳腐な計画だったはずだ。けれど、その計画こそが全ての歪曲の始まりであった。
未那月刀剣術(みなつきとうけんじゅつ)師範代並びにARAs(エリアズ)代表・未那月美紀(みなつきみき)著『日常歪曲譚』より抜粋。
◇◇◇
「これでようやく……」
神室夕星(かむろゆうせい)は全能感に満たされていた。指先を動かす度に「完成」に近づいていく姿を前に、笑みを漏らしてしまうのも仕方のないことであろう。
五〇〇以上のパーツから成る人型の内部骨格と、全身を覆う強固な装甲群。両腰には二丁の突撃機銃を備えながらも、刃物のように研磨された姿は機械仕掛けの荒武者を思わせた。
翡翠色の双眸を備えた、そのマシーンの名は、
「何をしてるのよ、アンタはッ!」
脳天を突き抜ける衝撃は、浸っていた空想のことごとくを破壊して、夕星を現実へと引き戻す。
「うぐッ⁉」
そのまま夕星は前のめりに転倒。広げてあった工具諸々をバラ撒きながらに額を打ちつけた。
バラ撒かれた工具は、プラスチック用片刃ニッパー(※税込五二八〇円)、スポンジヤスリ六〇〇番から一二〇〇番(※合わせて税込七一五円)
そして、丹精込めて作り上げたプラモデル。一/一〇〇〈エクステンド〉(※税込一二八〇〇円)だ。
夕星は咄嗟に身を捻り、落下するエクステンドを受け止めた。床に衝突するまでの距離はわずかに数ミリ。
これはギリギリセーフといったところか。アンテナの先端部など、折れやすい箇所が無事であることを確認した夕星は、振り返って、自らを背後から殴りつけたであろう人物を恨めしそうに睨んだ。
「痛ッてなぁ……いきなり、何すんだよッ!」
そこに立つのはボブカットの少女だ。
丸っこい猫目を細めた彼女は、負けじとこちらを睨み返す。
「いきなりも何も、学校に来てまで玩具で遊んでるアンタが悪いんでしょ!」
そう、ここは私立天川(あまのがわ)高等学校・二年一組の教室であった。
やいのやいのと言い合う二人の元にはクラスメイト達の視線を集めるが、それもほんの一瞬のこと。「またクラス一のバカと、委員長が何か揉めてるんだ」と理解した全員が見飽きた日常から視線を逸らす。
「玩具って……だから何度も言ってるだろ! この〈エクステンド〉はただの玩具じゃないんだって!」
夕星の目の下にはマーカーペンで引いたような濃いクマがあった。これは寝る間も惜しんで〈エクステンド〉を制作していた証である。
キットを手に入れから今日で三日だ。一秒でも早く完成した姿を拝みたかった夕星は、隙間時間を見つけては、それらすべてを作業に費やしてきた。
それだけの熱意と愛情を注ぎ込んだのだから、〈エクステンド〉は既にただの玩具に非らず。誠心誠意作り上げた一つの作品、或いは夕星自身の分身とも言えた。
けれど、そんな想いが他者に理解されるわけもなく。
「何言ってるの。ただの玩具じゃない」
彼女には最後まで正論で返されてしまう。
終いには「学級委員として、生徒指導に報告しなくちゃならない」と脅されたので、泣く泣く広げた工具を片付ける羽目になってしまった。
「畜生……ヒバチはロマンってもんがわからねぇからなぁ……」
「聞こえてるわよ。あといい加減、その『ヒバチ』って呼ぶのもやめてよね。小学校の頃のアダ名で私のことを呼ぶのなんて、もうアンタくらいよ」
ヒバチ。基い藤森陽真里(ふじもりひまり)は不服そうに眉根を寄せた。二人の関係性を有体に表するのであれば、
「腐れ縁」或いは「幼馴染」というのが適切であろう。
けれども、二人の性格は鏡合わせのように違っていた。首元が苦しいからという理由でネクタイをダラりと緩めた夕星と、学校指定のブレザーを規定通りにキッチリと着こなす陽真里。二人の対称性は制服の着こなしの一つにも現れている。
「はぁ……だけど、何というか意外よね。中学ではあんなに荒れてた貴方が、更生してオタク趣味にのめり込むなんて」
「悪いかよ。日本の漫画やアニメーションは世界に誇れる文化だろ?」
「別に卑下する意図はないわよ。私だってゲームは好きだし、ソシャゲのガチャで推しが出るか出ないかに一喜一憂してるくらいだもん。けどアンタの場合はのめり込み方が極端だって言ってるの!」
確かに夕星は小さい頃から、何かとハマりやすい方であった。
中学の頃とはガラリと様変わりした自室のことを思い出す。壁に貼ってあったグラビア写真はアニメのポスターに様変わりしたし、筋トレ器具は軒並み漫画雑誌やライトノベルに置き換わった。
先月には遂にプラモデルやフィギュアを飾るためのショーウィンドウを購入したくらいだ。
「色々買ってるみたいだけど、お金、大丈夫なの?」
「うっ……! そ、それは……」
一ヶ月分のバイト代を全て趣味に費やしたことが彼女にバレれば、やれ「貯金しろ」だの、やれ「もっと計画的に使え」だの、お説教を食らうことは目に見えているのだ。
「だいたい、この子は幾らしたの?」
陽真里は片付けようとした〈エクステンド〉をヒョイと摘み上げ、訝しそうに尋ねた。
「おい、ヒバチ! そんな雑な持ち方すんなよ! 下手に触って、壊れたら俺の三日間の努力が!」
「ヒバチじゃなくて陽真里だって言ってるでしょ! けど、そうね……確かにすごく精密だし、三〇〇〇円ってところかしら?」
「えっ……いや、それは……」
「五〇〇〇円とか? それともまさか七〇〇〇円もするんじゃ⁉」
税込一二八〇〇円だなんて口が裂けても言えるわけがない。夕星の額には冷や汗が浮いて、次第に顔も青くなってゆく。
「えっ、えっーと、半額セール品で五〇〇円くらいかなぁ……」
「うん、今の表情でだいたい分かったわ。多分、一〇〇〇〇円くらいしたのね」
当たらずしも遠からず。呆れ返った陽真里は重苦しく嘆息を吐いた。
「私だって、アニメや漫画の中のロボットを手に取ってみたいって気持ちは十分に分かる。ほんの一時でもフィクションにのめり込みたいって気持ちもね。だけどさ、この〈エクステンド〉の場合、」
彼女の言葉を遮るように校舎が揺れた。
次いで、開け放たれた窓からは研ぎ澄まされた轟風が吹き込んでくる。
「……はぁ、また来たみたいね」
外を見れば、何か巨大なシルエットが滑空し、校舎を飛び越えて行ったのだと理解できた。
けれど、クラスメイトたちが反応を示すことはない────まるで、それが彼らにとっての「日常」であるように。
高度を下げたシルエットは、やがて大通りにその爪先を降ろした。全身の緩衝器(サスペンション)を稼働させながらに着地しようとする様は、夕星たちの教室からでも伺える。
人型の内部骨格と全身を覆う強化装甲群。
機械仕掛けの荒武者を思わせ、据えられた双眸を翡翠色に煌めかせた姿は、陽真里が手にしたプラモデルをそのまま大きくしたようであった。
「だけどさ、この〈エクステンド〉の場合は、」
陽真里は戦闘体制を取ろうとするマシーンを見つめながらに、途切れていた言葉の続けた。
「本物がすぐそこの現実に在る。ノンフィクションの産物じゃない」
「巨大ロボットに乗ってみたい」「魔法が使えるようになりたい」という幼稚な願いから、「大切な人と一緒にいたい」というちょっぴりロマンチックな願いまで────
スターレター・プロジェクト。それは少年・少女の「願い」を乗せただけの陳腐な計画だったはずだ。けれど、その計画こそが全ての歪曲の始まりであった。
未那月刀剣術(みなつきとうけんじゅつ)師範代並びにARAs(エリアズ)代表・未那月美紀(みなつきみき)著『日常歪曲譚』より抜粋。
◇◇◇
「これでようやく……」
神室夕星(かむろゆうせい)は全能感に満たされていた。指先を動かす度に「完成」に近づいていく姿を前に、笑みを漏らしてしまうのも仕方のないことであろう。
五〇〇以上のパーツから成る人型の内部骨格と、全身を覆う強固な装甲群。両腰には二丁の突撃機銃を備えながらも、刃物のように研磨された姿は機械仕掛けの荒武者を思わせた。
翡翠色の双眸を備えた、そのマシーンの名は、
「何をしてるのよ、アンタはッ!」
脳天を突き抜ける衝撃は、浸っていた空想のことごとくを破壊して、夕星を現実へと引き戻す。
「うぐッ⁉」
そのまま夕星は前のめりに転倒。広げてあった工具諸々をバラ撒きながらに額を打ちつけた。
バラ撒かれた工具は、プラスチック用片刃ニッパー(※税込五二八〇円)、スポンジヤスリ六〇〇番から一二〇〇番(※合わせて税込七一五円)
そして、丹精込めて作り上げたプラモデル。一/一〇〇〈エクステンド〉(※税込一二八〇〇円)だ。
夕星は咄嗟に身を捻り、落下するエクステンドを受け止めた。床に衝突するまでの距離はわずかに数ミリ。
これはギリギリセーフといったところか。アンテナの先端部など、折れやすい箇所が無事であることを確認した夕星は、振り返って、自らを背後から殴りつけたであろう人物を恨めしそうに睨んだ。
「痛ッてなぁ……いきなり、何すんだよッ!」
そこに立つのはボブカットの少女だ。
丸っこい猫目を細めた彼女は、負けじとこちらを睨み返す。
「いきなりも何も、学校に来てまで玩具で遊んでるアンタが悪いんでしょ!」
そう、ここは私立天川(あまのがわ)高等学校・二年一組の教室であった。
やいのやいのと言い合う二人の元にはクラスメイト達の視線を集めるが、それもほんの一瞬のこと。「またクラス一のバカと、委員長が何か揉めてるんだ」と理解した全員が見飽きた日常から視線を逸らす。
「玩具って……だから何度も言ってるだろ! この〈エクステンド〉はただの玩具じゃないんだって!」
夕星の目の下にはマーカーペンで引いたような濃いクマがあった。これは寝る間も惜しんで〈エクステンド〉を制作していた証である。
キットを手に入れから今日で三日だ。一秒でも早く完成した姿を拝みたかった夕星は、隙間時間を見つけては、それらすべてを作業に費やしてきた。
それだけの熱意と愛情を注ぎ込んだのだから、〈エクステンド〉は既にただの玩具に非らず。誠心誠意作り上げた一つの作品、或いは夕星自身の分身とも言えた。
けれど、そんな想いが他者に理解されるわけもなく。
「何言ってるの。ただの玩具じゃない」
彼女には最後まで正論で返されてしまう。
終いには「学級委員として、生徒指導に報告しなくちゃならない」と脅されたので、泣く泣く広げた工具を片付ける羽目になってしまった。
「畜生……ヒバチはロマンってもんがわからねぇからなぁ……」
「聞こえてるわよ。あといい加減、その『ヒバチ』って呼ぶのもやめてよね。小学校の頃のアダ名で私のことを呼ぶのなんて、もうアンタくらいよ」
ヒバチ。基い藤森陽真里(ふじもりひまり)は不服そうに眉根を寄せた。二人の関係性を有体に表するのであれば、
「腐れ縁」或いは「幼馴染」というのが適切であろう。
けれども、二人の性格は鏡合わせのように違っていた。首元が苦しいからという理由でネクタイをダラりと緩めた夕星と、学校指定のブレザーを規定通りにキッチリと着こなす陽真里。二人の対称性は制服の着こなしの一つにも現れている。
「はぁ……だけど、何というか意外よね。中学ではあんなに荒れてた貴方が、更生してオタク趣味にのめり込むなんて」
「悪いかよ。日本の漫画やアニメーションは世界に誇れる文化だろ?」
「別に卑下する意図はないわよ。私だってゲームは好きだし、ソシャゲのガチャで推しが出るか出ないかに一喜一憂してるくらいだもん。けどアンタの場合はのめり込み方が極端だって言ってるの!」
確かに夕星は小さい頃から、何かとハマりやすい方であった。
中学の頃とはガラリと様変わりした自室のことを思い出す。壁に貼ってあったグラビア写真はアニメのポスターに様変わりしたし、筋トレ器具は軒並み漫画雑誌やライトノベルに置き換わった。
先月には遂にプラモデルやフィギュアを飾るためのショーウィンドウを購入したくらいだ。
「色々買ってるみたいだけど、お金、大丈夫なの?」
「うっ……! そ、それは……」
一ヶ月分のバイト代を全て趣味に費やしたことが彼女にバレれば、やれ「貯金しろ」だの、やれ「もっと計画的に使え」だの、お説教を食らうことは目に見えているのだ。
「だいたい、この子は幾らしたの?」
陽真里は片付けようとした〈エクステンド〉をヒョイと摘み上げ、訝しそうに尋ねた。
「おい、ヒバチ! そんな雑な持ち方すんなよ! 下手に触って、壊れたら俺の三日間の努力が!」
「ヒバチじゃなくて陽真里だって言ってるでしょ! けど、そうね……確かにすごく精密だし、三〇〇〇円ってところかしら?」
「えっ……いや、それは……」
「五〇〇〇円とか? それともまさか七〇〇〇円もするんじゃ⁉」
税込一二八〇〇円だなんて口が裂けても言えるわけがない。夕星の額には冷や汗が浮いて、次第に顔も青くなってゆく。
「えっ、えっーと、半額セール品で五〇〇円くらいかなぁ……」
「うん、今の表情でだいたい分かったわ。多分、一〇〇〇〇円くらいしたのね」
当たらずしも遠からず。呆れ返った陽真里は重苦しく嘆息を吐いた。
「私だって、アニメや漫画の中のロボットを手に取ってみたいって気持ちは十分に分かる。ほんの一時でもフィクションにのめり込みたいって気持ちもね。だけどさ、この〈エクステンド〉の場合、」
彼女の言葉を遮るように校舎が揺れた。
次いで、開け放たれた窓からは研ぎ澄まされた轟風が吹き込んでくる。
「……はぁ、また来たみたいね」
外を見れば、何か巨大なシルエットが滑空し、校舎を飛び越えて行ったのだと理解できた。
けれど、クラスメイトたちが反応を示すことはない────まるで、それが彼らにとっての「日常」であるように。
高度を下げたシルエットは、やがて大通りにその爪先を降ろした。全身の緩衝器(サスペンション)を稼働させながらに着地しようとする様は、夕星たちの教室からでも伺える。
人型の内部骨格と全身を覆う強化装甲群。
機械仕掛けの荒武者を思わせ、据えられた双眸を翡翠色に煌めかせた姿は、陽真里が手にしたプラモデルをそのまま大きくしたようであった。
「だけどさ、この〈エクステンド〉の場合は、」
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