ファーストカット!!!異世界に旅立って動画を回します。

蒼空 結舞(あおぞら むすぶ)

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1つの国を巡る。

こんな状況で動画ですか?テイク1!

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扉の中へ吸い込また3人ではあるが扉から放り投げられて出てくることが出来た。そしてとある場所に降り立つ。一見、始めに連れてこられた森と同じような感覚ではあるが遠くから人々の声が聞こえてくる。そこに視線を向ければ、商店街のような街並みが広がっていたのである。そんな状況に驚くもののはしゃぐ祭は拙いながらもデュラムを操作し録画を撮る。
「すっげぇ!森と町がこんなに近くにあるなんて!…しかも!電波も通るじゃん!ここ!」
「…マツリは呑気だね~。異世界に来たかもしれないってのに。」
「うっせぇ!…あっ!電波が通ると言うことはケーサツに連絡出来るか」
「デュラム。<俺のデュラム以外の連絡手段を>して。」
『了解しました。』
「…えっ?」
すると瞬く間に祭のデュラムが輝き始めて揺れたかと思えば動きをゆっくりと停止させ次第に元の輝きに戻る。
『ミッションコンプリート。アイドゥ様の連絡しか受け付けません。』
「えっ!??ちょっと待ってくれよ!!?デュラム!解除だ!解除!!!」
『申し訳ありません。アイドゥ様のアドレスしか受け付けられません。』
「そ…そんなぁ…。」
さすがにアイドゥが造った電子機器であって主人には利口であり逆らえないようなプログラムもされている。しかも音声も普通の人間とは変わらないのではないかと思うほどのイントネーションと滑らかな口調だ。
自身も電子機器には強い方だと思っていたのだが完膚かんぷなきまでに機械類での強さと余裕さを見せつけられた祭ではあるが…それでも負ける自信はないモノがある。
「お前にはデュラムの扱いでは負けたけどな!…俺には動画があんだよ!!!ど~せ?お前を晒し首にしたって俺の世界にはお前が居ないから無駄だというのは分かったからな!!」
「ふぅ~ん。マツリもそういう所は頭いいね。…ちょっと可愛くなくて残念…。」
「けっ!!!お前にこれ以上馬鹿にされたかねぇっての!!!」
子供のように憎きアイドゥの顔を見て失礼にも舌を出してあっかんべーをする祭に彼は余裕そうに微笑む。そんな彼に自分の行動に幼気いたいけを感じて恥じた祭は誤魔化すように1人街へ繰り出そうとするのであった。


賑わいを見せる街に祭達は目移りをさせていれば氷の羽をキラキラと輝かせて蝶のように飛んでいるエルリアがあるじに向けて言い放つ。
「主様、この場所について調べた方が良いさね?デュラムでもさすがにきついと思うさね?」
「そうだね~。デュラムに後で聞くけど、恐らく未知の地だろうからこの国の情勢も分かんないだろうし…。お願いできる?」
「任せるさね!!!それではマツリ?ちょっと探検してくるさね~!」
「おい!!?どこ行くんだよ!エルリア~って…行っちまった…。」
エルリアが笑顔で場を離れれば祭は訝しげに笑みを絶やさないでいる変態…いや、アイドゥを見た。すると彼は突然祭の手を取って握ったのである。いきなり手を取られて呆気に取られるが振り払おうとする祭に…アイドゥは少し悲しげな表情を見せる。
「そんなに嫌?俺のこと。…手を振り払いたいほど、嫌い?」
少し切なげな悲哀を見せるような顔をされたアイドゥに祭は振り払うのを止めて誤魔化すように喋っていく。
「いや!!!その…。お前を傷つけるわけでは無くてな!」
「……っふ。」
「男同士で手を繋ぐなんて普通はキモイだろ?」
「……っふふ。」
「だから…その。つまり…反射的に」
「…あっはは!!!」
「って、何笑ってんだ!??また騙しやがって…。」
舌打ちをして手を放そうとすればアイドゥはぎゅっと強く握る。そんな彼は少し真面目な表情を見せた。
「俺、マツリのそういう優しい所にいつも惹かれるよ?怒られることは沢山あるけどなんだかんだで許してくれるし?」
「…お前。」
「あとはおバカで可愛い所とかセ○クスする時に喘ぎ声がめちゃくちゃ可愛くて射精しそうに」
「そこまでは言わなく良いから!!!…というか確かに腹が減ったな…。でも食べちゃいけないんだろ?俺。」
祭の言葉のにアイドゥは頷くのではなく横に振った。驚く祭に彼は説明をする。
「どうやらこの世界ではご飯は食べて良いっていう判断が出されたんだよね~。…でも、お金要るんだけど?」
その言葉にぎくりとする祭としたたかに笑うアイドゥは彼の肩を抱いて再び森へと入るのであった。


-プチュウ…クチュゥ…クチュゥ。

濃厚なキスをしてから服を脱がしていくアイドゥに祭は羞恥心が抑えられずにいる。恥ずかしいからという理由でバックで犯すことになったのだが…祭は普段よりも声が抑えめでいる。
「はぁ…。ふぅん…。」
「…今日は声が抑えめだね?…やっぱり外は恥ずかしい?」
後ろをローションで解しながら耳攻めをするアイドゥに祭は振り返って睨みつけることしか出来ない。そんな彼の可愛らしい姿にアイドゥは祭の尻を解し終えてから直立した自身を当てては一気にストロークを交えて上下に腰を振る。そんな行為に祭は控えめに声を漏らすのだが…その姿が可愛らしかった。
「ひゃぁ…。激しい…よ。…もっとゆっくり…してぇ?」
本人は無自覚ではあるが意中の相手にねだられてしまえば…陥落するのは早かった。

-ズチュゥッ!!!ズチュゥッ!!!

「うひゃあ…!??なんで早くなって…?」
「もう…分かってないな~?マツリは?」
「????」

「可愛いからに決まってるから…でしょ?」
何も分からずにいる祭の態勢を立て直し正面に向けてから深いキスをして2人は達する。余韻が残る中で腹が満たされていくことを感じるのであった。


場面は変わり、とある金髪の少女は賑やかな街並みを高い所で見てから呟いた。
「この世界に勇者が現れた…らしいけど。どうなのかしら?」
金髪の髪を振り乱し勇者を探しに行く少女…アラジンは行方を追うのであった。
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