49 / 55
第48話 お屋敷探検と魔法の時間
心地いいぬくもりに包まれながら、俺はゆっくりと目を覚ました。
「……ふあぁあ」
思わず大あくび。ベッドがあまりにも快適すぎて、もう二度寝三度寝の誘惑がすごい。ていうか、ふかふかすぎて布団が俺を放してくれない。これ絶対、何かの魔法かけられてるだろ。
(……あれ?ここどこだっけ)
ふかふかの枕に頭を沈めたまま、ぼんやりと天井を見上げ――思い出す。
(ああ、そっか。貴族の館だ……)
昨日の出来事が、一気に頭の中で再生された。でっかい風呂、豪華な夕餉、エリナとの夜の会話。それに、ミルラとはしゃいで遊んだ時間も。
そして今、俺はふかふかのベッドに沈み込んでいる。
そんな夢みたいな寝心地に感動しながら、布団と格闘していると――
「ユーリくん、お目覚めですか?」
控えめなノックの音に続いて、エリナの丁寧な声が響いた。
「うん、起きてるよ」
そう返すと、扉がそっと開いてエリナが部屋に入ってきた。
でも正直、布団の中でぬくぬくしてたい。あと五分!いや、三分!せめて――
「……朝食の準備、できてるわ。……行きましょう、ユーリくん」
そう言いながら、エリナはちらりと俺の顔を見て、すぐに視線をそらした。
その耳が、ほんのり赤くなっているのを、俺は見逃さなかった。
(……あ、やっぱりちょっと照れてる?)
思わず俺も気まずいような、でもちょっと嬉しいような気分になって、頬をかいてごまかした。
「あっ……うん、すぐ行くよ」
布団に別れを告げ、俺はふわふわのパジャマのまま、立ち上がった。
俺とエリナが食堂に入ると、すでに数人の姿があった。
「おー、ユーリくん!おはよう!」
豪快な声で手を振ってきたのはレオン。なんだか朝からテンション高い。
「おはようございます、レオンさん」
「おはよう、ユーリくん」
ミレティアも柔らかな笑顔で挨拶をくれる。彼女が席に着くのと入れ替わるように、メイドたちが温かいスープを次々と運び込み、テーブルの上に整然と並べていった。
「ゆーりくんっ!こっちこっちっ!」
そしてミルラは、昨日のように元気いっぱい。隣の椅子をポンポンと叩きながら俺を手招きしている。
(朝からにぎやかだな)
俺は促されるまま席に着き、ふと隣を見ると、エリナが少し顔をそらして、でもちらちらとこちらを見ている。昨日のやりとりを思い出してる……のか?
「……エリナ、今日はなんだか顔が赤い?」
レオンがニヤッと笑って言うと、エリナはすぐさま姿勢を正して真顔になった。
「別に。気のせいよ」
「ふーん?」
「ふふっ」
レオンとミレティアの視線が一斉に俺に向く。やめて!?なんか取り調べみたいになってるんだけど!?
ミルラは首をかしげながらも、にこにこと楽しそうに笑っていた。
「そ、それよりご飯、すごいですね!今日も!」
「そうよ?雷の王子に相応しい朝ごはんじゃなくて?」
「ちょ、やめてくださいってば!」
笑い声が弾け、湯気の立つ食卓が一気に温かくなる。
朝食を終えると、エリナがぱん、と手を叩いて立ち上がった。
「さ、じゃあお屋敷を案内するわ。ミルラももう準備できてるはずよ」
そう言いながら、エリナが立ち上がる。
と――
「ゆーりくん、こっちこっちー!」
先に立ち上がっていたミルラが、椅子から勢いよく降りて手を振っていた。ミレティアが「あらあら」と微笑みながらナプキンをたたんでいて、レオンも落ち着いた様子で紅茶を一口。
「おうちのなか、いっぱい紹介するねっ!」
「う、うん。よろしくね……!」
今日もミルラの元気は全開だった。
「こっちはお母さまのピアノの部屋よ」
ミルラが先頭を歩き、エリナが補足するように説明してくれる。絵に描いたような豪華な廊下を歩きながら、俺は映画のセットかなこれとか思っていた。
「でね、こっちはミルラのお部屋ー!でもいまはおもちゃでちらかってるから、みせられませんっ!」
「堂々とすごい自信だね」
隣を歩いていたエリナが、ふとこちらに笑いかけてきた。
「ふふ、自分の家なのに、こうして歩くと探検してるみたいだわ」
エリナが笑って言った。――たぶん、昨日のことがあったからかな。なんか、こうして笑ってるのを見ると、ちょっと嬉しくなる。
しばらく館内を案内されたあと、俺たちは中庭へと出た。
「わあ……」
思わず声が出た。目の前には、整えられた芝と、色とりどりの花々が広がる庭園。噴水がきらめき、鳥のさえずりが心地よいBGMになっている。
「ここ、すごいね」
「お父さまのお気に入りなの。昔、庭師の人と一緒に設計したんだって」
「ねぇゆーりくん!おにごっこしよっ!」
「ええ!?この庭で!?」
こんな立派な庭でおにごっこってどうなのかと思いつつも、ミルラに腕を引っ張られれば断れず。
「つーかまえたっ!」
「そんなに急いだら転ぶよ」
そう声をかけると、ミルラがくるっと振り返ってにっこり笑った。
「だいじょーぶっ!」
……その瞬間、足元がもつれて、あぶなっ!
そんな感じで、ちょっとだけ庭を全力ダッシュ。庭師さんには見られてないことを祈る。
そして――昼前になると、エリナがふと口を開いた。
「少しだけ、私の魔法の練習……見てもらえたら嬉しいな」
「練習?」と聞き返しかけて、俺はふと気になって言葉を止めた。
「……え?魔法って、あの魔法!?」
思わず、ちょっと大きめの声が出てしまう。
エリナは一瞬びくっとして、小さく肩をすくめた。
「う、うん……その、魔法の練習……」
目をそらしながら、エリナがぽつりと返してくる。
「……ユーリくんに、見てもらえたらいいなって、思ったの。……友達だからね」
その声は小さかったけれど、ちゃんと聞こえた。
その顔は少し照れくさそうで――でも、それ以上に、どこか誇らしげだった。
案内されたのは、屋敷の裏にある専用の魔法練習場。石畳で囲まれた円形のスペースで、少し距離を取れば安全に魔法を撃てる造りになっている。
エリナがスッと杖を構えた。
エリナが杖を構える姿を見て、思わず「おお」と心の中でつぶやく。なんか、すごくかっこいい。
「見ててね」
その声と同時に、彼女の周囲に魔力の気配が広がった。風がふっと舞い上がり、杖の先に、赤い光が灯る。
「――フレイムスパーク!」
ぱっ、と炎の粒が空中に浮かび、数秒ほど瞬いたあと、空中で小さく弾けた。
「……おおぉ」
俺は思わず拍手していた。火の魔法って、派手で危険なイメージがあったけど、エリナの魔法は精密で、ちゃんと制御されていた。
それ以上に、人生で初めて見る本物の魔法に、心が震えるほど興奮していた。
「すごい……これが魔法か……!」
(これが魔法。ほんとに、目の前で火が浮いてた……すげぇ)
「えへへ……ありがと」
エリナはちょっと得意げに微笑む。
「他にも、フレイムリングっていう、魔法も練習中なの。……ちょっと派手だけど、やってみてもいい?」
「ぜひ!」
と、そこに、場の隅で黙って見守っていた年配の男性が、一歩前に出てきた。品のある黒いローブに、整えられた白髪と口ひげ。背筋を伸ばしたその立ち姿には、年齢を感じさせない威厳があった。
「お嬢様、もちろんですが、制御をお忘れなく」
「ええ、わかってるわ、先生」
彼は、代々ヴァーミリオン家に仕える魔法の教師、セルジュ。厳しくも穏やかな目が、エリナの動きをじっと見つめている。
エリナが軽くうなずき、再び杖を構えた。
「――フレイムリング!」
炎の輪が空中に展開し、くるくると回転しながら、花火のように火花を散らす。
「……わぁ」
さっきよりずっと派手だけど、不思議と怖さはなかった。それだけ、しっかり制御されているってことなんだろう。
「どう?派手すぎた?」
「いや、めっちゃかっこいいよ!」
「ほんと?」
「うん、ミルラもいたら大はしゃぎしてたよ」
そう言うと、エリナは少しだけ照れて――
「ふふっ、よかった」
と、嬉しそうに笑った。その笑顔に、セルジュもほんのわずかに目尻を下げる。
「――なかなか見事でございました。お嬢様の成長は、実に誇らしいものです」
その声に、エリナの頬がまた少し赤くなる。
「……ふあぁあ」
思わず大あくび。ベッドがあまりにも快適すぎて、もう二度寝三度寝の誘惑がすごい。ていうか、ふかふかすぎて布団が俺を放してくれない。これ絶対、何かの魔法かけられてるだろ。
(……あれ?ここどこだっけ)
ふかふかの枕に頭を沈めたまま、ぼんやりと天井を見上げ――思い出す。
(ああ、そっか。貴族の館だ……)
昨日の出来事が、一気に頭の中で再生された。でっかい風呂、豪華な夕餉、エリナとの夜の会話。それに、ミルラとはしゃいで遊んだ時間も。
そして今、俺はふかふかのベッドに沈み込んでいる。
そんな夢みたいな寝心地に感動しながら、布団と格闘していると――
「ユーリくん、お目覚めですか?」
控えめなノックの音に続いて、エリナの丁寧な声が響いた。
「うん、起きてるよ」
そう返すと、扉がそっと開いてエリナが部屋に入ってきた。
でも正直、布団の中でぬくぬくしてたい。あと五分!いや、三分!せめて――
「……朝食の準備、できてるわ。……行きましょう、ユーリくん」
そう言いながら、エリナはちらりと俺の顔を見て、すぐに視線をそらした。
その耳が、ほんのり赤くなっているのを、俺は見逃さなかった。
(……あ、やっぱりちょっと照れてる?)
思わず俺も気まずいような、でもちょっと嬉しいような気分になって、頬をかいてごまかした。
「あっ……うん、すぐ行くよ」
布団に別れを告げ、俺はふわふわのパジャマのまま、立ち上がった。
俺とエリナが食堂に入ると、すでに数人の姿があった。
「おー、ユーリくん!おはよう!」
豪快な声で手を振ってきたのはレオン。なんだか朝からテンション高い。
「おはようございます、レオンさん」
「おはよう、ユーリくん」
ミレティアも柔らかな笑顔で挨拶をくれる。彼女が席に着くのと入れ替わるように、メイドたちが温かいスープを次々と運び込み、テーブルの上に整然と並べていった。
「ゆーりくんっ!こっちこっちっ!」
そしてミルラは、昨日のように元気いっぱい。隣の椅子をポンポンと叩きながら俺を手招きしている。
(朝からにぎやかだな)
俺は促されるまま席に着き、ふと隣を見ると、エリナが少し顔をそらして、でもちらちらとこちらを見ている。昨日のやりとりを思い出してる……のか?
「……エリナ、今日はなんだか顔が赤い?」
レオンがニヤッと笑って言うと、エリナはすぐさま姿勢を正して真顔になった。
「別に。気のせいよ」
「ふーん?」
「ふふっ」
レオンとミレティアの視線が一斉に俺に向く。やめて!?なんか取り調べみたいになってるんだけど!?
ミルラは首をかしげながらも、にこにこと楽しそうに笑っていた。
「そ、それよりご飯、すごいですね!今日も!」
「そうよ?雷の王子に相応しい朝ごはんじゃなくて?」
「ちょ、やめてくださいってば!」
笑い声が弾け、湯気の立つ食卓が一気に温かくなる。
朝食を終えると、エリナがぱん、と手を叩いて立ち上がった。
「さ、じゃあお屋敷を案内するわ。ミルラももう準備できてるはずよ」
そう言いながら、エリナが立ち上がる。
と――
「ゆーりくん、こっちこっちー!」
先に立ち上がっていたミルラが、椅子から勢いよく降りて手を振っていた。ミレティアが「あらあら」と微笑みながらナプキンをたたんでいて、レオンも落ち着いた様子で紅茶を一口。
「おうちのなか、いっぱい紹介するねっ!」
「う、うん。よろしくね……!」
今日もミルラの元気は全開だった。
「こっちはお母さまのピアノの部屋よ」
ミルラが先頭を歩き、エリナが補足するように説明してくれる。絵に描いたような豪華な廊下を歩きながら、俺は映画のセットかなこれとか思っていた。
「でね、こっちはミルラのお部屋ー!でもいまはおもちゃでちらかってるから、みせられませんっ!」
「堂々とすごい自信だね」
隣を歩いていたエリナが、ふとこちらに笑いかけてきた。
「ふふ、自分の家なのに、こうして歩くと探検してるみたいだわ」
エリナが笑って言った。――たぶん、昨日のことがあったからかな。なんか、こうして笑ってるのを見ると、ちょっと嬉しくなる。
しばらく館内を案内されたあと、俺たちは中庭へと出た。
「わあ……」
思わず声が出た。目の前には、整えられた芝と、色とりどりの花々が広がる庭園。噴水がきらめき、鳥のさえずりが心地よいBGMになっている。
「ここ、すごいね」
「お父さまのお気に入りなの。昔、庭師の人と一緒に設計したんだって」
「ねぇゆーりくん!おにごっこしよっ!」
「ええ!?この庭で!?」
こんな立派な庭でおにごっこってどうなのかと思いつつも、ミルラに腕を引っ張られれば断れず。
「つーかまえたっ!」
「そんなに急いだら転ぶよ」
そう声をかけると、ミルラがくるっと振り返ってにっこり笑った。
「だいじょーぶっ!」
……その瞬間、足元がもつれて、あぶなっ!
そんな感じで、ちょっとだけ庭を全力ダッシュ。庭師さんには見られてないことを祈る。
そして――昼前になると、エリナがふと口を開いた。
「少しだけ、私の魔法の練習……見てもらえたら嬉しいな」
「練習?」と聞き返しかけて、俺はふと気になって言葉を止めた。
「……え?魔法って、あの魔法!?」
思わず、ちょっと大きめの声が出てしまう。
エリナは一瞬びくっとして、小さく肩をすくめた。
「う、うん……その、魔法の練習……」
目をそらしながら、エリナがぽつりと返してくる。
「……ユーリくんに、見てもらえたらいいなって、思ったの。……友達だからね」
その声は小さかったけれど、ちゃんと聞こえた。
その顔は少し照れくさそうで――でも、それ以上に、どこか誇らしげだった。
案内されたのは、屋敷の裏にある専用の魔法練習場。石畳で囲まれた円形のスペースで、少し距離を取れば安全に魔法を撃てる造りになっている。
エリナがスッと杖を構えた。
エリナが杖を構える姿を見て、思わず「おお」と心の中でつぶやく。なんか、すごくかっこいい。
「見ててね」
その声と同時に、彼女の周囲に魔力の気配が広がった。風がふっと舞い上がり、杖の先に、赤い光が灯る。
「――フレイムスパーク!」
ぱっ、と炎の粒が空中に浮かび、数秒ほど瞬いたあと、空中で小さく弾けた。
「……おおぉ」
俺は思わず拍手していた。火の魔法って、派手で危険なイメージがあったけど、エリナの魔法は精密で、ちゃんと制御されていた。
それ以上に、人生で初めて見る本物の魔法に、心が震えるほど興奮していた。
「すごい……これが魔法か……!」
(これが魔法。ほんとに、目の前で火が浮いてた……すげぇ)
「えへへ……ありがと」
エリナはちょっと得意げに微笑む。
「他にも、フレイムリングっていう、魔法も練習中なの。……ちょっと派手だけど、やってみてもいい?」
「ぜひ!」
と、そこに、場の隅で黙って見守っていた年配の男性が、一歩前に出てきた。品のある黒いローブに、整えられた白髪と口ひげ。背筋を伸ばしたその立ち姿には、年齢を感じさせない威厳があった。
「お嬢様、もちろんですが、制御をお忘れなく」
「ええ、わかってるわ、先生」
彼は、代々ヴァーミリオン家に仕える魔法の教師、セルジュ。厳しくも穏やかな目が、エリナの動きをじっと見つめている。
エリナが軽くうなずき、再び杖を構えた。
「――フレイムリング!」
炎の輪が空中に展開し、くるくると回転しながら、花火のように火花を散らす。
「……わぁ」
さっきよりずっと派手だけど、不思議と怖さはなかった。それだけ、しっかり制御されているってことなんだろう。
「どう?派手すぎた?」
「いや、めっちゃかっこいいよ!」
「ほんと?」
「うん、ミルラもいたら大はしゃぎしてたよ」
そう言うと、エリナは少しだけ照れて――
「ふふっ、よかった」
と、嬉しそうに笑った。その笑顔に、セルジュもほんのわずかに目尻を下げる。
「――なかなか見事でございました。お嬢様の成長は、実に誇らしいものです」
その声に、エリナの頬がまた少し赤くなる。
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
26番目の王子に転生しました。今生こそは健康に大地を駆け回れる身体に成りたいです。
克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー。男はずっと我慢の人生を歩んできた。先天的なファロー四徴症という心疾患によって、物心つく前に大手術をしなければいけなかった。手術は成功したものの、術後の遺残症や続発症により厳しい運動制限や生活習慣制限を課せられる人生だった。激しい運動どころか、体育の授業すら見学するしかなかった。大好きな犬や猫を飼いたくても、「人獣共通感染症」や怪我が怖くてペットが飼えなかった。その分勉強に打ち込み、色々な資格を散り、知識も蓄えることはできた。それでも、自分が本当に欲しいものは全て諦めなければいいけない人生だった。だが、気が付けば異世界に転生していた。代償のような異世界の人生を思いっきり楽しもうと考えながら7年の月日が過ぎて……
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな