異世界に召喚されて失明したけど幸せです。

るて

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過保護なルト

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あの後、ルトが外に出掛ける用事があるからと僕に新しい服をくれた。
……ん?今朝、急に成長したのに服がピッタリなんだろ??
んー?ルトの子供の頃の服かな~?
ま、いーや!
今日はお出かけなんだ~、景色は見えないけど、きっと楽しいよね

「ルトー?終わった?」

うん、実は15分前くらいからルトが僕の髪を、くしとか色々使って、ずっと弄ってるの!
んもー!僕は早く外に行きたいのに!

「んー、こんなものですかね……いや、いやいやいや、シノの可愛さをもっと最大限に……いや、待て?シノの可愛さを独り占めできなくなる……?」

ブツブツブツ……

「ルト~、僕もういいよぉ」

じっとしてるのも暇なんだよね
目は見えないから、どうしようもないし
ルトは細すぎるんだよ

「よし!出来ましたよ~」

「本当!?早く、早く外行こ!」

ルトの手をとってグイグイと引っ張る

「ふふ、天使様、行きましょうか」

んえぇ?天使様?僕の事かな?
え、えぇ、ルトそれは言い過ぎなのでは……?

「はっ、恥ずかしいからやめてよ」

「シノにはピッタリだよ。街で変態に誘拐なんかされないように、私が守りますからね」

おぉ……?ルトの口から変態の2文字が出てくるなんて思いもしなかった

「街は危険なの?」

「ええ、でも騎士や魔法騎士が回っているので昼間は大丈夫です。それに、私もそれなりに強いですからね」

ルトに抱き上げられ、頭を撫でられる
そっかぁ、ルトも強いんだぁ
僕も魔法使いたいな

「よし、行きますかね。日に焼けてしまうかもしれないので、ローブを被って行きましょう」

そう言って、ローブらしき布ものを被せられる。
ちょっと過保護過ぎませんか??

ま、ルトの言う事なので大人しく聞くけどね

ふふ~ん♪異世界の街なんて楽しみでしかないよね!
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