【完結】ダフネはアポロンに恋をした

空原海

文字の大きさ
35 / 53
第二章 THE CRAP オブ・ザ・くず、バイ・ザ・くず、フォー・ザ・くず

07 結城 充と仁科 充とジョン・マシュー・バーガー

しおりを挟む



「仕事のことは紹介してくれんの、感謝する。ありがとう」

「でもあんた、英会話スクールで内定もらったんでしょ? どうするの?」

「内定承諾の前に雇用形態の確認する。あとは受け持つクラスについての相談かな。配給会社が、通るかわかんねーし。蹴るって選択肢はない」

「そう。わたしが言えた義理じゃないけど、先方に、なるべく迷惑をかけないように。最低限に留めなさいよね」

「ああ」

「それじゃ、話を通しとくわよ?」

「頼んだ。面接まで漕ぎ着けたら、ランさんの名前は遠慮なく使わせてもらう」

「どうぞ。もともと、わたしがその仕事に就いたのは、あんたの父親の紹介よ」

「チチオヤ?」


 タカシがミツルに横目をやると、ミツルは一瞬目を丸くして、すぐに首を振った。


「ぼくじゃないよ」

「……ああ。『血の繋がった』ってやつか」


 眉間に皺を寄せたタカシは、ミツルが目の前にいなければ、そのまま舌打ちでもしていそうな嫌悪感を滲ませていた。
 どうもジョンへの誤った認識がありそうだ。


「あんたの父親は、妊娠がわかって逃げたわけじゃないわよ」

「知らせてもいねぇんだろ。わかってるよ」

「それだけじゃないわ。ジョンは――あんたの父親は、一緒にニューヨークに来ないかって誘ってくれたわ」


 タカシが目を見開く以上に、ミツルの驚きがまさった。
 ダイニングテーブルに手をつき、椅子から立ち上がるミツルは、それでもガタリと音を立てることもなく、静かな所作で、育ちの良さがよくわかる。

 一方でタカシは、目を回して下くちびるを突き出し、首を傾げる。
 ミツルとわたしとの間に素早く視線を走らせると、肩をすくめて、両手で囲ったマグを口元に運んだ。
 一度も顔を合わせたことはないはずなのに、タカシの仕草は、かつてのジョンによく似ている。

 ミツルは、こちらに目をひたりと合わせたまま深呼吸すると、口を開いた。


「――なんだって?」

「話していなかった?」

「聞いていないよ。……ねぇ、それは、もしかしてぼくのせいなのかな?」

「どうかしら。どちらにせよ、ジョンもわたしも、友人以上の関係になる可能性はなかったわ。ビジネスチャンスの一つではあったけど、わたしは音楽業界にさほど興味はなかったし」


 とはいえ、映画と音楽の関係は深い。
 共依存であったり、独立し対等であったり、支配と被支配関係であったり、反発し合ったり。
 それは様々だけれど、男と女がそうであるように、映画と音楽も、切っても切れぬ仲だ。

 だからジョンについて行き、渡米した後に人脈を築き、映画業界へと縁を繋ぐことはできただろう。わたしに能力があれば。
 成功に必要なもの。実力と運。
 運は既にジョンが。三ツ星レストランのシェフじゃなくても、大衆食堂の料理人を経験した人間ならば扱えるくらいに、下ごしらえした状態でストックしてくれていた。

『さあ、お好きにどうぞ』

 手づかみでかじるも、煮るも炒めるも、ご自由に。
 そしてわたしは投げ捨てた。


「蘭さんが、彼のことを友人としてしか見ていないことは知っている。だけど彼はどうなんだろう? タカシ君のことくらい、知りたかったんじゃないかい? 彼は蘭さんのことを気にかけてくれていたようじゃないか。仕事まで世話をしてくれるなんて――」

「院長先生。それは、いまさら蒸し返しても仕方ねぇよ。アイツは俺を知らねーし、俺もアイツに『オマエの息子だ』なんて名乗り出るつもりもねぇ。
「だいたいそのチチオヤってやつは、ランさんのこと、覚えてんの?」


 顔を斜めに傾げたタカシが、グイと顎を前に突き出し、そのまま顎の先で、釣り竿を振るように素早く弧を描く。「言ってやれ」とか「あんたの番だ」といった素振り。
 この仕草も含めて、この子の表情や身振り手振りは、映画の受け売りが多い。
 に日本で育った混血児ならば、きっとこんな仕草は頻繁にはしないのだろう。
 いや、親を真似て、結局は日本人にしては大仰な表情と動作になるのだろうか。


「あんた、今年でいくつだっけ?」

「二十四」


 たった一人の息子の年齢も把握していない母親が、わたし。


「じゃあ二十四年間、音信不通なわけね。覚えてないんじゃない?」

「まぁ、そうだよな」


 わたし達の会話に、ミツルが不満そうに眉根を寄せた。
 タカシはジョンによく似た表情で、目を回し、眉をぐっと上げて、水平線とそれに並行する波を数本、額に刻み、おどけるように肩をすくめる。


「アイツがランさんを覚えてるとして。そんで俺に名乗り出るつもりがあったって。ノコノコ出ていきゃ、アイツの周囲が黙っちゃいねぇだろうし。
「認知されたら認知されたで、向こうは日本コッチより契約だなんだと、うるさそうだ」

「それはタカシ君の言い分だろう。それに、当時もし――」

「たとえ俺が生まれた当時、アイツに認める気があったところで、アイツのバンドはところだろ。にもならねぇ、マイナスにしかならねぇスキャンダルなんざ、つき合いたかねぇよ。
「無名の一般人。それも日本の女。オノYokoヨーコOno-ingされちゃかなわねぇって、めんどくせぇ書類にサインさせられて、黙ってろって金もらって終わりだろ」


 おそらくタカシの予想は、そう外れてはいないだろう。だが、ミツルが気に掛けているのは、おそらく違うこと。
 親から与えられる愛だとか、父性だとか、情だとか。そういった類の。

 ミツルが深く息を吐き出し、ゆっくりと首を振る。
 傷ついているのだろう。優しい男だから。
 責められている気になる。
 タカシがなったのは、わたしのせいだ、と。
 育てた記憶もない、わたしの。

 タカシが「あーっ! くそ!」と唸りながら、乱雑に頭をかきむしった。


「院長先生! 君江のことがあったから、大人しくしてるつもりだったけどさ。わりぃけど、遠慮すんのはやめた。あのさ、アンタのはそれ、ただの嫉妬とアンタ自身の罪悪感だろ?」


 ミツルがギョッとしたように目を見開き、口を開ける。
 空気を吸って、吐いて。
 言葉が音にならないのを見て、眉根をきつく寄せたタカシが舌打ちする。


「めんどくせーんだよ。色々言い訳つけてさ。自信がねぇだけだろ? 男としての自信。ねぇんだろ? 『スター』のアイツと比べちまってんだろ? だからアンタはアイツのこと、調べなかったんだろ?
「俺だったら、惚れた女を孕ませた男なんざ、ぶん殴ってやりてぇし、調べねぇでいるなんざ考えらんねぇ」


 当時、ミツルに相手は誰かを問われ、フェスで来日していたミュージシャンだとだけ答えた。
 ミツルはそれ以上、聞かなかった。

 となりを見れば、硬直したミツルがいた。

 言い過ぎだと止めるべきだ。パートナーならば、ミツルの自尊心を守るべきだ。
 だがわたしには、タカシに負い目と罪悪感があり、それ以上に、と思ってしまっている。
 愛する男の本心を、息子に、男として暴いてくれと。
 隅々まで明らかにさせ、スクリーンにまざまざと映し出してくれと。
 わたしの恐ろしいまでの執着心が、タカシを止められない。


「それとアンタの不安。ランさんがこれからもアンタについてきてくれんのか。また逃げんじゃねぇのかって。
「あのさ。そんなの知らねぇよ。俺には関係ねーだろ。自信ぐれぇ、自分でどうにかしろよ。アンタ、これまで一人で生きてきたんだろ。どっかになんか、根拠くれぇあるだろ。
「それにさ。ランさんなんか、過去の思い出で美化されてるだけだかんな? 正直、アンタのが先にランさんから逃げ出すんじゃねぇかって思うぜ。わりぃけど、アンタが逃げ出したところで、俺はランさんを引き取ったりなんかしねーよ」


 タカシは湯気の絶えたマグを引き寄せ、あおった。ランナーが給水ポイントで水分を口に含むかのように短く。
 撹拌かくはんのし過ぎで、酸味のきつくなったコーヒー。


「俺は院長先生に感謝はするけど、恨んでなんかいねぇよ。ランさんキチガイ女引き取ってくれてありがとなって。ロックスターあいつと引き離されたなんざ、思ってねぇよ。
「あのな。院長先生は、もしかしたら俺に気が引けてんのかもしんねぇけど。ランさんキチガイ女ロックスターあいつで、の両親揃っててくれたら、なんざ、考えたこともねぇからさ」

「なんて返せばいいのかわからない。恥を忍んで言えば、君の言う通りだ」


 ミツルが俯きかけたところで、タカシの手が伸びてくる。ミツルが顔を上げる。タカシがまっすぐにミツルを見ている。
 わたしはマグに手をかけ、酸っぱくてぬるいコーヒーを一口飲んだ。香りだけはまだ鼻先をくすぐる。


「院長先生。ランさんのこと、よろしくお願いします」


 がばりとタカシがミツルに頭を下げた。完全に虚を突かれたミツルは固まり、タカシがこちらに顔を向ける。


「『母さん』とは呼ばねぇけど、ランさんは俺のハハオヤだから。幸せになってよ。俺も幸せになるから」


 わたしはタカシを育てなかった。
 タカシはわたしを母親に戻してくれた。
 だからわたしも、せめてタカシの幸せを祈ろう。母親として。


「ええ。幸せになるわ」

「だってさ、院長先生。ランさんの幸せはアンタにかかってるから、よろしくな。この人、放っておくと、誰に迷惑かけるかわかんねぇし」


 誰にも迷惑をかけず、一人でひっそり暮らし、静かに老いるというビジョンが見えないことに、わたし自身同意する。
 ミツルはタカシを、次いでわたしを見た。
 本妻と愛人にはさまれたヒュー・グラントみたいな困り顔に、まずはわたしが。そしてタカシが噴き出す。


「いやぁ……。どうしたものだろう。まるで救世主扱いしてくれるね。
「君たち、ずいぶんぼくを買ってくれているようだけど、その実、甘く見くびられているようだ」

「だって実際、院長先生は、俺たちにとっちゃ救世主だぜ。それにランさんはマジで、『いい女』なんかじゃねぇよ」


 タカシが両手のひらを見せて肩をすくめる。ミツルに見せつけるよう、「イーッ」と口角を引っ張って下げる表情に、苛立たされる。
 よし。売られた喧嘩は買おう。


「そうね。そもそもミツルがタカシに負い目を感じる必要なんてないのよ。だってミツルがわたしに『生んでほしい』って言わなければ、わたしは生むつもりなんてなかったのだし。ミツルのおかげでタカシは生まれたようなものだわ」

「蘭さん、それはちょっと……」

「マジで、ランさん。あのさぁ……。いや、知ってるけどよ……」


 売り言葉に買い言葉に加え、ミツルのフォローをしたつもりだった。だが息子の前で言っていいことではなかった。
 ミツルは顔を青くして、タカシをチラチラと見ながら、必死に何か言葉をつむごうとしている。
 タカシは肘をテーブルにつき、額に手を当ててため息をつく。そして顔をあげると、憔悴した面持ちのミツルにへらっと笑いかけた。


「あー、いいのいいの。院長先生。気にすんな。この人、こーいう人だからさ」


 何度もこうして、タカシはわたしに打ちのめされてきた。何度も。
 その都度、今と同じように笑って諦めてきたのだろう。そしていまや、なにもわたしに求めていない。
 わたしにできることは、タカシから離れ、タカシを逃してあげること。
 そしてタカシの幸せを祈る。タカシの人生の邪魔をせず。


「あんた、やっとわたしからのがれられたわね」

「そうそう。ホストしたのだって最初はランさんから逃げるためだったのに。適当に女に飼われつつ、金貯めて、フラフラしようかなって」

「その発想がわたしの血を受け継いでるって感じるわ」

「揃ってクズだもんな」

「だから結局、わたしに飼われることになったのよ」

「それ、ランさんが言う?」


 ミツルは黙って冷め切ったコーヒーを飲み、パレブルトンを齧った。白い皿の上に茶色い欠片がぽろぽろと落ちていく。
 もごもごと口を動かすミツルに顔を向けた。ミツルが指先についた粉をこすり合わせて、皿の上に落とす。


「嫉妬してるってタカシが言ったこと。その通りだって言ったわね?」


 口いっぱいにクッキーが詰まったミツルは、目を泳がせたあと、小さく頷いた。


「ジョンがわたしに仕事を紹介してくれたのは、もちろん友情と好意だろうけど、結局は『富む者は富まざる者へ施しをすべき』っていう、よくある思い上がった自己満足だと思うわ」

「……確かにそうだろーけど。それ『も』ランさんが言うことじゃねーと思うわ」


 呆れ声のタカシに焼き菓子を飲み込んだミツルが続く。


「ぼくもタカシ君に同感だなぁ……」


 どうやら、ミツルとタカシは意気投合したらしい。

 タカシの人生から出ていく。それからそのあと。わたしがするべき唯一のことは、これまでの自分の人生と向き合うことだ。
 わたしが一人で狂い、罪から逃がれようとするのを、ミツルが見守り防いでくれるだろう。

 今度こそ、逃れられはしない。





(第二章 「THE CRAP オブ・ザ・くず、バイ・ザ・くず、フォー・ザ・くず」 了)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

つまらない妃と呼ばれた日

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。 舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。 さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。 リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。 ――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。

「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある

柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった 王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。 リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。 「わかりました。あなたには、がっかりです」 微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。

完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす

小木楓
恋愛
完結しました✨ タグ&あらすじ変更しました。 略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。 「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」 「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」 大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。 しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。 強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。 夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。 恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……? 「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」 逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。 それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。 「一生、私の腕の中で溺れていろ」 守るために壊し、愛するために縛る。 冷酷な仮面の下に隠された、 一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。 ★最後は極上のハッピーエンドです。 ※AI画像を使用しています。

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...