憤慨

ジョン・グレイディー

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第三十六章

コ○ナ禍に邪鬼が現れる…

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 さあ、始めよう!

 腐れ組織での最後の2年間を!

 今から書き綴る。

 俺は長崎から再び大阪に赴任した。

 関西圏内のある地方都市の支店だ。

 一応、支店三役としての位置付けのポストに着任した。

 腐っていた。

 頂上を目指し、登り着いた頂きに見えるのは、死肉を貪るハゲタカどもの縄張りであった。

 俺の予感は的中した。

 本当に腐っていた。

 息苦しくなるほど腐っていた。

 頂上に近づけば近づく程、その悪臭は強烈な匂いを放つ。

 保身だ!

 全て個々の保身に覆われている。

 それぞれが手を握っている。

 ギブアンドテイク

 イエスマン

 忖度とゴマスリ

 それしかなかった。

 情けないが、それが俺が30年間務めた組織の頂きであった。

 その支店に2年間務めた。

 1年目の支店長は、やはり、本社上がりのボンボン野郎であった。

 ホンマ者のボンボンだった…

 仕事もプライベートも部下頼りでないと生きていけない能無し野郎だ…

 車が故障してもJAFも呼べない…

 外部組織の会合に出席しても、鴨られ、無用な宿題を支店に持って帰ってくる…

 高学歴者にありがちなアスペルガー資質、人間性は小学生だ…

 世話をしたよ…

 毎日、毎日、面倒見たよ…

 勿論、JAFも俺が呼んであげたよ…

   ただし、俺の面倒見も3ヶ月が限度であった。

 当然、その後は、爆発だ!

 腐れ組織のボンボン野郎には、恐怖を味合わせてあげたよ!

 奴の指示は全て無視だ!

 無論、このボンボンに適正な指示などできるはずはなく、支店業務の実質的な運営は、支店長代理と俺とで行っていたがな…

 この腰抜けボンボンは、最後は俺の席に来ては、何かと頭を下げていたな。

 どうして頭を下げるのか、その策略がイマイチ分からなかったが、本社の使いに何かアドバイスされたのであろうよ!

 郷に入れば郷に従え

 遅いわ!

 殿様気分で3ヶ月、指をしゃぶり、鼻水垂らしながら、本社被れの地方軽視の乱痴気騒ぎを繰り返して起きながら、次期、昇進について釘を刺されると、聖人君子たる振る舞いをしだす輩。

 猿芝居だよ!腐れ!

 遅いんだよ!

 地方の社員の心は、最早、お前には、近づかないんだよ!

 愚か者め!

 腐れ!

 俺はとことん、このボンボンを追い詰めてやったよ。

 どちらがトップが分からないぐらい、歴然たる力の差を見せつけてやったよ。

 腐れ組織、腐れ本社にチクれ!

 俺に怖いものはない!

 俺はこの腐れ組織に期待など一切ない!

 腐れ加減を見てるだけだよ!

 腐れ野郎!

 くそっ!

 だんだん頭に来出したわ!

 2年目の支店長!

 こいつは、史上最悪の人間だ。

 そして、こんな最低野郎の連れ、新しい支店長代理…

 この女支店長代理は、史上最低の無能者だった…

 もう書くのをやめよう…

 そう思うぐらい、最低コンビだ…

 新たな支店長…

 やはり、本社上がりの、田舎者のお登りさんだ!

 丸の内勤務で東京人になったと勘違いしている田舎者。

 良い歳こいて、髪型ばかり気にしている田舎者。

 来る際の評判は、判断能力は微塵のカケラもないが、無類の女好きで、部下の女社員には滅法甘いとの最低のもの。

 正にその通りであったが…

 そして、史上最低の無能者である女支店長代理…

 最悪、最害コンビの結託だ…

 俺の会社勤務の最後の一年が、この2人の下でのものであった。

 判断能力の無いトップは、全て本社指示待ちだ。

 自身では全く判断しない!

 そこは徹底しており、違う意味で見物の価値があるぞ!

 かつ、典型的なマニュアル人間だ!

 マニュアルがないと不安らしい…

    こんな奴は、有事では役に立たない典型的な駄目人間だ…

 本社被れの田舎者。

 外見ばかり気にするナルシスト。
 
 俺の一番嫌いな人間だ!

 そして、バカ女!

 自己の意思でハンコ一つ押せない、無能者!

 こんなバカ女が、地方のナンバー2で、1、2年経てば、ナンバー1になる…

 そう!女性の登用だよ…

 政府の方針に従い、幹部の3割に女性を登用する。

 能力の有無は二の次だ!

 言う事をよ~く聞き、都合の良い女が抜擢される。

 アホくさ!

 ホンマ、アホくさ!

 そして、判断能力ゼロの田舎者のナルシストの女好きは、バカ女でも不細工女でも、女ならお構いなしにトコトン甘いと来た…

 そんなトップ2人で会社が持つかい?

 持つわけないだろ~

 やがて俺以外の他の幹部社員からも不満の声が上がる。

「ええ加減にして欲しいわ!
 なんでもかんでも、事前説明ばかり求めやがって!くそ女!
 お前が無能なだけやん!
 それを支店長のご指示、ふざけるな!二枚舌野郎!

 そして、こんなバカ女を全く指導できない、支店長!
 おかしいやろ!なんか、おかしいやろ!」

 秋口には、こんな具合に不満の声が彼方此方から上がり始める。

 俺は?どうだったか?

 俺はな!陰でこそこそ言ってる他の幹部社員とは違うぞ!

 俺は叩き潰しに入ったよ!

 この糞不細工の脳タリン女は、何回も俺に仕事を丸投げしやがったから、叱咤、怒号してやったわい!

 腐れ!

 そしたらのぉ~、この腐れ不細工女、最後は女好きのナルシストの田舎者支店長に泣き付きやがったわい!

 そしてのぉ~、予想どおり、この女好きナルシスト田舎者支店長は、この腐れ不細工脳タリン女を庇ったんじゃ!

 俺は激怒した!

「支店長、俺にやらせる?こいつが無能で片付けられない事案を、こいつが俺に丸投げした事案を、俺が尻拭いする?

 支店長、あれだけ事前に俺が資料を集め、説明したのに、こいつが能力無くして、早々と逃げようとしている。

 それを咎める事なく、その丸投げをアンタは認めようとしている。

 この先、俺にどうしろと言うのか?

 具体的な指示をお願いする。」

 こう、俺は、女好きに関して極端に守備範囲の広い田舎者のナルシストの支店長に更問した。

 支店長は、言葉に詰まった。

 おい!

 更問されて、言葉に詰まるような愚かな指示を部下にするな!

 誰が見てもおかしいやろう!

 この腐れ不細工能無し女を指導するべきやろうが!

 ホンマ、本社に指示を仰がなければ何もできん!

 情けない!

 俺は激怒し、正に憤慨した!

 こんな組織でやってられるか!

 俺は絶対にこいつらの指示には従わん!

 腐れ!

 そう思い、支店長室を後にし、これから先、退職覚悟の行動を取る事を決心した。

 粗暴、無礼、乱暴と言われた俺の本性を、こいつら雑魚に喰らわす事を覚悟した。

 俺の会社人生の最後に相応しい、最高の雑魚コンビ!

 腐れ組織の象徴のような最低コンビ!

 コイツらが最後の相手と思うと、ホンマ、清々する、そんな気持ちであった。

 しかしだ!

 またしても誰かが邪魔をしてきたよ。

 誰かな?

 神様かな?

 俺は、その憤慨した翌日に、コ○ナに感染したんだよ!

 するとな!

 この腐れ最低コンビが、更なる最低な行動に出てきたんだよ…

 ホンマ、最低な行動…

 腐れ!

 女好きナルシスト田舎者

 不細工脳タリン二枚舌

 この最低コンビが、更に躍動する。

 コ○ナ禍に邪鬼が現れるようにな…



 
 
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