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第4章 抱擁
恋がしたい…?
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「何か、いいことでもあったのか?学校で……」
パジャマを着ながら梶原がそう言うと、私はハッとして枕から顔を上げて梶原を見上げた。
今、私は、何も着ていない。
梶原は私の脇に座り、髪を優しく優しく、撫でる。
「彼氏でも出来たのか?」
「?!」
私は思わず起き上がると、梶原はニヤリと笑って、
「年頃だもんな。彼氏くらいいても、不思議じゃない。最近のお前は、感度がいい。敏感な反応をする。……恋がしたいか?」
と言いながら私の胸に手を伸ばすと、私は唇を噛み締めながら頭を横に振った。すると、そんな私の瞳を探るように覗き込むと、その大きな手が私の胸をぎゅっと掴み、私を押し倒した。
「だが…!!僕からは逃げられないよ。この髪も、頬も、胸も、全て、僕のものだからな」
……泣くもんか…!
こんな奴のために。だけど…………。
最初は怖くて嫌がっていたはずなのに、いつの間にか私の体が別のもののように快楽に溺れている……?
まさか……。
こんな男に、感じるなんて、私はなんて汚れてるんだろう…。
部屋に戻ったのは夜明け前の4時頃。あと2時間しか眠れない。でも、それも日課になっている。
でも、眠れない…。
佃煮男…、佃島滋の顔が浮かぶ。あんなにムカついて、話したくもないのに、なんでかな…。助けてほしいって、思ってるの?私。
でも、梶原とのことなんて話せない。
あいつにだけじゃなくても、誰にも話せないよ。
*
学校の屋上で、私は深い溜め息をつきながら手摺りにもたれかかっていた。耳にはウォークマンのイヤホンをかけて、いつもの洋楽を聴いている。そこに、突然右側のイヤホンを奪われて、
「またコレ聴いてるの?好きだね」
と佃煮男が自分の耳にイヤホンをはめて言うと、私はチラッと横目で佃煮男を見た。
「なんで知ってるんだって顔してる。だから聞かれる前に教えとくよ。こないだ駅前のCDショップで会ったろ?俺さ、ずっとあそこでバイトしてるんだよ。そしたら、いつからかな?1年くらい前かな?萌梨ちゃんが、フラ~~って現れて、試聴コーナーでいつも、これ聴いてたよね。目、閉じて聴いてるから、俺が後ろから何を聴いてるか知りたくて覗き込んでも、全然気付かないよね」
パジャマを着ながら梶原がそう言うと、私はハッとして枕から顔を上げて梶原を見上げた。
今、私は、何も着ていない。
梶原は私の脇に座り、髪を優しく優しく、撫でる。
「彼氏でも出来たのか?」
「?!」
私は思わず起き上がると、梶原はニヤリと笑って、
「年頃だもんな。彼氏くらいいても、不思議じゃない。最近のお前は、感度がいい。敏感な反応をする。……恋がしたいか?」
と言いながら私の胸に手を伸ばすと、私は唇を噛み締めながら頭を横に振った。すると、そんな私の瞳を探るように覗き込むと、その大きな手が私の胸をぎゅっと掴み、私を押し倒した。
「だが…!!僕からは逃げられないよ。この髪も、頬も、胸も、全て、僕のものだからな」
……泣くもんか…!
こんな奴のために。だけど…………。
最初は怖くて嫌がっていたはずなのに、いつの間にか私の体が別のもののように快楽に溺れている……?
まさか……。
こんな男に、感じるなんて、私はなんて汚れてるんだろう…。
部屋に戻ったのは夜明け前の4時頃。あと2時間しか眠れない。でも、それも日課になっている。
でも、眠れない…。
佃煮男…、佃島滋の顔が浮かぶ。あんなにムカついて、話したくもないのに、なんでかな…。助けてほしいって、思ってるの?私。
でも、梶原とのことなんて話せない。
あいつにだけじゃなくても、誰にも話せないよ。
*
学校の屋上で、私は深い溜め息をつきながら手摺りにもたれかかっていた。耳にはウォークマンのイヤホンをかけて、いつもの洋楽を聴いている。そこに、突然右側のイヤホンを奪われて、
「またコレ聴いてるの?好きだね」
と佃煮男が自分の耳にイヤホンをはめて言うと、私はチラッと横目で佃煮男を見た。
「なんで知ってるんだって顔してる。だから聞かれる前に教えとくよ。こないだ駅前のCDショップで会ったろ?俺さ、ずっとあそこでバイトしてるんだよ。そしたら、いつからかな?1年くらい前かな?萌梨ちゃんが、フラ~~って現れて、試聴コーナーでいつも、これ聴いてたよね。目、閉じて聴いてるから、俺が後ろから何を聴いてるか知りたくて覗き込んでも、全然気付かないよね」
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