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第7章 権力という武器
彼からのメール
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私は涙を拭い、ブラウザを終了した時、ふとメール受信のマークがあったことに気付いて、
「メール?祐宛て?メルマガ?」
と呟きながらも、少し考えながらもメールフォルダを開いてみた。送信者の名前が幾つかある。友達からのメールが多い。内容は、見なかった。必要はないと思ったから。
「…あれ?」
送信者の名前の中に《YOU》があった。
《萌梨…?》
がタイトル。
ドキンッと大きく心臓が高鳴り、私は恐る恐る私宛てのメールを開いてみると、長い文が映し出された。
『萌梨へ。
手紙、幾つも出してるのに全然返事くれないのな?さては、彼氏出来たのか?それなら仕方ないけど、俺としては、少し寂しい。
ちゃんとお互いの気持ちを話す前にあんなことになったし、すぐにお母さんも亡くなって、タイミング悪かったと思う。実を言うと、俺が萌梨を抱いた一週間前くらいに彼女とは別れてたんだ。なんで?って聞くなよ。恥ずかしいから。自分の気持ちに気付いても、どうにもならないと思ってた。兄妹なんだから、って言い聞かせてた。そりゃ、別に血も繋がってないし、悪いことじゃないかも知んないけど、でも、近づけば近づくほど、気持ちを抑えられなかった。だから…萌梨の気持ちも聞かずに、抱いて、ごめん。でも、嬉しかったんだ。止められなかった。なおさら、萌梨の気持ち、知りたかった。
お母さんが亡くなった時、お前のこと守りたかった。
だけど急に留学することになって、はっきり言って戸惑ったよ。
バスケやってたから、本場でやってみないか、とか、なんか後わけわかんないこと色々言われて、なんのために行かなくちゃならなかったのか、分からなかった。お前に聞いてみようと思っても、なんだか目も合わせてくれなくなったし。
やっぱり俺とのこと、後悔してんだろうな。
「メール?祐宛て?メルマガ?」
と呟きながらも、少し考えながらもメールフォルダを開いてみた。送信者の名前が幾つかある。友達からのメールが多い。内容は、見なかった。必要はないと思ったから。
「…あれ?」
送信者の名前の中に《YOU》があった。
《萌梨…?》
がタイトル。
ドキンッと大きく心臓が高鳴り、私は恐る恐る私宛てのメールを開いてみると、長い文が映し出された。
『萌梨へ。
手紙、幾つも出してるのに全然返事くれないのな?さては、彼氏出来たのか?それなら仕方ないけど、俺としては、少し寂しい。
ちゃんとお互いの気持ちを話す前にあんなことになったし、すぐにお母さんも亡くなって、タイミング悪かったと思う。実を言うと、俺が萌梨を抱いた一週間前くらいに彼女とは別れてたんだ。なんで?って聞くなよ。恥ずかしいから。自分の気持ちに気付いても、どうにもならないと思ってた。兄妹なんだから、って言い聞かせてた。そりゃ、別に血も繋がってないし、悪いことじゃないかも知んないけど、でも、近づけば近づくほど、気持ちを抑えられなかった。だから…萌梨の気持ちも聞かずに、抱いて、ごめん。でも、嬉しかったんだ。止められなかった。なおさら、萌梨の気持ち、知りたかった。
お母さんが亡くなった時、お前のこと守りたかった。
だけど急に留学することになって、はっきり言って戸惑ったよ。
バスケやってたから、本場でやってみないか、とか、なんか後わけわかんないこと色々言われて、なんのために行かなくちゃならなかったのか、分からなかった。お前に聞いてみようと思っても、なんだか目も合わせてくれなくなったし。
やっぱり俺とのこと、後悔してんだろうな。
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