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第6章 おじさんが恋人ですが、何か…?
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パーキングで車を止めていたが、対象人物が出てくると聞いてテレビ局の入り口に車を回す。すると、すぐに同僚の刑事、袴田誠二と森沢伸がやって来た。2人の間に、対象人物である西片麻美がいて、マネージャーの木村シュンがやって来た。
西片麻美は、長い髪を高く結ってちょっと化粧は濃い目だけど、細身の胸の大きな美女だ。マネージャーは40代くらいの中肉中背のメガネの男。2人を局内でガードしていた袴田と森沢は俺たちに向かって手を上げた。運転席の松林も気がついて、車の中から軽く手を振り、俺は車から降りて、
「よぉ」
と声をかけようとすると、局の入り口に立っていた警備員の男が、
「死ねぇ!!」
と叫んで西片麻美に向かって刃物を振りかざした。俺は咄嗟に懐から拳銃を取り出すと、警備員に向かって構えて、
「動くなッッッ!!!」
と叫んだ。袴田たちは驚いて警備員を見て、
「は、早く、車に!」
と西片たちに向かって叫ぶと、西片と木村は急いで車の後部座席のドアを開けて乗り込み、袴田は振り向いて警備員に飛びついた。
「きゃあ!」
「うわぁ!」
「なんだ!?」
エントランス付近にいた人たちが、驚いてパニックに悲鳴を上げながら逃げ回っている。
西片麻美は、長い髪を高く結ってちょっと化粧は濃い目だけど、細身の胸の大きな美女だ。マネージャーは40代くらいの中肉中背のメガネの男。2人を局内でガードしていた袴田と森沢は俺たちに向かって手を上げた。運転席の松林も気がついて、車の中から軽く手を振り、俺は車から降りて、
「よぉ」
と声をかけようとすると、局の入り口に立っていた警備員の男が、
「死ねぇ!!」
と叫んで西片麻美に向かって刃物を振りかざした。俺は咄嗟に懐から拳銃を取り出すと、警備員に向かって構えて、
「動くなッッッ!!!」
と叫んだ。袴田たちは驚いて警備員を見て、
「は、早く、車に!」
と西片たちに向かって叫ぶと、西片と木村は急いで車の後部座席のドアを開けて乗り込み、袴田は振り向いて警備員に飛びついた。
「きゃあ!」
「うわぁ!」
「なんだ!?」
エントランス付近にいた人たちが、驚いてパニックに悲鳴を上げながら逃げ回っている。
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