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第四話~美人受付嬢と~
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1年後、ほとんど仕事を覚え、一人前となった哲は派遣社員の仕事をチェックするまでになった。
派遣社員が計算したものを正社員がチェックして、結果を報告し書類を発送するという流れだ。
計算に慣れてきて、代わり映えのない日々になってきた頃、部長に呼ばれた。
どうも美人受付嬢(仮名:愛)の手が余っているので、計算をやらせてみたい。哲に教育担当になってくれというのだ。
愛が遊ぶのも無理はない。お客はリピーターばかりだし、来客が多い仕事ではない。総務の電話番も兼ねていたが、そんなに時間を取るほどの電話も来ない。
よく愛がパソコンで脱出ゲームなどして遊んでいるのを目撃していた。
「だからだろうな」と当然のことと思っていたが、それよりも愛と触れ合うチャンスだと哲は思った。
愛は哲よりも5歳年上だが、目鼻は整っていて誰が見ても美人と思える。
芸能人で言うと飯島愛を素人風にして肌を白くした感じだろうか。
身長は高くないが、痩せすぎても太りすぎてもいないし、髪がストレートで長かった。
時折、髪をかきあげるしぐさがセクシーでたまらない。香水の匂いもきつい感じではなく、ほのかに香る感じで安心感さえ出てくる。
それから愛に計算を教えることとなったのだが、哲は恋愛経験があまりなくて、いやらしさがなかったのか数回教えるうちに愛とたちまち仲良くなった。
そこで、昔のいろいろな話を聞いた。
部長に一回やらせてくれとセクハラを受けていたこと。部長に裸で営業してきてほしいと言われたこと。他の部署の係長と結婚間近だったが、なぜか結婚をやめたこと。その係長との夜の営みを赤裸々に皆に話していたこと。
いろんな話をしたが、そのセクシーさに何度も今日あたり告白してみようかと哲は妄想していた。
話を聞くと彼氏がいるというので告白はしなかったが、何度か一緒にご飯を食べに行っただけでも哲は満足していた。
何より、まだ社会人になって2年目の哲は親にもらったボロい軽自動車が愛車でとても彼女になってもらえる自信もなかった。
そんななか愛も計算を少しおぼえたころ、突如事件が起きた。
派遣社員が計算したものを正社員がチェックして、結果を報告し書類を発送するという流れだ。
計算に慣れてきて、代わり映えのない日々になってきた頃、部長に呼ばれた。
どうも美人受付嬢(仮名:愛)の手が余っているので、計算をやらせてみたい。哲に教育担当になってくれというのだ。
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よく愛がパソコンで脱出ゲームなどして遊んでいるのを目撃していた。
「だからだろうな」と当然のことと思っていたが、それよりも愛と触れ合うチャンスだと哲は思った。
愛は哲よりも5歳年上だが、目鼻は整っていて誰が見ても美人と思える。
芸能人で言うと飯島愛を素人風にして肌を白くした感じだろうか。
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時折、髪をかきあげるしぐさがセクシーでたまらない。香水の匂いもきつい感じではなく、ほのかに香る感じで安心感さえ出てくる。
それから愛に計算を教えることとなったのだが、哲は恋愛経験があまりなくて、いやらしさがなかったのか数回教えるうちに愛とたちまち仲良くなった。
そこで、昔のいろいろな話を聞いた。
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いろんな話をしたが、そのセクシーさに何度も今日あたり告白してみようかと哲は妄想していた。
話を聞くと彼氏がいるというので告白はしなかったが、何度か一緒にご飯を食べに行っただけでも哲は満足していた。
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そんななか愛も計算を少しおぼえたころ、突如事件が起きた。
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