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スズメのぴーちゃん
しおりを挟む私の家には、ここ数年前からスズメが住み着き始めた。毎日スズメを眺めたり声をかけてみたりしたらだんだんと愛着が湧いてきたのでありきたりな名前かもしれないが、ぴーちゃんと名付けるようになった。
一羽だけではなく、多いときは4、5羽いて、朝5時ごろになると「ピヨピヨ」と鳴くので目覚まし時計替わりになっているので朝起きるのに助かっている。
長くスズメを観察しているとわかったことがあった。1羽1羽それぞれ人間みたいに個性があって、体つきや鳴き声も違っていることだ。
中でも声が高く「ピヨピヨ」と鳴くスズメをメスのぴーちゃん、朝ごはんを食べに、東西南北飛び回っていて家の上を通過するときに「ピヨッ!」と声太い鳴き声のスズメを小太りぴーちゃん、メスのぴーちゃんと朝と夕方に鳴きあっている声が若く「ちゅんちゅん」と鳴くスズメをオスのぴーちゃんと呼んでいる。
家の駐車場に雑草が生えてくるとその種子を小さい口を開けながらぴょんぴょんとジャンプしながら食べているのを見ると癒されて微笑ましい光景だなと、いつのまにか私の愛玩動物となっている。
最近は私にも慣れたのか近づいても逃げていかなくなり、塀に止まっている小太りぴーちゃんに小太りぴーちゃんと呼びかけると、怒った鳴き声で「ピヨッ!!」と羽ばたいていくのを見るとまた違った可愛さがある。
春と秋には、家に巣を作り雛が産まれるとふんや藁もベランダに散らばるが巣立ちする雛鳥を見ると、それも忘れてしまう。
また秋の終盤になると、抜け毛の季節なのかベランダに羽やお腹の毛が落ちている。ふわっとしていてたくさん集めて耳当てにしたら暖かそうだなと。
でもそうしたらぴーちゃんが寒くなってしまうかと毎冬、頭の中で思案してしまう。
一般の人たちは、愛鳥週間にしか鳥に興味がないかもしれないが、私にとってはスズメのぴーちゃんのおかげ毎日が愛鳥週間になってしまった。
この私の抜け出せない愛鳥週間は一体いつ終焉をむかえるのか。誰にもわからないだろう。
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