日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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7月25日

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7月25日

土曜日と言えども日本語教師は働く。
特に今日は授業が3つ。
学生数は20人ほど。
事前にパワーポイントのスライドを万全にして臨むが楽ではない。
一コマ目はロシア在住の学生で、授業が始まって早々「今日は眠いです」と宣う。
聞けば前日は夜2時に家に着いたようで、夜中まで友達とモスクワ市内を歩いていたらしい。
その日は確かに遊んでいたのだけれど、いつも仕事に追われている学生だからたまの息抜きというやつだろう。
授業は会話の授業だったから、前半、というか7割8割が仕事の忙しさを説明された。
教師の癖ってやつで、会話の授業に入り込むとつい話題を広げる方に走ってしまう。
そんなこんなで授業時間のかなりの時間をそれに使ってしまい我に返った頃には授業時間は半分過ぎていたのだ。
学生も意欲的に話してたものだからそれほど悪い時間であったとは思わない。
でもテーマがテーマなのも事実だと今思っても思う。
その上、急にテーマを変えても不自然というか、強引すぎる気がしたため、その後も数分間はそのテーマを続けざるを得なかった。
もちろんその時に仕事に関係する語彙を導入したので無駄なことはないが、仕事中でない時に仕事の話をするのもあんまり楽しいことじゃないんじゃないかと思うのだ。
2コマ目はここ、コロンビアの学生向けの授業で、今日でひらがなが終わった。
ここはうるさい学生が数人いて、今日は目立ったテーマとして「っ」を教えたため、混沌を極めていた。
そもそも授業が始まる前から発音の仕方を教えろだの、よく分からんだの送ってくるやつがいたからそれなりに気合を入れて準備して黙らせた。
特にローマ字だと後続の音を書くけど発音はどうなるかと聞いてくる学生がいたが、私はローマ字なんて教えた記憶はない。
それは表記上の記号に過ぎんから気にするなと言ったら納得したようだった。
発音を確認して、大丈夫そうだったから問題もないだろう。
それでもって今日奴らの覚えた言葉は「知りません」だろう。
なんとも嘆かわしい。
最後の授業は漢字の授業で、オンラインでのやり方が分かってきたから雰囲気も悪くなかった。
文法的なテーマとして年月日の言い方を教えたが、半数の学生はカタカナを覚えてないから気が滅入る。
週に一度しか授業がないんだから自分で復習してほしい。
でもクラスとしてようやくまとまってきた気もするからそれはよかった。
あとは私が説明してるときにエクササイズみたいな運動をする学生がいるのはどうにかしてほしい。
理解しているならいいが、とりあえず私は学生のカメラを切った。
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