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第五章 革新
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第196回ヴィマロ帝国議会15日目
ミラ
「私は黒人差別撤廃基本法・スラム改革基本法の法案を提示させて頂く」
「更に臣民ファーストの政策 ヴィマロ解放宣言を発表する」
「真ですか?ミラ様」
「あぁ」
「ミラ様はイニシアで何があったんだ?」
・ミラ ヴィマロ解放宣言・
ヴィマロは変わった
臣民を虐げていた帝国主義から
臣民に重きを置いた政策を次から次へと打ち出していった
例えを言えば
①こんな時だからこそ
自然災害が多いヴィマロは
ボランティアの臣民を参加させて
各自治体に設置してある避難所での生活を
シミュレーションをしていた時の事
とある少女が生理用品を貰いに配給場所へ
そこには男の兵士が対応をしていた
少女の母が
「女性が、特に思春期の女の子が男の人からナプキンを受け取るのが恥ずかしいらしく」
別の被験者の男性
「自然災害・有事の時にはそう贅沢は言ってられないだろう」
軍の担当官
「いや・・・こういう時だからこそ女性の尊厳が守られるべきだと思う」
そこで避難所に置ける
女性の
・生理用品
・下着
などの配給は女性の係員が行う事に
②社会的弱者及び障害者を救う
全ての企業に託児所及び公的な託児施設の運用を行い
結婚・出産した女性が妊娠中も子育てを始めても
産休・育休を取った後にまた職場に復帰できる事案も法制化
障害者に優しい社会は健常者にとっても優しい社会をスローガンに
世界レベルまで障害者に対しての様々な施策を実施
それまでは非生産的だとして施設に閉じ込めるだけだったが
彼ら障害者も社会に参画出来るように
デイケアや作業所などを充実に運営する様にした
③皇民平等
皇帝以下すべての臣民が平等に扱われる施策
全ての皇民が苗字を持つ権利
身分や人種を超えての婚姻の自由
全ての国民が教育を受ける権利
居住や就労を変えることが出来る権利など
ヴィマロは着実に変わろうとしていた
Blackpeople第一強制就労所
「おい今日はミラ様が来るらしいぞ」
「黒人の者達よ・・・今まですまなかった・・・」
ミラは涙を浮かべながら
「君たちは今日を持って解放される」
うわぁ~
「でっで俺たちどうなるんだ?」
「社会に適応に出来る様に訓練を受けて貰う」
一年後
「今日で君たちは卒業だ。進学する者、就職する者
どちらにせよ黒人の扱いにて法整備にて差別はされないが偏見は受ける
絶対に負けないように」
お前どうする?
ボブ
「俺大学に行く」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボブ
「今日から一人暮らしだ」
「あれ?鍵がねぇよ・・・最悪だようぅ・・・うわぁ~」
???
「どうした?」
ボブ
「あっお巡りさん!家の鍵がねぇよ」
警察官
「荷物拝見させて貰う・・・これがカードキーだ」
ボブ
「これかぁ~ありがとうございます」
警察官
「黒人よこれから大変だと思うが気を落とさずに」
ボブ
「ありがとうございます」
「部屋に入れた~」
「電気のスイッチはこれか!」
パチ
「すげ~テレビがあるステレオコンポもエアコンも!!!
とりあえずテレビ付けてエアコン付けて!うわ~涼しい~」
ボブははしゃいでいます、
そしてボブがヴィマロの黒人に対する偏見を打破していく事になります
ボブはヴィマロ最高学府のヴィマロ帝国大学へ入学しました
周囲の偏見に対して泣き言を言わず
必死に勉学に励むボブ
そんな一生懸命なボブを遠くから見つめる女性が居ました
彼女の名はアン、白人の女性でした
リサ
「ねぇ本当に彼なの?アンが好きになった人って」
レベッカ
「冗談でしょ?黒人だよ?」
「どこ好きになったの?」
アン
「真面目で一生懸命な所よ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アンは勇気を出してボブに話しかけた
アン
「あの・・・」
ボブ
「ん?」
アン
「良かったら 友達になってくれない?」
ボブ
「でもお前白人だぞ?良いのか黒人の俺と付き合っても」
アン
「うん♪」
「明日お弁当作って持って来るからベンチで待っていて」
ボブ
「あぁ楽しみにしてる」
寮に帰ったアンはとあるミスに気づきます
アン
「私ってバカ・・・明日日曜ジャン・・・」
翌日
アン
「一応来てみたけどやっぱりいない・・・」
ボブ
「お~いごめんちょっとトイレに行ってた」
アン
「今日は日曜日なのに・・・」
ボブ
「だって明日だって言ったろ?」
アン
「これ・・・口に合うか分からないけど」
ボブ
「うわ~美味そうじゃねぇか」
ムシャムシャ
ボブ
「うん!美味しいよ」
アン
「うぅ」
ボブ
「どうした?俺なんか悪いこと言ったか?」
アン
「違うの・・・嬉しくて・・・」
ボブ
「・・・俺で良かったら付きあっ・・・」
アン
「はい!喜んで!」
???
「よぉボブどうした・・・てかその美しい女性だれだ?」
ボブ
「俺の彼女だ!紹介するよ、収容所時代の友人マイケルだ」
アン
「初めまして、アンです」
マイケル
「マジかよ!白人だぜ?」
ボブ
「あぁマジだ!アンは黒人に対する偏見が無いんだ!凄いだろ」
マイケル
「でも黒人と白人って結婚できないんだろ・・・」
ボブ
「それがな出来るって今日テレビでしてたんだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケン
「ねぇママ!スラムが良くなるって本当?」
ケンの母
「うん!ミラ様が改善してくれるって!家まで用意してくれるみたいよ!」
ケン
「僕ね、学習机が欲しいな!いっぱい勉強してお医者様になるんだ!」
「そしてお母さんを助けてくれた救命士さんみたいに病気で苦しんでいる人達を助けるんだ」
「そのために学校にも通って勉強をしてね」
ケンの母
「学校にも通える様にもなるみたいだし」
「ケンの将来が楽しみね~ふふ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヴィマロ政府 広報官
「ミラ様のご提案により
国際連合の黒人に関する権利条約に批准します
これにより我が国や植民地の黒人は白人と同等の権利を有する事になります」
「スラムの再開発に関しての事だが・・・財源は皇族や貴族の財産の
再配分と言う形で行うことにした」
ミラ
「今日はスラム街へ行く事にした」
ミラが演説に立つようです
「聞け皆の者
このスラム街を再開発する事にした
皆には新しい住居や店舗を用意する
まず施しから行う」
ミラ
「今まですまなかった・・・」
スラム民
「わ~ミラ様万歳!!」
バァ~ン
「陛下!」
突然の銃声であたりは騒然とした
「ミラ陛下の容態は?」
「意識不明の重体です・・・それよりこんな物が」
「これは!!!」
ヴィマロ内務省
「これはミラ陛下がスラム街で銃撃されたとき落ちていた物だ」
「諜報部の見解ではイニシアの公安のバッジらしい」
「ではイニシアの犯行と断定してよろしいので?」
「イニシアに確認を取った所断じて違うとの見解だったが・・・」
「バッジのIDは確かにイニシア公安の物である事が分かった」
イニシア
「ミラ様の容態は?」
「以前意識不明です・・・」
「それよりヴィマロが不穏な動きを見せています」
「国境付近にヴィマロ帝国軍部隊展開中」
「ヴィマロが宣戦布告するのも時間の問題かと・・・」
「犯行現場に落ちていたバッジは我国の公安調査庁の物と判明」
「IDのプロフィールは書き換えられていて・・・」
イニシア皇宮警護隊
「ヤン・・・」
「ん?なんだケイ」
「なんか怖い・・・うふ」
「気持ち悪いなぁ~男のくせにそんな弱音吐くなよ」
「セシル様どうされます?」
「先ほどヴィマロの内務省と手を結び今回のミラ様銃撃事件の真相を追う事になった」
果たしてヴィマロとイニシアの運命は?テロ組織ラ・リーベルテの狙いとは
続きはまた今度
ミラ
「私は黒人差別撤廃基本法・スラム改革基本法の法案を提示させて頂く」
「更に臣民ファーストの政策 ヴィマロ解放宣言を発表する」
「真ですか?ミラ様」
「あぁ」
「ミラ様はイニシアで何があったんだ?」
・ミラ ヴィマロ解放宣言・
ヴィマロは変わった
臣民を虐げていた帝国主義から
臣民に重きを置いた政策を次から次へと打ち出していった
例えを言えば
①こんな時だからこそ
自然災害が多いヴィマロは
ボランティアの臣民を参加させて
各自治体に設置してある避難所での生活を
シミュレーションをしていた時の事
とある少女が生理用品を貰いに配給場所へ
そこには男の兵士が対応をしていた
少女の母が
「女性が、特に思春期の女の子が男の人からナプキンを受け取るのが恥ずかしいらしく」
別の被験者の男性
「自然災害・有事の時にはそう贅沢は言ってられないだろう」
軍の担当官
「いや・・・こういう時だからこそ女性の尊厳が守られるべきだと思う」
そこで避難所に置ける
女性の
・生理用品
・下着
などの配給は女性の係員が行う事に
②社会的弱者及び障害者を救う
全ての企業に託児所及び公的な託児施設の運用を行い
結婚・出産した女性が妊娠中も子育てを始めても
産休・育休を取った後にまた職場に復帰できる事案も法制化
障害者に優しい社会は健常者にとっても優しい社会をスローガンに
世界レベルまで障害者に対しての様々な施策を実施
それまでは非生産的だとして施設に閉じ込めるだけだったが
彼ら障害者も社会に参画出来るように
デイケアや作業所などを充実に運営する様にした
③皇民平等
皇帝以下すべての臣民が平等に扱われる施策
全ての皇民が苗字を持つ権利
身分や人種を超えての婚姻の自由
全ての国民が教育を受ける権利
居住や就労を変えることが出来る権利など
ヴィマロは着実に変わろうとしていた
Blackpeople第一強制就労所
「おい今日はミラ様が来るらしいぞ」
「黒人の者達よ・・・今まですまなかった・・・」
ミラは涙を浮かべながら
「君たちは今日を持って解放される」
うわぁ~
「でっで俺たちどうなるんだ?」
「社会に適応に出来る様に訓練を受けて貰う」
一年後
「今日で君たちは卒業だ。進学する者、就職する者
どちらにせよ黒人の扱いにて法整備にて差別はされないが偏見は受ける
絶対に負けないように」
お前どうする?
ボブ
「俺大学に行く」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボブ
「今日から一人暮らしだ」
「あれ?鍵がねぇよ・・・最悪だようぅ・・・うわぁ~」
???
「どうした?」
ボブ
「あっお巡りさん!家の鍵がねぇよ」
警察官
「荷物拝見させて貰う・・・これがカードキーだ」
ボブ
「これかぁ~ありがとうございます」
警察官
「黒人よこれから大変だと思うが気を落とさずに」
ボブ
「ありがとうございます」
「部屋に入れた~」
「電気のスイッチはこれか!」
パチ
「すげ~テレビがあるステレオコンポもエアコンも!!!
とりあえずテレビ付けてエアコン付けて!うわ~涼しい~」
ボブははしゃいでいます、
そしてボブがヴィマロの黒人に対する偏見を打破していく事になります
ボブはヴィマロ最高学府のヴィマロ帝国大学へ入学しました
周囲の偏見に対して泣き言を言わず
必死に勉学に励むボブ
そんな一生懸命なボブを遠くから見つめる女性が居ました
彼女の名はアン、白人の女性でした
リサ
「ねぇ本当に彼なの?アンが好きになった人って」
レベッカ
「冗談でしょ?黒人だよ?」
「どこ好きになったの?」
アン
「真面目で一生懸命な所よ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アンは勇気を出してボブに話しかけた
アン
「あの・・・」
ボブ
「ん?」
アン
「良かったら 友達になってくれない?」
ボブ
「でもお前白人だぞ?良いのか黒人の俺と付き合っても」
アン
「うん♪」
「明日お弁当作って持って来るからベンチで待っていて」
ボブ
「あぁ楽しみにしてる」
寮に帰ったアンはとあるミスに気づきます
アン
「私ってバカ・・・明日日曜ジャン・・・」
翌日
アン
「一応来てみたけどやっぱりいない・・・」
ボブ
「お~いごめんちょっとトイレに行ってた」
アン
「今日は日曜日なのに・・・」
ボブ
「だって明日だって言ったろ?」
アン
「これ・・・口に合うか分からないけど」
ボブ
「うわ~美味そうじゃねぇか」
ムシャムシャ
ボブ
「うん!美味しいよ」
アン
「うぅ」
ボブ
「どうした?俺なんか悪いこと言ったか?」
アン
「違うの・・・嬉しくて・・・」
ボブ
「・・・俺で良かったら付きあっ・・・」
アン
「はい!喜んで!」
???
「よぉボブどうした・・・てかその美しい女性だれだ?」
ボブ
「俺の彼女だ!紹介するよ、収容所時代の友人マイケルだ」
アン
「初めまして、アンです」
マイケル
「マジかよ!白人だぜ?」
ボブ
「あぁマジだ!アンは黒人に対する偏見が無いんだ!凄いだろ」
マイケル
「でも黒人と白人って結婚できないんだろ・・・」
ボブ
「それがな出来るって今日テレビでしてたんだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケン
「ねぇママ!スラムが良くなるって本当?」
ケンの母
「うん!ミラ様が改善してくれるって!家まで用意してくれるみたいよ!」
ケン
「僕ね、学習机が欲しいな!いっぱい勉強してお医者様になるんだ!」
「そしてお母さんを助けてくれた救命士さんみたいに病気で苦しんでいる人達を助けるんだ」
「そのために学校にも通って勉強をしてね」
ケンの母
「学校にも通える様にもなるみたいだし」
「ケンの将来が楽しみね~ふふ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヴィマロ政府 広報官
「ミラ様のご提案により
国際連合の黒人に関する権利条約に批准します
これにより我が国や植民地の黒人は白人と同等の権利を有する事になります」
「スラムの再開発に関しての事だが・・・財源は皇族や貴族の財産の
再配分と言う形で行うことにした」
ミラ
「今日はスラム街へ行く事にした」
ミラが演説に立つようです
「聞け皆の者
このスラム街を再開発する事にした
皆には新しい住居や店舗を用意する
まず施しから行う」
ミラ
「今まですまなかった・・・」
スラム民
「わ~ミラ様万歳!!」
バァ~ン
「陛下!」
突然の銃声であたりは騒然とした
「ミラ陛下の容態は?」
「意識不明の重体です・・・それよりこんな物が」
「これは!!!」
ヴィマロ内務省
「これはミラ陛下がスラム街で銃撃されたとき落ちていた物だ」
「諜報部の見解ではイニシアの公安のバッジらしい」
「ではイニシアの犯行と断定してよろしいので?」
「イニシアに確認を取った所断じて違うとの見解だったが・・・」
「バッジのIDは確かにイニシア公安の物である事が分かった」
イニシア
「ミラ様の容態は?」
「以前意識不明です・・・」
「それよりヴィマロが不穏な動きを見せています」
「国境付近にヴィマロ帝国軍部隊展開中」
「ヴィマロが宣戦布告するのも時間の問題かと・・・」
「犯行現場に落ちていたバッジは我国の公安調査庁の物と判明」
「IDのプロフィールは書き換えられていて・・・」
イニシア皇宮警護隊
「ヤン・・・」
「ん?なんだケイ」
「なんか怖い・・・うふ」
「気持ち悪いなぁ~男のくせにそんな弱音吐くなよ」
「セシル様どうされます?」
「先ほどヴィマロの内務省と手を結び今回のミラ様銃撃事件の真相を追う事になった」
果たしてヴィマロとイニシアの運命は?テロ組織ラ・リーベルテの狙いとは
続きはまた今度
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