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【第二章】拾われ男子、スパダリ社長に囲われ中
6.守られる、という温もり
入口から少し離れた場所で立ち止まる。
なんか、ここにいるだけで浮いてる気がする……。
やっぱり俺ひとりで高級店には入れないな。
勇気が出ない。
人目が気になって、店の脇にある壁際に寄りかかる。
ここなら、少しは目立たないかな。
「はぁ……」
スマホを確認しても、涼からの連絡はまだ来ていない。
近くで低い笑い声がした。
男が二人。
そのうちの一人が俺を見て、隣の男に小さく何か囁く。
視線が絡んだ瞬間、胸の奥がざわついた。
何……?
嫌な予感が、背筋を這い上がる。
男の一人がこちらへ歩いてきた。
「ねえ、君さ……」
声をかけられて、肩が跳ねる。
「……はい?」
男は俺の顔を覗き込むみたいに近づいてきた。
「どっかで見たことあると思ったんだよね」
もう一人の男も近づいてきて、俺を上から下まで眺める。
「あの、なんですか……?」
「……倉城んとこにいた子じゃない?」
その一言で、背筋が凍った。
え。
――倉城?
視界が一瞬、白くなった。
「あー! やっぱそうだ」
「健人のとこの使用人だろ? 写真で見たことある」
その名前を聞いた瞬間、身体が強張る。
なんで?
なんでここで、あの名前を聞かなきゃいけないんだよ。
この人たち、何……?
「へぇ。健人が自慢してたやつだろ、これ」
「可愛い着せ替え人形って言ってたよな」
“着せ替え人形”
その言葉が、胸に突き刺さる。
「でも、クビになったんだっけ?」
軽い調子。まるで噂話みたいに。
胸の奥がずぶずぶ沈んでいく。
「そんなの、知らないです」
声が震える。
離れようとすると、腕を掴まれた。
「待てって」
男がスマホを取り出す。
画面に映ったのは――メイド服を着た俺。
は……?
「やっぱこれだわ。健人から送られてきたやつ」
「すげー似合ってんじゃん」
「なぁ、健人とヤッたの?」
「え、マジで? どこまでいった?」
カッと頭に血が上る。
何言ってんの、この人たち。
「してないし! そんなの、するわけないだろ!」
はっきりと言い切った。
「あー、そう言うんだ。健人、お前のこと気に入ってたのにな」
「断ったからクビになったんだろ? もったいねー」
指先が震え始めて、頭が真っ白になる。
「じゃあさ、俺たちと遊ばない? 健人よりいい条件出すよ?」
「俺、そういうのじゃないんで!」
声を強くして言うと、男たちがニヤニヤ笑った。
「クビになったから、次探してんでしょ?」
「俺らのとこ来なよ。一回三万、週一でいいからさ」
……ふざけんな。
俺はそんなんじゃない……!
「やめてください。迷惑です」
腕を掴もうとする手を、払いのける。
「そんな怒んなって。マジ可愛いな」
「な、ちょっと話そうぜ。カフェ行こう」
そのとき。
「――颯太」
名前を呼ばれた瞬間、張り詰めていた何かが揺れた。
「涼……」
涼は迷いなく俺のそばまで来て、肩に手を置いた。
「待たせてごめんね」
低く落ち着いた声が、空気を切る。
それから男たちに視線を向ける。
「――彼に、何か用ですか?」
声は穏やかなのに、圧がある。
「いや……こいつ、知り合いでさ」
「知り合い?」
涼が怪訝そうに俺を見る。
「颯太、本当に?」
「知らない。勝手に話しかけてきただけ」
はっきりと答えると、涼の目が少しだけ細くなった。
「俺の連れの使用人だったんだよ、こいつ」
「使用人? へえ」
涼の声が、少しだけ低くなる。
「健人の着せ替え人形。ほら、これ。動画もある」
男がスマホの画面を涼に向けた。
「それは……」
涼の目が画面を一瞥する。
……見られた。
健人の言いなりだった頃の姿。
でも、涼の表情は変わらない。
「で、窃盗でクビになったんだよ。だから俺らが雇ってやろうかなって」
「なるほど」
涼が、静かに頷いた。
「これさ、本人の同意なく撮影された画像だよね」
男たちの顔が、一瞬強張る。
「は?」
「それを第三者に見せて、金銭を提示して勧誘するってさ」
涼の声が、さらに低くなる。
「犯罪だよ?」
「ちょ、別に脅してないし――」
「颯太が迷惑だと言ってるのに、しつこく絡んだよね」
涼がスマホを取り出す。
「もう一度、さっきの話を繰り返してもらえる?」
男たちの顔が、青ざめていく。
「いや、俺ら別に――」
「颯太に二度と近づくな」
「っ……」
涼の言葉に、男たちは何も言えず去っていった。
静けさが戻って、涼が俺の方を向く。
「颯太、大丈夫?」
優しい声。
でも、俺は何も言えなかった。
胸の奥が、ぐちゃぐちゃだった。
――あの写真を、涼に見られてしまった。
「……ごめん。黙ってて」
ようやく出た声が、震えている。
「颯太」
涼の手が、顎に触れる。
優しく顔を上げさせられて、目が合った。
「謝らなくていいよ」
「でも……」
「あれは、颯太が悪いんじゃない。全部、健人が悪い」
その言葉に、少しだけ胸が軽くなる。
涼の態度はいつもと同じだ。
この人は何があっても、変わらずに俺を見てくれる。
「……ありがとう」
それだけ言うのが、精一杯だった。
涼の手が俺の肩を抱き寄せる。
「もう大丈夫。俺がいるからね」
温かい腕の中で、ようやく息ができた。
それから少し間を置いて、涼が口を開く。
「あの男たち、颯太のこと可愛いって言ってたよね」
「え?」
何の話……?
「健人も、颯太のこと気に入ってたんだって?」
「……そうだけど」
「そうか」
涼がじっとこちらを見る。
その目が、少しだけ真剣で。
「涼?」
「ん?」
「怒ってる?」
「いや、怒ってない」
即答。
でも、明らかに涼の表情が硬い。
「行こうか」
「うん」
何か――涼の中に引っかかってるものがある気がした。
*
店内に足を踏み入れた瞬間、空気が変わったのが分かる。
「いらっしゃいませ」
さっきまで歩いていた街と、完全に切り離された別の世界。
視線を感じて、自然と肩が強張る。
壁沿いに並ぶ服はどれも高そうで、無意識に自分の足元を見てしまう。
「颯太はシンプルな服、好き?」
「うん」
「だと思った」
そう言って、涼が何着か選んでくれる。
白いシャツ、紺のセーター、黒のパンツ。
試着室で着替えて、鏡を見た。
……あ、いいかも。
外に出ると、涼の目が少し丸くなった。
「それ、似合う」
「本当?」
「うん。すごく」
その視線が少しだけ熱くて、落ち着かない。
店員さんと話しながら何着か試着して、お会計。
聞こえてきた金額に、思わず声が出そうになる。
「こんなに……」
「いいよ。颯太が喜んでくれたら」
その言い方が、優しすぎる。
袋を受け取って店を出る。
涼の隣を歩きながら、ふと思う。
さっきから、涼の様子が少しだけ変。
優しいのは変わらないけど、やっぱり何か――内に秘めてる感じだった。
なんか、ここにいるだけで浮いてる気がする……。
やっぱり俺ひとりで高級店には入れないな。
勇気が出ない。
人目が気になって、店の脇にある壁際に寄りかかる。
ここなら、少しは目立たないかな。
「はぁ……」
スマホを確認しても、涼からの連絡はまだ来ていない。
近くで低い笑い声がした。
男が二人。
そのうちの一人が俺を見て、隣の男に小さく何か囁く。
視線が絡んだ瞬間、胸の奥がざわついた。
何……?
嫌な予感が、背筋を這い上がる。
男の一人がこちらへ歩いてきた。
「ねえ、君さ……」
声をかけられて、肩が跳ねる。
「……はい?」
男は俺の顔を覗き込むみたいに近づいてきた。
「どっかで見たことあると思ったんだよね」
もう一人の男も近づいてきて、俺を上から下まで眺める。
「あの、なんですか……?」
「……倉城んとこにいた子じゃない?」
その一言で、背筋が凍った。
え。
――倉城?
視界が一瞬、白くなった。
「あー! やっぱそうだ」
「健人のとこの使用人だろ? 写真で見たことある」
その名前を聞いた瞬間、身体が強張る。
なんで?
なんでここで、あの名前を聞かなきゃいけないんだよ。
この人たち、何……?
「へぇ。健人が自慢してたやつだろ、これ」
「可愛い着せ替え人形って言ってたよな」
“着せ替え人形”
その言葉が、胸に突き刺さる。
「でも、クビになったんだっけ?」
軽い調子。まるで噂話みたいに。
胸の奥がずぶずぶ沈んでいく。
「そんなの、知らないです」
声が震える。
離れようとすると、腕を掴まれた。
「待てって」
男がスマホを取り出す。
画面に映ったのは――メイド服を着た俺。
は……?
「やっぱこれだわ。健人から送られてきたやつ」
「すげー似合ってんじゃん」
「なぁ、健人とヤッたの?」
「え、マジで? どこまでいった?」
カッと頭に血が上る。
何言ってんの、この人たち。
「してないし! そんなの、するわけないだろ!」
はっきりと言い切った。
「あー、そう言うんだ。健人、お前のこと気に入ってたのにな」
「断ったからクビになったんだろ? もったいねー」
指先が震え始めて、頭が真っ白になる。
「じゃあさ、俺たちと遊ばない? 健人よりいい条件出すよ?」
「俺、そういうのじゃないんで!」
声を強くして言うと、男たちがニヤニヤ笑った。
「クビになったから、次探してんでしょ?」
「俺らのとこ来なよ。一回三万、週一でいいからさ」
……ふざけんな。
俺はそんなんじゃない……!
「やめてください。迷惑です」
腕を掴もうとする手を、払いのける。
「そんな怒んなって。マジ可愛いな」
「な、ちょっと話そうぜ。カフェ行こう」
そのとき。
「――颯太」
名前を呼ばれた瞬間、張り詰めていた何かが揺れた。
「涼……」
涼は迷いなく俺のそばまで来て、肩に手を置いた。
「待たせてごめんね」
低く落ち着いた声が、空気を切る。
それから男たちに視線を向ける。
「――彼に、何か用ですか?」
声は穏やかなのに、圧がある。
「いや……こいつ、知り合いでさ」
「知り合い?」
涼が怪訝そうに俺を見る。
「颯太、本当に?」
「知らない。勝手に話しかけてきただけ」
はっきりと答えると、涼の目が少しだけ細くなった。
「俺の連れの使用人だったんだよ、こいつ」
「使用人? へえ」
涼の声が、少しだけ低くなる。
「健人の着せ替え人形。ほら、これ。動画もある」
男がスマホの画面を涼に向けた。
「それは……」
涼の目が画面を一瞥する。
……見られた。
健人の言いなりだった頃の姿。
でも、涼の表情は変わらない。
「で、窃盗でクビになったんだよ。だから俺らが雇ってやろうかなって」
「なるほど」
涼が、静かに頷いた。
「これさ、本人の同意なく撮影された画像だよね」
男たちの顔が、一瞬強張る。
「は?」
「それを第三者に見せて、金銭を提示して勧誘するってさ」
涼の声が、さらに低くなる。
「犯罪だよ?」
「ちょ、別に脅してないし――」
「颯太が迷惑だと言ってるのに、しつこく絡んだよね」
涼がスマホを取り出す。
「もう一度、さっきの話を繰り返してもらえる?」
男たちの顔が、青ざめていく。
「いや、俺ら別に――」
「颯太に二度と近づくな」
「っ……」
涼の言葉に、男たちは何も言えず去っていった。
静けさが戻って、涼が俺の方を向く。
「颯太、大丈夫?」
優しい声。
でも、俺は何も言えなかった。
胸の奥が、ぐちゃぐちゃだった。
――あの写真を、涼に見られてしまった。
「……ごめん。黙ってて」
ようやく出た声が、震えている。
「颯太」
涼の手が、顎に触れる。
優しく顔を上げさせられて、目が合った。
「謝らなくていいよ」
「でも……」
「あれは、颯太が悪いんじゃない。全部、健人が悪い」
その言葉に、少しだけ胸が軽くなる。
涼の態度はいつもと同じだ。
この人は何があっても、変わらずに俺を見てくれる。
「……ありがとう」
それだけ言うのが、精一杯だった。
涼の手が俺の肩を抱き寄せる。
「もう大丈夫。俺がいるからね」
温かい腕の中で、ようやく息ができた。
それから少し間を置いて、涼が口を開く。
「あの男たち、颯太のこと可愛いって言ってたよね」
「え?」
何の話……?
「健人も、颯太のこと気に入ってたんだって?」
「……そうだけど」
「そうか」
涼がじっとこちらを見る。
その目が、少しだけ真剣で。
「涼?」
「ん?」
「怒ってる?」
「いや、怒ってない」
即答。
でも、明らかに涼の表情が硬い。
「行こうか」
「うん」
何か――涼の中に引っかかってるものがある気がした。
*
店内に足を踏み入れた瞬間、空気が変わったのが分かる。
「いらっしゃいませ」
さっきまで歩いていた街と、完全に切り離された別の世界。
視線を感じて、自然と肩が強張る。
壁沿いに並ぶ服はどれも高そうで、無意識に自分の足元を見てしまう。
「颯太はシンプルな服、好き?」
「うん」
「だと思った」
そう言って、涼が何着か選んでくれる。
白いシャツ、紺のセーター、黒のパンツ。
試着室で着替えて、鏡を見た。
……あ、いいかも。
外に出ると、涼の目が少し丸くなった。
「それ、似合う」
「本当?」
「うん。すごく」
その視線が少しだけ熱くて、落ち着かない。
店員さんと話しながら何着か試着して、お会計。
聞こえてきた金額に、思わず声が出そうになる。
「こんなに……」
「いいよ。颯太が喜んでくれたら」
その言い方が、優しすぎる。
袋を受け取って店を出る。
涼の隣を歩きながら、ふと思う。
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