20 / 24
【第四章】運命の分岐点
3.温もりの中で※R-18
屋敷を出て、湊のアトリエに戻った。
二人とも無言のまま。
ドアを閉めた瞬間、糸が切れたように僕の膝から力が抜けた。
「ユウ!」
湊が慌てて抱きとめてくれる。
「ごめん……緊張してたみたい……」
「無理させちゃったね。でも……本当にありがとう」
「え?」
「父さんに、あんな風に言ってくれて」
湊の力になれたんだと思うと、嬉しかった。
「もう何も怖くない。ユウさえいれば」
そう言って、湊は僕を優しく抱き寄せた。
「絶対に離さないよ。ユウ、好きだ」
「……僕も好きだよ」
湊の腕の中で、僕の心臓が激しく鳴る。
鼓動の音がうるさいくらい大きい。
「ユウ」
湊の唇がそっと僕の唇に触れた。
最初は優しく、でもすぐに深く。
舌が絡み合って息ができなくなる。
「触れていい?」
「……うん」
湊の手が、僕のシャツのボタンを一つずつ外していく。
焦らすように、ゆっくりと。
「怖い?」
「ううん……大丈夫」
肌が露わになっていくのを感じて、恥ずかしさで顔が熱くなる。
「綺麗だね、ユウ」
「あんまり……見ないでよ……」
「見たい。ユウの全部」
「あっ……」
敏感なところに触れられて、思わず声が漏れた。
「ユウの声、可愛い」
「やだ……恥ずかしいって……」
「恥ずかしがらなくていいよ。俺だけが聞く声だから」
湊の唇が首筋に降りてくる。
甘く吸われて、肌に痕が残る。
湊の舌が、胸の先端をなぞった。
「あぁっ!」
じわっとした快感に、背中が反る。
「ここ、気持ちいいんだね」
湊は確かめるように、何度も舌を這わせた。
「やっ……だめ……」
「だめじゃないよ。気持ちいいでしょ?」
「っ……うん……」
もう一方も同じように弄られて、体が震える。
「あぁ……んっ……」
思わず大きな声が出てしまう。
「可愛い……」
「っ……」
ベルトが外されて、ズボンが脱がされる。
下着の上からでも、自分が硬くなっているのがわかる。
熱い手のひらに包まれて、腰が浮いてしまう。
「気持ちいい?」
「うん……っ、気持ち、いい……」
湊の手がゆっくりと動き始めた。
快感の波が何度も押し寄せてくる。
「あっ、あっ……湊……」
「ユウ……俺、もう限界……」
「僕も……」
「ユウの中に、入っていい?」
「……いいよ」
湊は立ち上がって、服を脱いだ。
引き締まった体に見惚れてしまう。
「力抜いて」
「うん……」
湊の指が入口をなぞる。
ゆっくりと、一本が入ってきた。
「っ……」
「痛い?」
「大丈夫……」
指が動き出して、内側から刺激される。
「あぁっ! そこ……っ」
湊が見つけた場所を、集中的に擦られる。
「覚えたよ、ユウの気持ちいいところ」
二本、三本と増えていって、体の奥が熱く疼いてくる。
しばらく丁寧に解されて――。
「ユウ、入れるね」
「っ……!」
「大丈夫?」
「うん……来て……」
湊が、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ、あっ……」
「ユウ……」
「湊っ……」
何度も同じ場所を突かれて、頭が真っ白になる。
体の芯が、とろとろに溶けていく。
「湊……もう……いっちゃう……っ」
「いいよ、ユウ……」
「あっ、湊、だめ……っ、あっ、あぁっ……
!」
快感に、思考が追いつかない。
体中が湊の熱で満たされていく。
二人同時に、絶頂を迎えた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
湊が僕を抱きしめた。
汗ばんだ体を重ねたまま、しばらく余韻に浸った。
湊の胸に顔を埋めて、目を閉じる。
……心音が聞こえる。
安心する音。
愛おしい音。
「好きだよ、湊」
眠りに落ちる前にもう一度呟いた。
「俺も好きだ、ユウ」
湊の声が、優しく響いた。
*
それから僕たちの生活は、穏やかになった。
「いただきます」
「今日は、和食にしてみたよ」
「美味しいね。ユウの作るご飯、本当に好きだよ」
湊の喜ぶ顔を見るのが一番の幸せだった。
掃除も洗濯も全部、僕がやる。
「ユウ、無理してない?」
「大丈夫。これ、好きだから」
本当だ。好きでやってる。
湊のために何かできるのが、嬉しい。
「そうか……ありがとう」
湊は僕を後ろから抱きしめた。
「お前がいてくれて、本当に助かるよ」
「……うん」
「俺、お前に甘えすぎてるね」
「ううん、いいよ。僕がやりたくてやってるんだから」
「そうか」
湊は僕の首筋にキスをした。
「今日は何を描くの?」
「お前の可愛い笑顔」
「えっ……!?」
「最近、お前がよく笑うようになったから」
湊は優しく微笑んだ。
「その笑顔を、残しておきたいなって」
「……ありがと……」
モデルをして、お昼に一緒にご飯を食べる。
その日の夕方もいつも通りだった。
キッチンに立ち、まな板の上で野菜を刻む。
包丁の音だけが、静かに響いている。
「あれ……?」
ふと、手が止まった。
……何か違和感がある 。
まな板を見つめてみる。
いつもと同じ、視界。
でも――
何かが、違う気がした。
二人とも無言のまま。
ドアを閉めた瞬間、糸が切れたように僕の膝から力が抜けた。
「ユウ!」
湊が慌てて抱きとめてくれる。
「ごめん……緊張してたみたい……」
「無理させちゃったね。でも……本当にありがとう」
「え?」
「父さんに、あんな風に言ってくれて」
湊の力になれたんだと思うと、嬉しかった。
「もう何も怖くない。ユウさえいれば」
そう言って、湊は僕を優しく抱き寄せた。
「絶対に離さないよ。ユウ、好きだ」
「……僕も好きだよ」
湊の腕の中で、僕の心臓が激しく鳴る。
鼓動の音がうるさいくらい大きい。
「ユウ」
湊の唇がそっと僕の唇に触れた。
最初は優しく、でもすぐに深く。
舌が絡み合って息ができなくなる。
「触れていい?」
「……うん」
湊の手が、僕のシャツのボタンを一つずつ外していく。
焦らすように、ゆっくりと。
「怖い?」
「ううん……大丈夫」
肌が露わになっていくのを感じて、恥ずかしさで顔が熱くなる。
「綺麗だね、ユウ」
「あんまり……見ないでよ……」
「見たい。ユウの全部」
「あっ……」
敏感なところに触れられて、思わず声が漏れた。
「ユウの声、可愛い」
「やだ……恥ずかしいって……」
「恥ずかしがらなくていいよ。俺だけが聞く声だから」
湊の唇が首筋に降りてくる。
甘く吸われて、肌に痕が残る。
湊の舌が、胸の先端をなぞった。
「あぁっ!」
じわっとした快感に、背中が反る。
「ここ、気持ちいいんだね」
湊は確かめるように、何度も舌を這わせた。
「やっ……だめ……」
「だめじゃないよ。気持ちいいでしょ?」
「っ……うん……」
もう一方も同じように弄られて、体が震える。
「あぁ……んっ……」
思わず大きな声が出てしまう。
「可愛い……」
「っ……」
ベルトが外されて、ズボンが脱がされる。
下着の上からでも、自分が硬くなっているのがわかる。
熱い手のひらに包まれて、腰が浮いてしまう。
「気持ちいい?」
「うん……っ、気持ち、いい……」
湊の手がゆっくりと動き始めた。
快感の波が何度も押し寄せてくる。
「あっ、あっ……湊……」
「ユウ……俺、もう限界……」
「僕も……」
「ユウの中に、入っていい?」
「……いいよ」
湊は立ち上がって、服を脱いだ。
引き締まった体に見惚れてしまう。
「力抜いて」
「うん……」
湊の指が入口をなぞる。
ゆっくりと、一本が入ってきた。
「っ……」
「痛い?」
「大丈夫……」
指が動き出して、内側から刺激される。
「あぁっ! そこ……っ」
湊が見つけた場所を、集中的に擦られる。
「覚えたよ、ユウの気持ちいいところ」
二本、三本と増えていって、体の奥が熱く疼いてくる。
しばらく丁寧に解されて――。
「ユウ、入れるね」
「っ……!」
「大丈夫?」
「うん……来て……」
湊が、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ、あっ……」
「ユウ……」
「湊っ……」
何度も同じ場所を突かれて、頭が真っ白になる。
体の芯が、とろとろに溶けていく。
「湊……もう……いっちゃう……っ」
「いいよ、ユウ……」
「あっ、湊、だめ……っ、あっ、あぁっ……
!」
快感に、思考が追いつかない。
体中が湊の熱で満たされていく。
二人同時に、絶頂を迎えた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
湊が僕を抱きしめた。
汗ばんだ体を重ねたまま、しばらく余韻に浸った。
湊の胸に顔を埋めて、目を閉じる。
……心音が聞こえる。
安心する音。
愛おしい音。
「好きだよ、湊」
眠りに落ちる前にもう一度呟いた。
「俺も好きだ、ユウ」
湊の声が、優しく響いた。
*
それから僕たちの生活は、穏やかになった。
「いただきます」
「今日は、和食にしてみたよ」
「美味しいね。ユウの作るご飯、本当に好きだよ」
湊の喜ぶ顔を見るのが一番の幸せだった。
掃除も洗濯も全部、僕がやる。
「ユウ、無理してない?」
「大丈夫。これ、好きだから」
本当だ。好きでやってる。
湊のために何かできるのが、嬉しい。
「そうか……ありがとう」
湊は僕を後ろから抱きしめた。
「お前がいてくれて、本当に助かるよ」
「……うん」
「俺、お前に甘えすぎてるね」
「ううん、いいよ。僕がやりたくてやってるんだから」
「そうか」
湊は僕の首筋にキスをした。
「今日は何を描くの?」
「お前の可愛い笑顔」
「えっ……!?」
「最近、お前がよく笑うようになったから」
湊は優しく微笑んだ。
「その笑顔を、残しておきたいなって」
「……ありがと……」
モデルをして、お昼に一緒にご飯を食べる。
その日の夕方もいつも通りだった。
キッチンに立ち、まな板の上で野菜を刻む。
包丁の音だけが、静かに響いている。
「あれ……?」
ふと、手が止まった。
……何か違和感がある 。
まな板を見つめてみる。
いつもと同じ、視界。
でも――
何かが、違う気がした。
あなたにおすすめの小説
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とスタッフ達とBL営業をして腐女子や腐男子たまに普通のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
【完結】おじさんダンジョン配信者ですが、S級探索者の騎士を助けたら妙に懐かれてしまいました
大河
BL
世界を変えた「ダンジョン」出現から30年──
かつて一線で活躍した元探索者・レイジ(42)は、今や東京の片隅で地味な初心者向け配信を続ける"おじさん配信者"。安物機材、スポンサーゼロ、視聴者数も控えめ。華やかな人気配信者とは対照的だが、その真摯な解説は密かに「信頼できる初心者向け動画」として評価されていた。
そんな平穏な日常が一変する。ダンジョン中層に災厄級モンスターが突如出現、人気配信パーティが全滅の危機に!迷わず単身で救助に向かうレイジ。絶体絶命のピンチを救ったのは、国家直属のS級騎士・ソウマだった。
冷静沈着、美形かつ最強。誰もが憧れる騎士の青年は、なぜかレイジを見た瞬間に顔を赤らめて……?
若き美貌の騎士×地味なおじさん配信者のバディが織りなす、年の差、立場の差、すべてを越えて始まる予想外の恋の物語。
記憶喪失のフリをしたあざといスパイですが、全部お見通しの皇帝陛下に「嘘の婚約者」として閉じ込められています
たら昆布
BL
処刑寸前のスパイが事故にあった後、記憶喪失のフリをして皇帝の婚約者だと偽る話
また恋人に振られたので酒に飲まれていたらゴツい騎士に求婚していた件
月衣
BL
また恋人に振られた魔導省のエリート官吏アルヴィス。失恋のショックで酒に溺れた彼は勢いのまま酒場に現れた屈強な王宮騎士ガラティスに求婚してしまう。
翌朝すべての記憶を保持したまま絶望するアルヴィスだったが当のガラティスはなぜか本気だった。
「安心しろ。俺は誠実な男だ。一度決めたことは覆さない」
逃げようとするエリート魔導師と絶対に逃がさない最強騎士
貢ぎ体質な男が捕まる強制恋愛コメディのつもりです!!
入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?
monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。
そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。
主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。
※今回の表紙はAI生成です
※小説家になろうにも公開してます