修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す

スローライフの始まり

公爵家にて

sideクリスティーナ

「お父様今帰りました。」


「おお無事で何よりだ。あとそこのオーガはなんだ？あとクロードはどこだ？」


「このオーガ、ゴンスケはクロードの従魔でクロードは今、師匠にこの街を案内しています。」


誰かついてないと問題起こしそうで怖いですよね。まあ根は優しいので大事にはならないと思いますがやっぱり心配ですよね


「わかったぞ。クロードが戻って来たら詳しく聞こうか。」



とクロードが戻ってきた


「ただいま戻りました。」


「よく戻ったな。どうだったのか聞こうか。」


「これは他言無用でお願いします。知られたら最悪この国が滅びます。」


「それぐらいの内容か。わかった。セバスとクリスティーナ以外は部屋を出てってくれ。」


「「「「かしこまりました」」」」


お父様は聡明で大丈夫だと思いますが、他の貴族たちをどうするか問題ですね。敵対だけは避けなくてならない


「とりあえず防音結界を張らせて頂きますね。」


「わかったぞ。」


「まずこの領の道中に盗賊に襲われ、二人が現れ一瞬で盗賊たちがやられました。クロードはどうやったのかわかる？」


「はいおそらくですが盗賊にだけ威圧したのだと思います。」


「そんな芸当ができるのか？」


まあお父様が驚くのは無理ないですよね。しかしまだ序章に過ぎないのですよね


「なんせ私の師匠努殿は世界最強ですから。その証拠に私の称号に世界最強の弟子とうものがありました。」


「ほ、本当か？」　


「ええ事実でございます。お父様わたしも見せて頂きました。そしてクロードはこの国で今一番強いらしいです。ツトム様が仰っておりました。」


「そうなのかクロード？」


「はいそうです。しかし悪さをすれば師匠が飛んでくるので悪さはしませんよ。ちなみにゴンスケは私より強いです。」　


「もう驚かない。」


まあそうだろね。あの二人の凄さを目の当たりにしたら驚くのも疲れますよね


「お父様もう一ついいですか？」


「なんだ？」


「あの二人に魔眼のことがバレました。会話の最中に使用したところバレてしまいました。その時は生憎クロードとあのお二人だけしか聞かれませんでしたが。」


まあおそらく防音結界などあのお二人がしていたと思いますが


「本当か？」


「ええ本当です。しかもそのあとナビさんにバレない使い方を教えて頂きました。いまならお二人とクロード以外わからないそうです。」


「まあ、バレなくて良かったな。しかも使い方を教えて下さるとは、器の大きい方々だなあ。そういえばどうやってクロードがあんなに強くなったんだ？」


「時間が止まっている部屋で約五千年修行しました。地獄でした。」


「そ、そうか。ご苦労さま」


私もこの話を聞いたときクロードがかわいそうになりましたから


「あと、師匠は世界最強と言いましたが、全世界の神を含めて最強だそうです。やはりかなうはずがありませんよ。」


「「「、、、、」」」


え？
そんなこと私聞いてませんよ？
もう驚かないと思っていたのに最後の最後でハァァ、疲れました。


「とりあえずそのお二方をここに招くことはできるか？」　


「おそらくまだ宿にいますので大丈夫だとは、思います。しかし気分次第ということもありますので。」


「わかった。できればのいいからここに連れてきてくれ。あとクロードお前ここの騎士でいてくれのか？」


確かにそれは私が心配していたことの一つである。いてくれれば安心だが


「ええもちろんですよ。ここが私の最終就職地ですから。安心してください」


良かったーーーー～安心した
これでここは安心だな


「では失礼します。」「お父様また後で。」








二人が部屋を出た後

「セバスどうだ？信じられるか？」　

「信憑性は高いかと、あの二人が嘘をつく必要がありませんから。」

「私の鑑定をもってしてもクロードのステータスを見ることができませんでした。しかも鑑定をしようした事をおそらく気づかれていとおもいます。」

「そこまでなのか、それならここは王都より安全地帯かもしれないな。いや絶対安全だな。」