転生王子 だらだら過ごすが偶にやる気を出す

佐原

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なんか色々と問題があるみたい。俺限定のね!!

「そういえばアルフレッド。良くないこととまぁまぁ良くないことがあるんだがどちらから聞きたい?いや、とても悪い報告もあったな。」

「何それ。俺、何か悪いことした?」

俺っていきなり悪い報告を三つ受けるほど悪いことをした記憶がないんだけど?

まぁたしかに最近はダラダラし過ぎかと思うけどそれはいつものことだから悪い事態に発展することはないと思う。

「いやそう言うわけでもない。最近特にダラダラしていると思うがそれはまぁいつものことだからそれ自体は悪いことだ。それが起因となっていることは間違い無いが、最近のアルフレッドの行動には関係はない。」

「良かったのかな?」

ここは素直に喜べるところでは無い。最近の行動では何も起こっては無いが俺の積み重ねで親父は良く無い事態が起こっていると言っているのだ。

というか~カイリー!お前そういうことは早めに伝えろよ!!対策ができたって言うのに。

「それでどれから聞きたい?」

「じゃあまぁまぁ良くないことから」

「大したことじゃないんだがアルフレッドの作った製品をめぐって貴族共が煩いんだ。」

「それってガイコールにほとんど任せているんだけど俺関係ある?」

俺が作った製品はガイコールに全て任せている。あいつは商人としては変わり者で金も大切だと思っているがそれ以上に面白いことに首を突っ込む人間だ。

帝国に行ったのも販路の拡大もあるがガイコールは『帝国に行ったら皇帝に会えるし面白いんじゃね?』みたいな思考で帝国へと行くほどの奴だ。

そして何よりあいつは敵対したものに容赦が無い。以前、ガイコールの商会に喧嘩を売ってきた商会があったらしい。

しかし三日後にその商会を乗っ取りガイコールの商会と併合したらしい。もちろんトップはガイコールだ。

「だから大したことは無いんだ。ガイコールは優秀だからな任せておけば大丈夫だろう。一応お前に関係があるから言っておく。」

「それでも良くない報告は?」

「良くない報告だがもう少しで学園の試験が行われるのはわかっているだろ?」

「あまり学園という言葉は聞きたい無いんだけど?」

もう少しでこの生活が制限されてしまう。それも全部、学園という誰もが行きたくない施設が待っているからだ!!

あー、学園のことを考えるだけで本当に憂鬱だ。どうにかして学園に行かなくてよい方法がないかなぁ。

「はぁ、もう少しで入学だろう。その入学試験で他の貴族の介入も有るかもしれないから備えておくようにしてくれ」

「それを防ぐのが親父だろ。」

貴族の介入があったら不公平な試験となってしまうじゃん。どうにかしろよ親父。

入試に手を出されては俺のことを不合格にするのも簡単に、ん?不合格?

これは俺にとっては良い報告なのでは?

「アルフレッド、どんなに試験の内容が悪くても王族だから学園には入学させるからな。」

「親父、余計なことをするなよ。」

「はぁ。」

俺の言葉に親父は呆れたようにため息をついて日本酒をぐいっと飲んだ。

「エリックやダンフォードだとこんな事はないんだぞ?アルフレッド、お前に恥をかかせたい連中に心当たりが有るんじゃないか?」

「無いんだけど」

というか~俺はこうして引きこもっているわけだ。となると貴族と関わることはほとんど無い。

宰相さんやたまにお茶会として夫人に会っているくらいだ。そんな多くの貴族に会っていないため恨みを買う相手に全く心当たりがない。

それなら俺よりエリック兄さんやダン兄の方が優秀だからこそ恨みを買うと思うんだけど。

「以前、アルフレッドと決闘した貴族の子息居ただろ?」

「あーそんなことがあったような無かったような」

「その貴族が息子に恥をかかせたお前にも恥をかかせてやろうって事でそんなことを画策している。」

「あれは確かあっちからふっかけられた記憶が有るんだけど?」

たしかにそんなこともあったかもしれないが記憶が曖昧なだから大したことじゃ無いと思っていた。

貴族って面倒だなぁ。あっちからふっかけてきて喧嘩に負けて逆恨みにそんなことするなんて馬鹿としか言えないよ。

「そういう面倒な貴族もいるってことだ。まぁあまりアルフレッドのことを良く思わない連中もこれを良い機会だと思っているんだよ」

「うわぁ」

俺によく思っていない連中ねぇ~。そんな奴らは馬鹿かアホか間抜けしか居ないから親父も良いタイミングで叩けるんじゃ無いか?

そのためにも俺の試験結果が重要になってくるのかもしれないけど。それはまた考えることにしよう。

「それでとても悪い報告は?」

「まぁとても悪いって事でもないんだがこの中でお前だけが婚約者が居る。しかしそれは国外にだ。要するに国内でも最低一人は娶ってもらわないと困る。」

「待ってくれよ親父、俺より兄さん達の婚約者を探した方が良いんじゃないか?」

「それについては問題は無い。もう既に候補は絞れているが」

「が?」

「まだまだ相応しいとは言えない。色々なところの情報を加味しての判断だ。」

「いやいや怪童と神童に相応しい婚約者ってそれはそれで苦労しそうだな」

兄さん達はもう国を出て有名な王子だ。しかも二人の話には華があってダン兄が頭脳面で優れているエリック兄さんに王を任せて自分は国を守るとかなんとか

その話の起因になったのは俺なんだけど?なのに俺の名前は全くもって入ってこない。ホワイ?

そんな天才秀才の二人だからこそそれに見合う婚約者というのはこの国を探しても更には他国を探しても見つけるのは困難を極める。

きゃー!!イケメンよ!!婚約して~と脳内お花畑の令嬢と仮に婚約した場合に苦労するのはその令嬢となるだろう。

そもそもスペックが違うため兄さん達が求めることに応じることはできない。そして二人に失望されるとその令嬢はある意味終わるだろう。

そのため二人の婚約者は強くて強くて強い人しか適さない。単に強いと言っても武力、礼儀作法、学力など様々だが特に重要なのは精神力だ。

あんな化け物二人を前にして自らを卑下せず隣で一生支えるという強靭な気持ちが必要だ。

今この段階で決めれるほど簡単なことじゃ無いのだろう。

「まぁな。それもあってそう簡単に決められないんだ。」

「フレア姉さんとフローズ姉さんは?」

「相応しい男なんぞいるわけ無いだろう。何を馬鹿なことを言っているんだ?」

「親バカ」

まぁ見た目は良いしスペックも兄さん達と比べるのは可哀想だが2人はかなりのハイスペックだ。

それに相応しく、それより上回る男はいるのかどうか?と聞かれるとノーなのかもしれない。

もちろん親父の親バカも八割関係あるが二割ほどは相応しい男が居ないということになる。

「それで俺の婚約者ってどうなるんだ?」

「数少ない打診があった。」

「数少ないとか言わなくて良いだろ!!それで誰なの?」

「宰相の娘と侯爵家の娘だ。」

「は?」

「まぁ今度、会ってみてくれ。」

「だる」

ここで会話は終了し最後の〆としてみんなで卵雑炊を食べてお開きとなった。






更新が遅くなり申し訳ありません。明日も更新しますのでどうか許していただければと思います。来週はかなり更新する予定ですのでお楽しみ下さい!!
誤字脱字がありましたらご報告お願いします。

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