白い世界と絵の具の魔法

ポテ山ポテト

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プロローグ

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 私はあの時、あの子とギュッと手を繋いだ。いつもと同じ風景が少し違うように感じた。

「ねぇ、マヤ。わたしね、幸せなんだ。マヤが友達でね。本当に嬉しい。」

あの子は笑った。いつもみたいに笑った。

「えー?なになに?急じゃん!恥ずいって。」

私、マヤは嬉しさで勝手に上がる口角を抑えきれずニヤニヤしつつ照れながら言った。

ギュッと今度はもっとお互いに力を強くして握った。

幸せを噛み締めるように。さあ、時間だ。

ふと、あの子が口を開いた。
「マヤ、私ね。ーーーーーーー」

















 なんだっけ。あの子はなんて言ったんだっけ。

 聞こえたんだっけ?きこえなかったんだっけ?

 また会えたらあの子に聞こう。

 
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