こどものくに

ポテ山ポテト

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国に安寧を、王に勝利を

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 今日でこの戦争は終わる。終わらせる。

「隊長!このままでは押されてしまいそうです!!」

軍に入隊したばかりのまだ背も小さい10歳程度の子が司令室で叫ぶ。

「大丈夫、落ち着いて。今回も僕らの勝利さ。さあ、僕の指示通りに動いて。」

僕は優しく、かつ正確に指示を出す。

「隊長、そーいえば今日も王は閉じこもり気味らしいですよ?」

金髪に緑色の目をした副隊長のコリーが銃を整備しながら話しかけてきた。

「そうか…前会った時は何かに怯えている様子でもあったけれど…体調が悪いのかもね」

心配だ。

「確かに!勝ったって報告をすれば少しは喜んでくれるんじゃない?そして私はこの戦争終わったらお肉食べるんだ!」

もう一人の副隊長ローザがよだれを拭いながら目を輝かせていた。

「お前…肉しか考えてねぇだろ」

「な!君は失礼な奴だなコリー!」

「ふふ、でもそうだね。『国に安寧を、王に勝利を。』きっと僕らがこの戦争を勝ち進めば王も喜んでくれるはずさ。」

僕らはそう信じて笑い合い、手をとりあった。





本当にこの時まではそれで解決する問題だと信じていたんだ。
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