魔族の嫁になった僕

たなぱ

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魔族と僕と捕虜

番外編 僕の魔力の使い道

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(排泄管理、放尿、尿道開発、膀胱開発含みます)




 Side 勇者

 勇者である、おれは今、衝撃の現場を目撃している
 今日は魔術の訓練ではなく魔王様の執務室で帝魔国について学ぶ日だ

 魔王様の執務室にはいつも魔王様と宰相様、宰相様の嫁がいるらしい
 宰相様は嫁を片時も手放したくないと本当に参加不能な会議など以外はずっと一緒
 執務室でも嫁を横抱きにし書類仕事したりしている
 それが当然の様に受け入れてる宰相様の嫁、シャルくん、平凡なほっこりした雰囲気のある人族でおれより年下だった子だ

 宰相様は時々、魔王様がいようが、おれがいようが嫁にキスして何かを呟いている、仕事はもちろん進んでいる、シャルくんはキスされる度恥ずかしさで死にそうな顔をする
 これは…バカップル…???いや、うーん
 器用通り越して宰相様の嫁が不憫だと魔王様はよく言う、不憫なのか…?


 その不憫の理由がおれにもわかってしまった



 少し顔を赤らめながら宰相様に何かを耳打ちするシャルくん、身体能力が勇者仕様になってきたおれはその会話も聞こえてしまう

「レベリア…おしっこしたい、いつものして…お願い」
「そう言えば、朝から抜いてませんでしたね、行きましょうか」


 そういう会話をすると嫁を連れてトイレへ行ってしまう宰相様
 会話に違和感を感じるおれ
 おしっこ行きたいじゃなくて、したい?いつもの…??なんで2人で行くんだ?
 不思議そうに考えるおれに魔王様が気付いたのだろう、手招きされたので近寄ると小声で違和感の原因を教えてくれた

「宰相な、嫁の排泄管理してんだよ、孕ませるにはもう少し準備がいるって、とりあえず膀胱で眷属育てるつもりなんだと、あんま不思議そうに見てると仕事増やされるぞ」


 排泄管理?????孕む準備????膀胱で眷属????聞いちゃいけない世界だったのかもしれない、アブノーマルなAVかよ…!
 排泄管理が気になりすぎて困る、やめてくれ宰相様!いらない知識が増えてしまう!

 心を無にしろ、平常心平常心!!!
 スンッって顔を維持して平常心平常心唱えていたのにトイレから帰ってきたシャルくんを見て、5度見するくらい見てしまい仕事を増やされたのは言うまでも無い
 そして新事実に驚いたのだ











 ………………
 Side シャル


「はっ…♡ぁ、でる…♡んんっ…♡おしっこきもちい…♡」
 ちゅぽちゅぽ…しょわ…♡



 知らない触手の卵を尿道に産み付けられてお掃除されたあの日から、ずっとレベリアの触手におしっこと射精を手伝って貰ってる
 最初は無理をさせてしまった尿道と膀胱では垂れ流しになってしまう…って話で触手入れてくれてたのに、日に日に膀胱括約筋が戻りレベリアの触手が抜けていってしまうと思うと悲しく物足りなくなってしまった…
 抜かないでいて欲しい、そう伝えたのは僕だ
 僕の願いにレベリアは微笑んで、ある提案をしてくれた
「これから先ほとんどの時間、ずっと私の触手をここで受け入れてくれるならシャルの膀胱で私の眷属を育ててみてもいいかもしれませんね…おしっこも射精も今のシャルのように、私の手を借りないと出来なくなってしまいます、それでもいいですか?」


 僕の中でレベリアの眷属を育てる…?!
 孕ませてもらえる身体になるにはもっと時間が必要らしい、でも眷属を育てることならもう少し開発すればできると…
 ………嬉しい、拒否なんてするわけもない
「して欲しい、レベリアの眷属育てたい…僕のここずっと管理して…?」

 その日から僕の尿道には膀胱までずっとレベリアの触手がしっかりと入ったまま生活している




 トイレの個室で、後ろから抱きしめられて優しくレベリアにペニスを持ってもらい、おしっこの穴ちゅぽちゅぽされながら触手の隙間からおしっこ少しずつ出すのやばい…

「私の触手が馴染んできていますね、尿道口擦られて膀胱までゆっくり抜き差しされるのが好きですか?」

 ちゅぽちゅぽ♡ちゅこちゅこ♡ぬぷぷっ♡
「んぁ…っ♡あっ、ぁっ、れてる♡ちゅぽちゅぽ♡しゅき……♡ぁーーーー♡……ひぅ♡♡」

 おしっこの穴気持ちいい♡旦那様の黒い触手やばい♡
 僕の尿道を埋める黒い触手はレベリアの意思で動かせるし形も変わる、抜けないようにカリ首に巻き付いて少し細くなってから尿道から膀胱までちゅぽちゅぽ擦られると気持ち良すぎてふわふわする…おしっこしてるだけなのに気持ちいい♡
 時々尿道口をレベリアのきれいな手がぐりぐりしてくれる…指はいっちゃったらどうしよう…♡
 膀胱に入ってる方の触手に壁をぞりぞり擦られるのまで感じてしまう


 もう勢いよくおしっこできないのに、このもどかしい排泄が癖になってる…
 壊れないように優しく抜き差ししてくれる旦那様好きだ…♡最後の一滴までおしっこおわると膀胱に眷属を育てるための準備をしてくれる
 膀胱の強度を上げる液体を満遍なく塗られてゾクゾクしてしまう


「大分強度も上がりましたね、そろそろ私の眷属をココに産み付けてみますか?」
 お腹の上から膀胱ぐりぐりしないで…感じるから♡

「うん、レベリアの眷属育てたい…僕に産み付けて♡」

 嬉しそうに微笑むレベリアを見てると僕も嬉しいよ
 次の休日に産み付けてくれる約束…待ち遠しい…




 僕はおしっこさせてもらえたし…
 そろそろトイレから戻らないと怪しくも思われたりしないだろうか…そう思うけどレベリアが僕を後ろから抱きしめたまま動かない
 ごりっ…
 熱いものが僕のお尻に押し当てられてる

「すいません、私の全てを受け入れようとしてくれるシャルが可愛くて勃ってしまいました…
 ねぇ、シャル慰めてくれますか…?」


 困り顔まで素敵だ…僕で勃起してくれるのが嬉しい
 個室の便座に足を乗せるようにして股を開く、恥ずかしい所丸見えなのに興奮する…
 指を入れて開くと、朝も繋がっていたからまだ柔らかい
 レベリアの形を覚えてしまった僕のお尻の穴は期待するとくぱくぱって勝手に口を開いてしまうんだ
 興奮した息遣いが聞こえる

「旦那様の、僕の中で慰めさせて…?」





ずっこずっぽぐっぽぐっぽ♡
ごちゅごちゅどっちゅ♡ぐっぽぐっぽ♡
「ぁ゙っ♡ァ゙あ゙…♡ぁ゙んっ♡おぐ~~~~♡♡ィ゙っぐ~~~♡♡♡なかだしてぇ♡おぐ、おぐに♡♡ん゙っーーーーー♡♡」
「シャルっ…シャル、!くっ…可愛すぎるんだよ!!」


壁に押さえつけられるみたいに腰を振られる
レベリアのが僕の弱い所削り取るみたいにゴリゴリしてくる、奥に出して欲しくてお腹が熱い
敬語忘れちゃうくらい興奮したレベリアは少し荒っぽくなるけどそれも好き…


ごちゅごちゅごちゅごちゅ♡ドス♡ドス♡♡
「ぁ゙ーーー♡♡、ぉぐ♡はいっで♡んん゙~~~♡♡♡」
「ぐっ…………!」


びゅるるるって熱いのが入ってくる、お腹あったかい…満たされてる感じが好きだ
溢さないようにお尻に力が入ってしまう

まだ仕事中だから一回だけ、と体外の汚れとか汁とか洗浄魔法でキレイにし僕の服も整えてくれる旦那様…そうだよ仕事中でした…僕のトイレ休憩でしたね今
少し物足りない顔したら笑って耳打ちされた、帰ったら続きしてくれる…嬉しい

お腹中が幸せなまま、僕らはやっと仕事に戻った











………………

勇者である、おれは今、動揺している
排泄管理と言うなのトイレへ向かわれた宰相夫妻、中々時間かかってるなーと思いつつ気にしないでいたのに、どう見ても事後で帰ってきた
抱きかかえられたシャルくんはお疲れの様子、夢の世界へ旅立つ一歩前な疲れ具合、事後だろどう見ても


職務中のトイレでナニしてるんでしょうかね!!!!
シャルくんがちょっと色っぽくなってる、宰相様すげーご機嫌、そして視界に広がる違和感…


シャルくんの中にすげー魔力の固まりみたいなもやが見える…トイレ行く前はなかったそれ…心当たりがある、アレだな、それが徐々にシャルくんに馴染んでる…?よく見ると周囲の薄いもやもシャルくんに溶け込むような違和感

すごい変な顔して首を傾げてしまったのか宰相様にバレてしまった

「私のシャルをそんなに見つめてどうしました?」
「ひゃい!!!すいません!宰相様!なんかお宅の嫁さんがもやもやしたの吸い込んでるように見えて見つめてしまいました!!!!」

宰相様の笑顔なんか怖いんだって!どう見てもドSつて感じするんだから!
素直に答える、これ大事!ほんと大事!
最近魔力と魔術の勉強と実践の成果か他人の魔力もちょっと見えるようになってきて嬉しいから油断してたー!


「なるほど…勇者には他者の魔力の流れが見えてしまうのですね………仕方ない、勇者にシャルはどう見えますか?」

「えっ?…なんか魔力?っぽい、もやもやを身体に取り込んでいるみたいな…?」

見えたまんまを答えることしかできない
おれも魔王様の治療で聖魔力を中出しからいっぱい貰って吸収したから…漂っている魔力も吸収できるものなのか?


「この事は他言しては駄目ですよ?いいですね?
…シャルは特殊な体質のようなんです、本来であれば同じ属性の魔力は身体に馴染みやすい、違う属性では馴染みにくくあるはず、それは人も魔族も同じです
元々、シャルも勇者と同じ人国の兵士で捕虜ですが兵士になった理由は魔力が多かったから、しかし魔術扱えるわけではありませんでした」

「魔力が多いのに使えないんですか…?今ももやもやした魔力吸ってるみたいなのに?」

「宰相…そいつまさか…」

「魔力を貯めることに特化した特殊な体質、それも無属性に変換して貯め続けている…私が早くシャルを孕ませたいのになかなか上手くいかない原因でもあります
私の魔力を込めようにも彼の中では無属性に変わってしまう…彼の貯める力の限界を今は見てる所なんです、……魔王様ならもうおわかりですね?シャルは穢れた魔力すら無属性に変換して貯めてしまう、呪術での洗脳も効きにくいわけです…」

「その場にいるだけで穢た魔力まで無属性にできる…無駄に人族に穢された土地の浄化が可能ってことか、最近この執務室も妙に空気が綺麗だと思ったがそれの効果か…あんまみんなって牽制してくるから気づけねーだろ宰相」


「私のシャルなので勝手に使われては困りますし、色々検証中なので、魔力見えるのは私や魔王様レベルだけと思っていたのですが勇者もなかなかですね、魔王様、シャルに何かしたら更地にしますよ?」

「わかってる、そいつはお前に一任してんだ、勇者も内緒にしとけよ?」


事後で疲れて寝てしまったシャルくんには聞こえていないんだろう…おれたち3人の会話
貯め込み続けるって大丈夫なの??とか色々思ったけどなにより、なにより空気が綺麗でいいねとか言ってる魔王様と宰相様をみて一言言いたかった


「嫁式空気清浄機かよ!!!」


何いってんだこいつって顔された



「ちなみに今、シャルの中には私の3人分くらい魔力溜まってますね」

「「はっ?」」

「ついでにシャルは魔力使えないですが、粘膜で触れて他者が引き出すことはできるんですよ
いつも疲れた時にシャルの口から無属性魔力を貰うと吸収も早いしポーション要らずで助かります」

「「はっ?」」


「こんな素敵な私の嫁なのでこの事をバラしたりしたら本当に殺しますからね?」


「「はい…」」




嫁本人だけが知らない執務室の秘密が出来た




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