離縁しようぜ旦那様

たなぱ

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夫婦編

海獣系第三王子

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ドラレイド帝国の現皇帝の息子であり、第三王子というかなり高貴な存在のレドラ王子
今回、レラージェ国第二王子という祖国でも扱いに困っていた存在を受け入れた彼は、獅子の獣人である皇帝と、シャチの獣人である母から生まれた海獣だった

フリード様は言う、レドラ王子は皇帝の性格と、シャチの獣人である母の血をこれでもかと煮詰めて生まれたような方らしい
物腰柔らかく、男らしい体型に黒と白の艷やかな髪、造形の整ったお顔の持ち主…
一言で言うと、見た目は完璧、中身がとんでもない性格のイケメンなのだと

これまでその美しく知的な見た目で数々の男女を虜にし、結婚をするが持って半年、早くて3日で相手が逃げだし、離縁を繰り返す…ある意味伝説の王子
それがレドラ.ドラレイドという存在


「え、早くて3日で離縁って…やば…
中身がとんでもないって言っても、どんな性格だったらそんな事になるんです…!?」

「簡単に言うと愛が重い…と言ったらいいか?
美しく優しい王子ではあるが、相手が逃げ出すほど愛が重いんだ…
あとシャチ族特有の、原種に近いペニスを持ってる事も愛の重さに拍車をかけているというか…な?
その美しさに愛されたい、と婚姻を望むものを彼は無下にはしない
自分なら上手くやれるとレドラ王子と結婚し、その初夜でシャチ族の愛の重さをこれでもかと知り、それが毎日続くことに耐えきれなくなるんだ

極めつけは、特長ペニスで腹を破れそうになるほど毎晩愛される事に恐怖を覚え逃げだす…そんな話をよく聞くな?」


「シャチペニス…………シャチ…………ちんこ…………ああ………うん、あれか」



フリード様の話を聞きつつおれの前世の記憶をフルに活用しシャチペニスを思い出した
なんだっけ?水族館だかネットだかで見たことがあるわシャチペニス…白くてなんかすげー長いのシャチペニス…
普通に暮らしてていらない知識がここで役に立つなんて考えもしなかったが、あれが獣人に置き換わったとして超長って言われるならなんとなく想像がつく
そしてシャチの性格…前世的に知ってるシャチの性格に近いなら、愛が重いはたぶん本当に重いんだろう
じゃれつく的な愛情表現をしてたよな確か…でもあの皇帝の性格を受け継いだら…………うん、なんか想像できた気がする



「もしかして…レドラ王子って相手を愛しすぎるあまりに優しい完璧な顔して快楽攻めとか監禁とか…愛ゆえにじゃれつくって感じに加虐行為とか…しちゃったりします…?」

「……………よくわかったなリデン…まさか、まさかレラージェ国でもレドラ王子の婚姻離縁騒動について噂でも上がっているのか…!?」

「いや、そうではないですけども!!!」



うわぁ!当たっちゃったよ!やだわまじか…まじかぁ…
友好的で優しい性格だけど、じゃれつくレベルが高すぎてやばいって…それに耐えきれなくて離縁する人が後を絶たない…こわい、普通にどんな愛情表現されるのか考えると…こわい

レラージェ国の問題児、第二王子を受け取るにはそれくらいの性格じゃ無きゃだめって事なのだろうか…

契約穴嫁っていう、レラージェ国の国民を全て人質とされた状態の契約婚…逃げ出すことは自分の死と祖国の死を意味するのかもしれない
重すぎる愛の捌け口として婚姻って感じなのかな…?なんかやばい性格だった第二王子だけど、これからの扱いは可哀想だな…そう思った



暫くフリード様から愉快な皇帝一家の話も聞きつつ、獣人と人族は色々違う所があるけど、互いに愛の重さを知って好きになってく事が楽しいって改めて伝えた
獣人特有の本能をおれに教える度、フリード様はちょっと不安そうな顔をするから
受け入れられないって思われたらどうしようってそんな顔をするんだ…

おれは前世含めて色んな知識があるし、獣人だからどうこうな考えはない、何よりフリード様のすべてが愛おしくてたまらないほど愛しちゃってるんだから、本当に嫌いになることなんて無い…だから安心して欲しい



「フリード様、今日は狼族の愛情表現教えて下さい♡おれも、少しずつ学んで行きたいんで…
あと、この2人の挙式にも参加しようかなって思います
ちゃんとドラレイド帝国とレラージェ国を見守っても行きたい…!とんでもない事になりそうだったら、おれがやめてーってガーネット様達に泣きつけますし!」


おれがそう言うと、フリード様はすごく嬉しそうな顔をしてめちゃめちゃキスしてきた
ちゃんとフリード様が好きだよって気持ちで自分から舌を出して甘えてみたりもしたり………そしたら、そのまま昼間なのにベッドに連れて行かれたのは言うまでもない

時期が来たら、おれとフリード様の赤ちゃんが生まれるのに国同士!これからも仲良くしててくれないと困るんだよ!



それが本音だ



まさか2人の挙式だと思ったらそうじゃなかったと気付くのは、当日…会場に行った時だった…




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