70 / 139
夫婦編
全身埋まる
しおりを挟む素肌に感じるもふもふ感、それが嫌いな人間居るだろうか?おれが知ってる限り居ないと思う
人間の嫁が珍しいと言われるドラレイド帝国、年間離から始まる呪いの言葉、その理由ランキング第一位…旦那、又は嫁の獣化の姿を現在おれは堪能している
フリード様が嫌われたらどうしようとか考えてくれたことは…うん、嬉しいと言えば嬉しい!
でも、おれを好きになってくれるフリード様をおれだってどんな姿だろうが好きなんだ
好きってちゃんと自覚して、愛してるって言葉で言えてさ、フリード様の雌になる決意を固めたおれがフリード様の狼姿如きで動じると思ったら間違いである
フリード様のお腹が万が一、たゆんたゆんになったとしても!お髭がとんでもなく床まで生えたとしても!愛せるから自信を持って獣化姿も見せて欲しい…あと、定期的に吸わせて欲しいって思ってるんだよ!
見てよフリード様!!この最強に触り心地のいい毛並み!手に吸い付く様な弾力!全裸なおれを包み込んでくれる暖かさ!吸い込めば分かる癒し!!!深呼吸したくなるこの胸毛!!!
あ、やばい…おれのちんこも反応しちゃいそうなくらい気持ちいい…待って、やばい…!!ってくらい好きだよ…だから心配しないで…
って気持ちをどこから伝えようって、もふもふの首に抱き着きながら考えてたら全部口から出ていたらしい…
ブンブンブンブンブンブンブンブン
フリード様の素晴らしい尻尾がお掃除用具並みにブンブンしている…かわいい…なんだこのかわいい旦那様可愛い…
獣化している姿は喋れないのか尻尾と瞳で伝えてくるのとか本当に可愛い…頭を撫でたり、首元をわしゃわしゃしたらその分、おれにすり寄ってきてくれるのやばくない!?
世の、この世界に存在する離から始まる呪いの言葉を放った人質婚姻嫁婿諸君に聞きたい!これの!!どこが!!!嫌なんですか!!!
ひたすらに至福では!?全身に感じるもふもふ…素晴らしい毛並み!そしてこの可愛らしさ!
獣が嫌だ!?獣最高だろふざけんな!
お国柄からして確実にドラレイド帝国の皆さん脳筋だけど愛が重いって感じの溺愛集団じゃないか!
犬猫アレルギーあるけど犬猫大好きな父様がくしゃみしないって奇跡の毛を持つドラレイド帝国の皆さん…その愛が重いの嫌な人もいると思う、けど話を聞いた限り、獣だから嫌だって言うのは違うとおれは思った
価値観は人それぞれだけど、戦争に負けて人質として嫁いできた人を無碍に扱う事はしなかったと思うから…なんとなく淫紋を作り出した素晴らしい方々がいる国だからこそ、そう思う
おれは第二王子と聖女の尻拭いで冷遇される為にここには来たけどさ…フリード様の番って事もあったけど…それでも
きっと、種族の違いで誤解されてるかもしれないって感じてしまったんだ…
暫くもふもふを吸引し、時々思ったことが口に出てたかと思うけど…全身を満遍なく包み込むように若干寝そべってくれるフリード様の狼姿を堪能する
せっかくの露天風呂が隣にあるというのに!全裸のままもふもふに埋まってスーハースーハーって深呼吸している若干変態なおれを受け入れてくれる旦那様大好きだ、本当にいい人だし大好き過ぎるっ…!
狼姿のままのフリード様がもぞもぞしてるって思ったら、顔が降りてきて…ペロリって乳首から口まで舐められた………………
『くぅん………』
キュンッ♡
おれの、母性!!爆発するしかないじゃんっ!!
…………………
……………
………
Side チュウタグル
フリード様の奥様であるリデン様は人族としては少し変わった人だと思う…冷遇楽しんでたのもあるけど…
おいら達、獣人族…昔から溢れ出る脳筋とその圧倒的な力で周囲を飲み込み国を広げてきたある意味戦闘大好きな種族
そんなおいら達を見て、昔から敗戦国含め支配された国々の人族は嫌悪を示してこそ愛情を示すことは殆ど無かったです
それでも見目麗しい獣人族が多い中…近年、種族の壁越えて恋仲になる者もいるようになった、でも獣化の姿を見て離縁する事が殆どな現状なのに…
リデン様は獣化すら恐れないんですね…?
獣化、おれはおいらもできるし誇らしい自らの本能に従った姿
おいらはネズミ、獣化の姿は人から見れば害獣であるただのネズミ…たぶんリデン様はおいらの獣化すら可愛いと言いそうだ
フリード様は大きな狼ですが、その姿を見て失禁し命乞いした人の噂は聞いたとしても、その胸毛に飛び込んで甘えるなんて聞いたことも無かったんですよ…?
目の前で広がる光景を見ていると涙が溢れてくる
屋敷の者を全員呼んで鑑賞会したいほどの光景なんだもの…
人と獣が戯れながら水浴び…ロッテン.ブロウを楽しむ姿なんて絵画の光景だ
リデン様がフリード様の毛に全身に埋まるみたいに二人とも泡に包まれながら身体を洗い合う光景、まるで聖母の如く優しい顔で獣化状態の、本当の狼の姿なフリード様の身体を洗って、抱き締めて、キスして笑い合う光景…
そのどれもが尊かった………
おいらがここでしっかりとお二人の仲むずまじい様子を見ていても、これは覗き見じゃないから大丈夫…だってこのロッテン.ブロウを最大限に楽しむには地下のお湯を汲み上げる操作をする人が必須なのだから
美しい光景、これは帰ったらみんなに言おう!自慢しよう!そうしよう!
そう、おいらは心に誓った
2,455
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
人間嫌いの公爵様との契約期間が終了したので離婚手続きをしたら夫の執着と溺愛がとんでもないことになりました
荷居人(にいと)
BL
第12回BL大賞奨励賞作品3/2完結。
人間嫌いと言われた公爵様に嫁いで3年。最初こそどうなるかと思ったものの自分としては公爵の妻として努力してきたつもりだ。
男同士でも結婚できる時代とはいえ、その同性愛結婚の先駆けの1人にされた僕。なんてことを言いつつも、嫌々嫁いだわけじゃなくて僕は運良く好きになった人に嫁いだので政略結婚万歳と今でも思っている。
だけど相手は人嫌いの公爵様。初夜なんて必要なことを一方的に話されただけで、翌日にどころかその日にお仕事に行ってしまうような人だ。だから使用人にも舐められるし、割と肩身は狭かった。
いくら惚れた相手と結婚できてもこれが毎日では参ってしまう。だから自分から少しでも過ごしやすい日々を送るためにそんな夫に提案したのだ。
三年間白い結婚を続けたら必ず離婚するから、三年間仕事でどうしても時間が取れない日を除いて毎日公爵様と関わる時間がほしいと。
どんなに人嫌いでも約束は守ってくれる人だと知っていたからできた提案だ。この契約のおかげで毎日辛くても頑張れた。
しかし、そんな毎日も今日で終わり。これからは好きな人から離れた生活になるのは残念なものの、同時に使用人たちからの冷遇や公爵様が好きな令嬢たちの妬みからの辛い日々から解放されるので悪い事ばかりではない。
最近は関わる時間が増えて少しは心の距離が近づけたかなとは思ったりもしたけど、元々噂されるほどの人嫌いな公爵様だから、契約のせいで無駄な時間をとらされる邪魔な僕がいなくなって内心喜んでいるかもしれない。それでもたまにはあんな奴がいたなと思い出してくれたら嬉しいなあ、なんて思っていたのに……。
「何故離婚の手続きをした?何か不満でもあるのなら直す。だから離れていかないでくれ」
「え?」
なんだか公爵様の様子がおかしい?
「誰よりも愛している。願うなら私だけの檻に閉じ込めたい」
「ふぇっ!?」
あまりの態度の変わりように僕はもうどうすればいいかわかりません!!
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる