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解決編
好奇心は程々に
しおりを挟むレドラ王子の計らいで長めに取得できた発情期休暇終了まで残り4日程
発情期自体は5日間、本気でおれを抱けたことで満足した為、残った休みを利用し普通に紳士に戻られたフリード様と一緒におれは今、王宮に遊びに…見学会に!来ている
移動手段はフリード様の人狼モードに抱っこされ全力疾走という新しい運ばれ方で爆速王都にきたのだ
そう、レラージェ国の聖女が断罪されるから…ってそれは別にいいとして、例の托卵プレイをする特殊性癖侯爵を一目見たくて来てしまったのです!!!
だって、気になるじゃん…!おれが知ってる托卵って言葉と托卵プレイって言葉!何が違うのかな!?とか…パンデミック公爵の双子があそこまで嫌がるプレイの詳細って何!?男子中学生レベルのエロい事気になる~くらい、物凄く気になる…!
知りたいと思ったら我慢できない、それが人類というものだ…慎みが足りないとか言われそうだけど、おれは悪くない!好奇心が悪い!
若干、あきれ顔のフリード様に抱っこされながら、謁見の間に通され脳筋皇帝とガーネット様、メニラ様へご挨拶、そしてレドラ王子とミルドおじさん、と…なんか人が変わり過ぎててどなたですか!?状態のバトラ様とも面会した
ミルドおじさんお久しぶり!って互いに健康を喜んだのもつかの間…
大変静かになったバトラ様に静かに呼び止められ…土下座する勢いで謝られるおれ…え???なに!??って本当に驚いた…
あのうるさい話を聞かない婚約破棄現場の第二王子はどこにいったの?と、不安になるくらいマトモな人へ変化しているってお仕置きの効果なの!?
それくらい驚愕の状況…
とりあえずおれは全くバトラ様に怒ってないと言うか…メニラ姫にちゃんと謝れる人格になれたことを褒めてあげたいと思います!と、伝えると…何故かレドラ王子からお小遣いを貰った………謎だ
人が変わったバトラ様は子犬のようにレドラ王子とミルドおじさんに懐いているみたいな…そんな雰囲気があり、なんか可愛いかったのが印象的…
聖女への断罪は明日行われるからゆっくり王宮に宿泊していってねとか言われた為、おれとフリード様は誘拐体験会の話とかをミルドおじさんにしつつ本気でまったり過ごしていた…その時!!!
コンコン…
「レドラ王子、失礼いたします
顔見せを望まれている夫人が居るとか聞きましてね、ナッグミッド只今到着致しました」
シャチペニスのレビュー聞きたいな~どのタイミングで聞こうかな~ってソワソワしていたら…まさかのナッグミッド侯爵様きたーー!!!
え!?!おれの心の声ダダ漏れだった!?レドラ王子が手配してくれたの!?夏休みの自由研究くらい好奇心で聞きたいだけのおれに気を使ってくれたの!?
「ナッグミッド、急に呼び出してごめんね?明日には聖女を引き渡してあげるからキミもゆっくりと王宮で寛いで欲しい
その前に、こちらに居るアデルバイト辺境伯夫人がキミに会いたいと言ってたからね、簡単に托卵プレイについて教えてあげてよ」
気を使ってねぇわ!!ド直球でナッグミッド侯爵に聞いちゃってたわ!!もう少しオブラートに包んで聞いたりしないんですか!?レドラ王子ー!
ナッグミッド侯爵と呼ばれた男性は挨拶をし面会室に入ってくる…身長2m超えと思われる体格の良さに美しい顔立ち…ウシガエルの獣人って話だったけど皮膚がぼこぼこしている訳でも無く、普通にイケオジって感じだ
この人が妻30何人いる特殊性癖の持ち主なのか…?
「ナッグミッド侯爵、ご無沙汰しております」
「フリード殿、元気そうで何よりだ
そちらがレドラ王子より伺っていたリデン夫人ですね?
初めましてリデン夫人、私はナッグミッド、托卵プレイに興味がおありとか…中々好奇心が旺盛ですな」
「大変お忙しい所ありがとうございます…リデンです…いやー…うちの国で聖女だった者が嫁ぐとの事で、聞き慣れない言葉に興味がありまして…はい」
フリード様に托卵プレイ知りたい理由違うだろって目で見られつつ、おれも挨拶を済ませる
はははとイケオジナッグミッド侯爵は、豪快に笑うとレドラ王子に進められてソファへ腰掛け、早速托卵プレイについて話してくれた
「言葉だけなら何をするのか気になる気持ち、わかりますぞ
罪人とは言え自国の聖女であった者の安否を気にするその優しさ、素晴らしい夫人だ
早速その疑問にお答えしましょうか…托卵プレイについての詳細を…
これは子を安全に産むための方法の一つの名称なのです…実は我が妻は身体が弱く…」
そうイケオジはしんみりした顔で語り始めた
ナッグミッド侯爵には第一夫人の奥様としてトカゲ族の女性がおられた…しかし生まれつき身体が弱いのに性欲は人一倍あり、ナッグミッド侯爵と婚姻してから毎日毎日毎日激しくナッグミッド侯爵を求めて来たそうな
しかし、身体が弱い奥様はエッチの度に高熱を出し倒れてしまう…もっと頻度を控えようと言っても話を聞いてくれなかった…
何故、そこまでしてエッチをしたいのか…ナッグミッド侯爵が聞くと奥様は「私は身体が弱いから…数をこなさないと卵を育てられない…あなたに沢山の子を授けてあげたい…私が生きた証が欲しいの…あと、エッチが好き」
そう答えた…
身体が弱い彼女には身体を強固にする淫紋を刻むことすら負担になる、淫紋無しでも種族が違う獣人の繁殖は可能だが、淫紋を使った人族と同じ様にひたすらエッチして、魔力を練り合わせ卵を育てて行かねば子は育たないのだ
「だからこそ、私は托卵プレイという形で妻の子を育てる方法を編み出したのだよ!
妻の卵を他の雌や雄に移し、そこで育てていく…それが托卵プレイ…!妻のエッチな事をしたい気持ちにはキスと指で対応する事によって対応する術を!
あと、実は私の方にも交尾に関して問題がありまして…かなりの遅漏なんです…体感5時間くらい激しく交尾しないとアレを出せないものでしてね…
30人超えの妻がいるのも一人に負担を掛けない為なのだよ…」
えっと…つまり??
奥様は身体が弱く他種族、エッチはすきだけどする度命がけ…子を生むのに自分が交尾してたら死に関わる
ナッグミッド侯爵は優しいイケオジだけど超遅漏…奥様相手に交尾してたら奥様が先にバテちゃう…だから他にも妻を得て托卵って形で交尾するけど、射精一回5時間の長丁場…健康な妻も辛い辛い…
なるほど…??????
「えっと…ちょっと気になって…ナッグミッド侯爵の第二夫人以降の奥様方は納得して参加してるんですか…?」
「ナッグミッド侯爵家はかなり裕福でしてね、財政難等で嫁いでくる子も多い
初めは他人の卵を受け入れて自分が孕み袋の様に扱われるのは嫌だ!と言う者もおりましたが…身体の弱い妻と話をし、他の妻達とも会話する中で我が家に慣れていくようで…最終的には自ら私に抱かれていますな
皆の努力もあり、今年で5人目の子が誕生したのです!それも妻たちの努力があってこそ!
ですから今回、奴隷穴嫁として聖女であった女を頂けるとの事で皆喜んでいる…聖女ならさぞ丈夫でしょう!
可愛い子を育てる為とは言え、無理をしてる子も多いものでね…射精寸前まで穴嫁を使い、その後嫁を愛する事で激しい交尾を休ませてあげれるのですから」
「そ、それは…うちの聖女がお役に立ててよかったですわ…ホホホ」
パンデミック双子ー!!改心してくれてよかったー!!優しさの中に滲み出る狂気!!を、今!かんじてる!!
やべーよ!聖女穴扱い確定だよ!!!怖い!!
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