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番外編
縁結び計画 中編
しおりを挟む吊り橋効果を生かした縁結び出来ないかな作戦を行う為、翌日早速ハミルトン公爵家のメイド達と交流しながら業務を行っていたガラレナを呼び出した
おれの直感は何処まで正しいのか!正直ドキドキしているが、準備は怠らない…環境面もしっかりと整えなければ!
一番の問題?だった可愛い可愛い子供達は父様母様が孫を愛でたいと、この休暇中時間が空けばすかさず預かってくれている為、朝から預けている
これで「なんのお話してるのー?」って可愛い邪魔も入らないし若干大人な会話をしてもなんの問題も無い…うん、素晴らしい状況!!完璧だ
おれとフリード様が隣同士で座り、手出し無用!と事前に打ち合わせしておく
そして、呼び出しに応じて入室してきたガラレナには目の前に座ってもらい早速、兄様の事どう思う?と聞いてみた
「ガラレナ、これから幾つか質問するが気軽に聞いて答えて欲しい…答えの結果でどうこうなるってものじゃ無い事だけ先に言っておく
ちょっと聞いてみたいなーと思ってることがあるんだ…正直に答えてくれ、いいかな?」
「………はい、嘘偽り無く質問にお答えしますわ」
ガラレナがビクリと身体を震わせ、おれの質問に答える意思を見せてくれる
そんな怯えなくてもいいのに…!ただ、おれの兄様の事どう思う?って確認したいだけだから!
タイプじゃないですと言われても大丈夫、人の好みはそれぞれだと分かっているし無理強いはしない!
脈がありそうなら協力したい!おれの直感が仕事してるー!ってなったら嬉しいとかはあるけど!
自分より弱い男に興味ない系女子とかでも全然いけると思うんだよな~!兄様マジでかなり強いから…体力と腕力は流石に獣人には負けちゃうけど、ガラレナよりも技術面でも強いんじゃないかな??って思う訳で!
さてさて、なんて返答が返って来るか楽しみだ…!ガラレナならおれ、義姉さんって全然呼べるぜ!
そんな気持ちでドキドキしつつ、おれは深呼吸をしてから問いかけた
「じゃあ質問するよガラレナ…印象で答えてくれ…いいね?
………………おれの兄様…レオルド次期ハミルトン公爵の事、どう思う…?」
「……………どう思うか…ですか…………
雄…………いえ、リデン様話をするのが好きな、人族の雄………でしょうか?」
……………うん……………うん?
なんて言った?雄?雄って言った?うううんーー!!間違ってない!返答としては合ってる、合ってるけどそうじゃない!
どう思う?って聞いたら普通格好いいとか仕事ができそうとか!そういう答が帰ってくるんじゃ無いんだっけ!?磯野的には、ねぇーちゃんとその友達の恋バナとか会話で〇〇の事をどう思う?えー格好いいじゃん?正直タイプ♡とかそんな話してる記憶あったんだけど!?
おれの話をする人族の雄って返答は想像してなかった…!
「が、ガラレナさん…?兄様が人間の雄なのは重々承知してるんです…えっと、なんて言うかな?ガラレナ目線で兄様は一匹の雄としてどう思うって聞きたくてですね…」
「一匹の雄として…ですか?
えっと、人族として繁殖適齢期範囲内のお方…だとは思いますわ?」
雄として繁殖適齢期!!!!!
ドラレイド帝国的な回答をありがとう!
間違ってはいない、正解だけどそうじゃない!
これはあれか?もっとダイレクトに直球に聞かないと駄目な奴なのか!?
女性相手にこんな事言ってセクハラだと思われたらどうしようとか内心ビクビクしてるけど、ドラレイド帝国の女性にはド直球じゃないと通じないのかも知れない…!
「……………間違っては居ないけど、そうじゃないんだ…聞きたいこと…うーん、分かりやすく…聞くには………あ!!
言い方を変えるよガラレナ、正直に答えてくれ…!
おれの兄様とエッチな事できるか出来ないかと言えばどっち?」
そう、発言した瞬間
スパーン!!!!
と素晴らしい音がおれの後頭部から聞こえた
「めちゃくちゃいい音響いたー!!え!?何!?痛くないのも驚きだけど、フリード様いつの間にそんなツッコミ覚えたんだよ!?」
「……お前がチュウタグルと遊んでいるのを見てな…いや今はそれよりも………リデン、何を混乱してるのか分からないが、それはどう考えても女性に言っていいことじゃないぞ?
今の発言は気にするな、ガラレナ…聞きたかったのはレオルド殿がお前の強さと美しさに惹かれたみたいだからお見合いなどしてみないか?という確認だ」
「レオルド様とお見合い…ですか?」
え、何そんな正直お見合いなんて言葉使ってよかったの!?てか、やっぱりド直球過ぎるのはセクハラだったか…フリード様のツッコミ?で命拾いした気持ちだぜ…!
とりあえず後で謝るとして、フリード様の言葉になんて返答が来るかを確認しよう
お見合いって言葉を聞いて驚いてはいるけど…嫌そうって顔は今のところしてない
「……………大変有り難いお言葉ですが…わたくしはリデン様を傷付け、罪を犯した罪人ですわ
生涯をリデン様へ捧げ罪を償うのがわたくしの使命です…
ですので、レオルド様という高貴なお方とお見合いなどしてはならない身…申し訳ございませんお受けする事は出来ません」
「………………なぁガラレナ?罪とか罪人だって事実抜きに考えたら…おれの話ばっかりしててかなり残念な性格してるけど…兄様とお見合いしてみようって思えたりする?」
「…………?
リデン様のお話を楽しそうにされていたのに残念?そうとは思いませんでしたわ…
……………過去の…パンデミック公爵家に居た頃のわたくしでしたらきっとお受けしていたと思います…家族を大切に思う方は素晴らしい方ですわ」
…………………これはイケるんじゃないか?
確かに、ガラレナは自分だけ托卵プレイが嫌だと逃げずに、ノヴィも托卵プレイから助けようとしたブラコンな面がある…
正直、出会いさえ間違って無ければ良い友になれそうなくらいいい感じの姉御って感じの性格だ…
過去の公爵令嬢だったガラレナに縁談持ち掛けてたら上手く言ってた説ないか?
互いにブラコンで家族愛強めとかどう転んでも上手く行ってたと思うんだけど???
いける、いけるぞ…!!!
勢いよく立ち上がり、申し訳無いと萎縮するガラレナの手を握る
「ガラレナ、罪を償いたいならおれはお前にだって幸せになって欲しい…!だからお見合いしてみよう!いや、してみるべきだ!
兄様とお見合いしてみてタイプじゃないですとかだったら素直に諦めるけど、とりあえずお見合いしようぜ!」
「……………え?あ、はい………?」
人生勢いが大事!突き進もう!直感が2人をお見合いさせろと言ってくるんだ!駄目だったらその時ごめんねって謝ればいい!
…………なんかほんとおれ、ドラレイド帝国的な思考に染まってない!?やば、こわっ!
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