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ラングストン VS ダン [昇格戦]
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試験ステージは森林で、木や草などが多く生えている。
サララ「ルールは単純、相手を戦えなくするか参らせたら勝ち、審判は私がつとめるわ」
サララが手をあげておろすと試合が始まる、ダンはいきなり素早く木の上に移動しどこかに身を潜める、どうやら機会を狙うようだ。
ラングストンは拳を構えてキョロキョロ警戒しながら歩く、しばらく歩くとダンは木から飛びかかるようにラングストンの背後から引っ掻き攻撃をしてまた木に上りどこかに身を潜める。
ラングストンの背中にダメージ、しかし肉体は固く出血までのダメージはないが、ダンの引っ掻き傷は残っている。
ラングストンは木を蹴飛ばす、木は折れて倒れる。
何本か蹴飛ばし折っていく、そしてその隙にダンはどんどん攻撃をしていくダメージも受けるラングストン
サララ「なにやってるのよ、これじゃあやられっぱなしじゃない」
サララが不安を漏らすなかダンがとどめをさそうと木から飛びかかり攻撃しようとするとラングストンはすぐさま振り向きニヤリと笑い、片腕を突き上げて斜め上に飛び上がる、突き上げる腕と逆の側の脚を曲げ背筋を伸ばして、上昇の頂点で後方宙返りをして着地する。
昔格闘技時代、チーター殺しのタイのキックボクサーがチーター相手に使っていた必殺技の通称チーターブロウだ。
ダンの顎にクリーンヒットしてダウンする、あまりの衝撃に失神したダン。
勝者 ラングストン
アリア「そうか、そういうことだったの!このステージは森林、あまりにも木が多く、草も生えていて視界が悪い、しかし木を倒してしまえればダンがどこから襲撃するのか分かりやすくなるワケね…」
サララはラングストンに近づく
ラングストン「いてて…。引っ掻き攻撃が思ったよりいたかったな。早く倒さなかったら血が吹き出てたぜ」
サララ「ラングストン、生徒会の代理の私サララは、あなたをDランクに昇格許可いたします」
サララはラングストンのEランクからDランクのバッチに付け替える。
サララ「そんなことよりラングストン、木を倒さなくてもあなたなら瞬殺出来たんじゃない?」
ラングストン「まぁな。でも昇格戦だからな。それに応じた戦いをしないと昇格できないとか言われたらごめんだからな」
サララ「そ、そんなことしなくても…その…私ならあなたが瞬殺しても…昇格にしてあげたのに…(小声)」
ラングストン「なんだって?」
サララ「な、なんでもないわよ!」
こうしてタッグトーナメント参加の権利を得たのであった。
サララ「ルールは単純、相手を戦えなくするか参らせたら勝ち、審判は私がつとめるわ」
サララが手をあげておろすと試合が始まる、ダンはいきなり素早く木の上に移動しどこかに身を潜める、どうやら機会を狙うようだ。
ラングストンは拳を構えてキョロキョロ警戒しながら歩く、しばらく歩くとダンは木から飛びかかるようにラングストンの背後から引っ掻き攻撃をしてまた木に上りどこかに身を潜める。
ラングストンの背中にダメージ、しかし肉体は固く出血までのダメージはないが、ダンの引っ掻き傷は残っている。
ラングストンは木を蹴飛ばす、木は折れて倒れる。
何本か蹴飛ばし折っていく、そしてその隙にダンはどんどん攻撃をしていくダメージも受けるラングストン
サララ「なにやってるのよ、これじゃあやられっぱなしじゃない」
サララが不安を漏らすなかダンがとどめをさそうと木から飛びかかり攻撃しようとするとラングストンはすぐさま振り向きニヤリと笑い、片腕を突き上げて斜め上に飛び上がる、突き上げる腕と逆の側の脚を曲げ背筋を伸ばして、上昇の頂点で後方宙返りをして着地する。
昔格闘技時代、チーター殺しのタイのキックボクサーがチーター相手に使っていた必殺技の通称チーターブロウだ。
ダンの顎にクリーンヒットしてダウンする、あまりの衝撃に失神したダン。
勝者 ラングストン
アリア「そうか、そういうことだったの!このステージは森林、あまりにも木が多く、草も生えていて視界が悪い、しかし木を倒してしまえればダンがどこから襲撃するのか分かりやすくなるワケね…」
サララはラングストンに近づく
ラングストン「いてて…。引っ掻き攻撃が思ったよりいたかったな。早く倒さなかったら血が吹き出てたぜ」
サララ「ラングストン、生徒会の代理の私サララは、あなたをDランクに昇格許可いたします」
サララはラングストンのEランクからDランクのバッチに付け替える。
サララ「そんなことよりラングストン、木を倒さなくてもあなたなら瞬殺出来たんじゃない?」
ラングストン「まぁな。でも昇格戦だからな。それに応じた戦いをしないと昇格できないとか言われたらごめんだからな」
サララ「そ、そんなことしなくても…その…私ならあなたが瞬殺しても…昇格にしてあげたのに…(小声)」
ラングストン「なんだって?」
サララ「な、なんでもないわよ!」
こうしてタッグトーナメント参加の権利を得たのであった。
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