世界一の怪力男 彼は最強を名乗る種族に果たし状を出しました

襲撃

トーナメントから数日後、ラングストンとサララは出掛けていた。
そこでは街の人に囲まれてサインを求められていた。どうやら最強学園の試合の映像をみていた市民たちに。

ただし、サララだけにサインを求めていた…。

やはり人間が王者とは気に入らないのか…。ラングストンは愕然としていた。

するとゴーレム族の子供がやってきた。

子供「ねーねー。お兄ちゃん。ラングストンさんだよね？」
ラングストン「あ、ああ」
子供「サインお願いいたします！」
ラングストン「いいよ」

元格闘時代と同じサインをした。

子供「ありがとうお兄ちゃん！絶対に大切にするね!?」

俺は手を振り、まだサララさんがサインに捕まっているので俺は近くのベンチで待機していた。

するとダグラスさんが珍しい格好をしてやってきていた、戦いの格好に近い感じだ。

ダグラスはラングストンに近づいて模造剣で攻撃、ラングストンはとっさの攻撃に避けられず、血を出血して意識を失った。


ラングストンは目が覚めるとそこは病室であった。

サララ「よかった！目が覚めたのね!?」

サララは手を握りしめていた。

ラングストン「ここは…？」
サララ「病室よ。ところで何があったの？」
ラングストン「ダグラスさんだ。彼女が俺に不意打ちをしてきた」
サララ「副会長が!!?」

サララは驚きで声を大きくし、うるさいと思われたのか看護婦さんに咳払いされて「すみません」と謝る。

サララ「……待って、それって…。」
ラングストン「ああ、俺に対する挑戦状だ」
エルマ「なら話は早いか」

腕組みをしていつの間にかいたエルマにサララは「いつの間に!?」と驚いている。

エルマ「ちょっと、色々あってね。ダグラスは君に挑戦する気でいるらしいわ」
ラングストン「もちろん。受けてたつが…、数日後俺から果たし状を送る。試合の詳細はそこで果たそう」

エルマはうなずくとサララに対して気づいたことがあるのでからかうことにした。

エルマ「ところでサララ、いつまで手を握っているんだ？」

慌てたサララはすぐに手を離した。