世界一の怪力男 彼は最強を名乗る種族に果たし状を出しました

掟

俺はゴローといた。久しぶりにお昼ごはんを外で食べていた。

ゴロー「なるほどな…。副会長がね…。それでしばらく来てなかったのか」
ラングストン「俺は逃げるつもりもないし隠れるつもりもないからな」
ゴロー「本当に相棒は強いよな。人間じゃないように見えてくることがあるぜ」

ゴローとの会話が終わり、俺とゴローは学園内をあるいているとエルマさんとサララさんがやってきた。

エルマ「ラングストンくん、話がある」

エルマに言われついていくことにする。

生徒会室に行くと俺とゴローは椅子に座ると、サララさんとエルマも椅子に座る。

そこにはダグラスさんの姿はない。

エルマ「ダグラスは今日も休みなんだ。実はダグラスには色々と厄介なことがあってな。話を聞いてくれるか？」
ラングストン「ええ」

するとエルマはうなずいた。

エルマ「私達が校長の娘と言うことは知ってると思うが、私とサララはハーフエルフなのだが、ダグラスはハーフドワーフなのだ。」
サララ「つまりドワーフになったことで私たちエルフとは掟が違うのよ。ダグラスはドワーフの掟に従わなくてはならないの」
ゴロー「ドワーフの掟？なんだいそれは？」

エルマが一呼吸するとこたえた。

エルマ「ドワーフは代々女が多くてな、自分がきめた夫を探さねばならない。そのためには戦わなくてはならないのだ」
ラングストン「なるほどね…。ようするに夫を決める決闘みたいなものか。」

エルマはうなずく

ラングストン「彼女が俺を選んだのはどういう意図だろう？他の人でも選べたと思うが」

すると「「「こいつマジか」」」とつぶやいてしまったエルマ、サララ、ゴロー。

サララ「カナデちゃんの言う通りここまでひどいまで思わなかった…」
ラングストン「なにがだよ？」

微妙な空気の中話し合いは終わった。