平々凡々

るい

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大きな壁にぶち当たった主人の話。

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こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
 
今回は転職した主人の話です。
 
単純にいうと、めっちゃ苦労しています。
 
 
はっきりと言えば、これは予測済みなことだったので、嫁として特に驚いてはいません。
 
大手企業に転職が決まった時点で、彼が苦労することは目に見えていました。
ただ、主人のことだからなんとか努力して乗り切るであろうということもわかっていたので、まあいいかとは思っていたのです。
 
主人は母子家庭で学生の頃からバイトに明け暮れていて「即お金になる仕事」をメインにしていました。
前に勤めていたブラック企業では、戦力として働いていましたし、彼がいなくなったことで仕事が回らなくなったりが起きていると聞き及んでいるので、有能ではあります。
 
ワンマン的に取り仕切っていたんですね~。
そして、会社も他の従業員も彼に甘えていたんですよ。
 
ただ、大手企業の中で働くには、それではうまくいきません。
なぜなら、自分以外の人間も当たり前のように仕事ができるし、責任を持ってやっているし、適当なことをしないからです。
むしろ、主人なんてずぶの素人だし、かなり劣っています。

思考力などの点で劣っていることは、私も理解していたのです。
はっきりと言えば、視野が狭いし、思考の幅も狭いです。
 
まあ、幼少期から苦労してきて突っ走るしかない人生だったので、そこは仕方ないかなとは思っています。
 
大手企業に就職が決まったときに予測した通り、彼は大きな壁にぶち当たっているのです。

私にとっては予測の範疇だし、これによって彼が成長しれくれればいいと考えていたので、彼に必要な書籍類を私の本棚のわかりやすいところに並べておきました。
 
思考術とか本ですね~。
 
こちらから言ったところで意味がないので待っていたところ「これ、借りていい?」と言ってきたので「罠にかかったな」という気持ちです。
 
今までも、色々相談には乗ってきましたし、彼も努力していたの見ていますが、私としては「本を読む気になったのか」と喜んでおります。
 
結局のところ、思考を拡げるには「紙の本」しかないと考えています。
電子書籍とかネット記事だと、なんか違うというのが私の考えです。
 
私はちょこちょこ合いの手を入れながら見守ってケツを蹴っ飛ばしていく所存です。
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