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輪郭におそわれる
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何かをつくっている。
扉ほどの石柱に人形の下書き線。
僕はチェーンソーをもっている。
すげえ音をたてて明らかに余分なところを切り落とした。
肩腕足と。だいたいの人形になった。
彫刻刀が落ちている。それを拾い角のたった人形をしあげる。
段々カクカクからまるまると、人形になっていく。なかなかに楽しい。
屑が床に積もる。
カッコイイ下書き線は消えたけど隣にイメージ図はある。
僕はそれにそう。ミケランジェロに乗り移られてるのかダビデを作っていた。
最後にちんぽを作る工程にはいった。
腕が止まる。胸が高鳴る。汗が止まらない。震える。イメージ図通りにすればいいのにズル剥けにしたくなる。
だんだん理想がイメージとはなれる。鼻をおとしたい。耳をおとしたい目と口をえぐりたい。表面をぐちゃぐちゃに荒らしたい。
結局図の通りにした。包茎だ。
すべての輪郭が僕に冷たく襲いかかるような気がした。
硬い輪郭。安定した組織に殴られる。ほねがおれる。ぐちゃぐちゃにされる。
語らない口。ただ見る目。知性がある癖に僕の間違いをただ見るだけ。ずっと同じポーズで固まってる。
耳は生き物らしい曲線を描き、図々しい。
分かってる
全部未来 全部僕だ。つまらない未来の輪郭を。安定を。それに伴う全てを。僕は上手くいったって彫刻刀で掘り起こす。みんなそうしてるから。
みんなの思うダビデも包茎でそれが正しい。
イメージ図通りにつくる。認められたって実績があるから。
完成した彫刻はそれ以外の物にはなれない。
掘った白いクズの中につまんないうんこ社会ができる。
僕の精子と張れる白さ。
死の白色。チンカス色
飛ぶ白い粉。
いつものスコップ。
ぐちゃぐちゃにした。
赤い汁は出なかった。温みなんてなかった。
夢ではいつも社会を壊せる。うんこを流す様に簡単に。
まただ。
四方から白い壁
白い壁に包まれる。息が出来なくなる。
また死んだ。
ちんぽがたってる。
朝勃ちが朝をしらせた。
扉ほどの石柱に人形の下書き線。
僕はチェーンソーをもっている。
すげえ音をたてて明らかに余分なところを切り落とした。
肩腕足と。だいたいの人形になった。
彫刻刀が落ちている。それを拾い角のたった人形をしあげる。
段々カクカクからまるまると、人形になっていく。なかなかに楽しい。
屑が床に積もる。
カッコイイ下書き線は消えたけど隣にイメージ図はある。
僕はそれにそう。ミケランジェロに乗り移られてるのかダビデを作っていた。
最後にちんぽを作る工程にはいった。
腕が止まる。胸が高鳴る。汗が止まらない。震える。イメージ図通りにすればいいのにズル剥けにしたくなる。
だんだん理想がイメージとはなれる。鼻をおとしたい。耳をおとしたい目と口をえぐりたい。表面をぐちゃぐちゃに荒らしたい。
結局図の通りにした。包茎だ。
すべての輪郭が僕に冷たく襲いかかるような気がした。
硬い輪郭。安定した組織に殴られる。ほねがおれる。ぐちゃぐちゃにされる。
語らない口。ただ見る目。知性がある癖に僕の間違いをただ見るだけ。ずっと同じポーズで固まってる。
耳は生き物らしい曲線を描き、図々しい。
分かってる
全部未来 全部僕だ。つまらない未来の輪郭を。安定を。それに伴う全てを。僕は上手くいったって彫刻刀で掘り起こす。みんなそうしてるから。
みんなの思うダビデも包茎でそれが正しい。
イメージ図通りにつくる。認められたって実績があるから。
完成した彫刻はそれ以外の物にはなれない。
掘った白いクズの中につまんないうんこ社会ができる。
僕の精子と張れる白さ。
死の白色。チンカス色
飛ぶ白い粉。
いつものスコップ。
ぐちゃぐちゃにした。
赤い汁は出なかった。温みなんてなかった。
夢ではいつも社会を壊せる。うんこを流す様に簡単に。
まただ。
四方から白い壁
白い壁に包まれる。息が出来なくなる。
また死んだ。
ちんぽがたってる。
朝勃ちが朝をしらせた。
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