5光年先の星

ああああ

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 この望遠鏡は5光年先のあの星を追従するように設定してある。
 ロマンチストがよく太陽の光は8分過去のものなんだとか言って光の速度とはと語り出すがそうだと僕の望遠鏡は5年前のものとなる。

 就職の際に引っ越したこの部屋にこの望遠鏡は置いてあった。どうやら前の住民の忘れ物らしいが置きっ放しになっている。
 どうしても取り外すことが出来ないらしく仕方なくベランダに置きっぱにしてあり
 この世のものとは思えないほどの硬さで固定してあるらしく、無理やり外すにはベランダを破壊するしかないらしい。
 その分僕は格安で住まわせてもらっている。
 望遠鏡は作りがよく太く大きな1本の支柱に長さ1000mm、直径150mmほどの大型の望遠鏡が付いている。どうやら支柱に着いているプラグをコンセントに差し込むと
うーーーっと音がして望遠鏡がカクカクと動き始め正規の位置に収まったらしく止まった。
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