全ておまんこが悪い

ああああ

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変わること以外の選択肢

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 オーウェルは悔しかった。 


久しぶりにあった高校の友達と飲みに行った。

何も喋れない話す話題もないのに酒は進んで友達のくだらない話に愛想笑い。

 いつかの亡霊のように薄暗い個室の照明に煙草の煙が登る。
 
昔は笑えた腹から話も笑えないとありふれた心象の表現しか出来ない。
 
 遅れてきたやつがきて話題がわかり高校時代の話になったがたかしが話題を変えてくれた。

 それなりに楽しかったがオーウェルはバイトがあると終電で帰る。

 スマホを触る振りをしてやけに派手な格好の中国人女の脚をチラ見しながら最寄まで過ごす。

 無人駅の立体歩道橋で1度斜め上を向きパンツが見えないか確認したが年増の女かただのババアか疲れたおじさん、Fラン大学生しかいなかった。 高校時代の割と可愛い女の友だちも隣にいないし。

 飲み終わり空はだいたい綺麗で過去歩いた道を1人で久しぶりに歩くのだが知識は増えたし人格者になったがどこかの死にたさは増えるばかりで。

 このままでいいのかずっと生きてくのかって足にまとわりつく過去たちは増えてくばかりで転けそうになるし。
 
それから半月間はそんな過去たちが心に居座って調子が狂うのだ。
 
 今日こそそいつらを克服したいから常備していた赤玉パンチを飲み干す。
 
ぐわぐわする視界。 フラッシュバックする保育園からの親友との下校。チャリで通った光景。ヘッドスライディング。

「しまったこれは、、、、!」

と思ってももう遅い。

 オーウェルの体ひとつに過去たちはおおぜい住み着いた。

 脳が膨らみ頭蓋骨が弾け飛んだ。
悔しさしかなかった。夢とか夢とか夢とか。諦めてきた人間の器には大きすぎた。  

オーウェルは悔しかった。
 祖母が死んだこと猫が死んだことが鮮明になって悔しかった。

 しかしそれは暖かかった
その時の幸福も鮮明だったからだ。
しかし終わるものは要らないし過去の死因なのだ。
  それは祖母や猫 オーウェルの幸福を壊した世界に復習するには充分すぎて 

「悔しい」とこだまする爆発は宇宙をつつみ壊した。
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