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番外編01エルシーと猫
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ライナスと思いが通じ合って、あれから数日が経った。契約ではなく、本当の婚約者になると決まったものの、未だエルシーは、候補の肩書きのまま。
なぜなら、教育課程を全て終え、最後の試験に合格しなければ、正式な婚約者として認められないからだ。
その試験を一月後に控えたエルシーは、今日も今日とて資料室にこもっていた。
ライナスからは、もうこれ以上の努力は必要ないと言われているものの、自分が納得するまで対策をしたい。そう思っていたのに。
これは反則だろうと、エルシーは膝の上にいる猫に目を向けた。
「君はどこからきたの……?」
猫はエルシーの質問に鳴き声で答え、丸くなる。すっかり膝の上がお気に入りになってしまったのか、退くつもりはないらしい。
「まあ、一日くらい、こんな日があってもいいかな……」
エルシーは机の上の勉強道具を片付けて、猫の首や体を優しく撫でる。
猫は目を細めて喉を鳴らし、エルシーの膝の上で器用に腹を見せた。
「すごく人慣れしてるのね、君」
求められるまま、しばらく腹を撫でていると、足音が聞こえる。顔を上げれば、ライナスが怪訝そうな顔をしていた。
「エルシー、その猫はどうしたんです?」
「急に入ってきたんです。迷子かもしれません」
エルシーの膝の上で気持ちよさそうにしていた猫が起き上がってライナスを見る。とうとう降りるのかと思ったが、猫はまたエルシーの膝の上で丸くなった。
「あら。ほんとに気に入ってるのね」
猫に懐かれて悪い気はしないエルシーは、小さく微笑みながら、体を撫でる。
それを見下ろしながら、ライナスはエルシーに気づかれないよう、猫に物言いたげな視線を送った。
猫はそれに気づいてまた鳴き声を上げる。
「なんだかこの子とっても可愛いですね。飼い主が見つからなかったら、屋敷に連れて帰ってもいいかしら……」
「飼い主が探しているかもしれませんよ。連れ帰るのはお勧めしません」
そう言いながら、ライナスはエルシーの隣へと腰掛ける。
「勉強は大丈夫ですか?」
「こんな調子では集中できないので、今日は諦めました」
「なるほど」
ライナスが来た時は話をしながらでも勉強の手を止めないのに、猫には負けたらしい。
ライナスはやはり面白くない気持ちになって、すぐに動物相手に何を拗ねているんだと思い直した。
「わっ……」
隣で急にエルシーが驚いた声を上げる。視線を向けると、猫がエルシーの肩に乗っていた。
「器用だねぇ、君は……」
「やけに人慣れした猫ですね……」
「……そうなんですよ。あは、くすぐったい」
猫が顔を近づけて、エルシーの頬や口元を舐める。エルシーは猫を落とさないように、くすぐったいのを我慢して肩にいる猫に手を添えた。
やはり前言撤回だとライナスの笑顔にヒビが入る。猫と戯れるエルシーもとても可愛いのだが、動物といえど、エルシーの唇にキスをするのは許せない。
ライナスだって、まだ額止まりなのだ。猫に目の前で先を越されるなんて、見過ごせなかった。
実は、婚約者候補期間中は、何か間違いがあってはいけないということで、二人きりになることはできない。
今だって、資料室にいる使用人が仕事をするふりをしながら、目を光らせている。
エルシーはそれを分かっているから、ライナスが今までうまくいい雰囲気をつくっても、恥ずかしさから理由をつくって逃げてしまっていた。
ライナスが本気を出せば、別にそんな退路などなくすこともできるが、エルシーの嫌がることはなるべくしないようにしようと、これまでずっと手加減してきたのだ。
ライナスは立ち上がり、エルシーの肩に乗る猫を持ち上げる。みょーんと伸びた猫がライナスを見つめて、また鳴いた。
と思ったら、素早い身のこなしでライナスの手から逃れ、床に降りて、そのまま歩き去って行く。
「行っちゃった……」
残念そうに呟くエルシーを見下ろすと、彼女はきょとんとした顔でライナスを見上げ、首を傾げた。
「殿下、何か怒ってませんか?」
「うーん、怒ってはいないよ」
言葉と共に、先ほどまで猫が舐めていたエルシーの頬に左手を伸ばす。添えた親指で、その柔らかな肌を撫でた。
エルシーはふるりと一瞬身を震わせ、ライナスから視線を逸らす。それに微笑みながら、身を少し屈め、手を添えた逆側の耳に囁いた。
「……エルシーに口付けたいと思ってしまいました」
エルシーの耳がみるみる内に赤くなる。心臓がうるさいくらいに音を立てているのがわかった。
ライナスは頬を撫でていた手を輪郭をなぞるように下におろし、顎に添える。そして、耳元から顔を離し、真っ直ぐエルシーを見つめた。
エルシーは、口元に自分の左手を当ててライナスを見上げる。瞳がだいぶ潤んでいるが、これ以上はさせないという意思が瞳に表れていた。
エルシーだってしたくないわけではないし、憧れもある。けれど、そういうことは本当に婚約者になってからがいい。
「あと一ヶ月……お待ちください……」
その弱々しい声に、ライナスは、自分を落ち着かせるように息を吐き出して、手を離した。
「仕方ないですね……。他でもないあなたのお願いですから、素直に聞き入れましょう」
一月後の試験に合格した暁には、晴れて候補は外れて、正真正銘の婚約者となる。そうなれば、いつ二人きりになっても問題はない。
それまで私が我慢すればいい話だとライナスは、艶めいた空気を払うように、またエルシーの隣に腰掛けた。
「殿下、あの、お渡ししたいものがあるんです」
急にエルシーが、ライナスの目の前にラッピングされた小さな包みを差し出した。ライナスは、ぱちくりと瞬きを一度する。
「プレゼントですか?」
「……プレゼントというか、なんというか」
今、差し出している包みの中身は、以前渡しそびれた青い花の刺繍をしたハンカチだった。
契約が終わる時にささやかすぎるお礼として渡そうと思っていたものだ。
けれど、エルシーが予測しなかった事態になり、それから渡すタイミングがなかなか見つからず、せっかくなのでラッピングまで済ませてしまった。
それを、ライナスがエルシーの願いのとおりに待ってくれた今、渡すべきだと思ったのだ。
「期待はしないでくださいね。大したものではないので……あの、開けてみてください」
「ありがとう」
ライナスは笑顔で包みを受け取り、丁寧にラッピングを開ける。
「これは……エルシーが刺したのかな?」
「いただいたイヤリングの青い花を模して刺したんです。その青い花は信じ合うという花言葉があるみたいで」
「とても上手だ」
「……ありがとうございます。殿下、私、絶対に一月後の試験、合格してみせます。だから――」
「もちろん、エルシーのことを信じて待っていますよ。これ、大切にしますね」
エルシーの言いたいことを理解したライナスは微笑み、エルシーを自分の腕の中に閉じ込めた。
なぜなら、教育課程を全て終え、最後の試験に合格しなければ、正式な婚約者として認められないからだ。
その試験を一月後に控えたエルシーは、今日も今日とて資料室にこもっていた。
ライナスからは、もうこれ以上の努力は必要ないと言われているものの、自分が納得するまで対策をしたい。そう思っていたのに。
これは反則だろうと、エルシーは膝の上にいる猫に目を向けた。
「君はどこからきたの……?」
猫はエルシーの質問に鳴き声で答え、丸くなる。すっかり膝の上がお気に入りになってしまったのか、退くつもりはないらしい。
「まあ、一日くらい、こんな日があってもいいかな……」
エルシーは机の上の勉強道具を片付けて、猫の首や体を優しく撫でる。
猫は目を細めて喉を鳴らし、エルシーの膝の上で器用に腹を見せた。
「すごく人慣れしてるのね、君」
求められるまま、しばらく腹を撫でていると、足音が聞こえる。顔を上げれば、ライナスが怪訝そうな顔をしていた。
「エルシー、その猫はどうしたんです?」
「急に入ってきたんです。迷子かもしれません」
エルシーの膝の上で気持ちよさそうにしていた猫が起き上がってライナスを見る。とうとう降りるのかと思ったが、猫はまたエルシーの膝の上で丸くなった。
「あら。ほんとに気に入ってるのね」
猫に懐かれて悪い気はしないエルシーは、小さく微笑みながら、体を撫でる。
それを見下ろしながら、ライナスはエルシーに気づかれないよう、猫に物言いたげな視線を送った。
猫はそれに気づいてまた鳴き声を上げる。
「なんだかこの子とっても可愛いですね。飼い主が見つからなかったら、屋敷に連れて帰ってもいいかしら……」
「飼い主が探しているかもしれませんよ。連れ帰るのはお勧めしません」
そう言いながら、ライナスはエルシーの隣へと腰掛ける。
「勉強は大丈夫ですか?」
「こんな調子では集中できないので、今日は諦めました」
「なるほど」
ライナスが来た時は話をしながらでも勉強の手を止めないのに、猫には負けたらしい。
ライナスはやはり面白くない気持ちになって、すぐに動物相手に何を拗ねているんだと思い直した。
「わっ……」
隣で急にエルシーが驚いた声を上げる。視線を向けると、猫がエルシーの肩に乗っていた。
「器用だねぇ、君は……」
「やけに人慣れした猫ですね……」
「……そうなんですよ。あは、くすぐったい」
猫が顔を近づけて、エルシーの頬や口元を舐める。エルシーは猫を落とさないように、くすぐったいのを我慢して肩にいる猫に手を添えた。
やはり前言撤回だとライナスの笑顔にヒビが入る。猫と戯れるエルシーもとても可愛いのだが、動物といえど、エルシーの唇にキスをするのは許せない。
ライナスだって、まだ額止まりなのだ。猫に目の前で先を越されるなんて、見過ごせなかった。
実は、婚約者候補期間中は、何か間違いがあってはいけないということで、二人きりになることはできない。
今だって、資料室にいる使用人が仕事をするふりをしながら、目を光らせている。
エルシーはそれを分かっているから、ライナスが今までうまくいい雰囲気をつくっても、恥ずかしさから理由をつくって逃げてしまっていた。
ライナスが本気を出せば、別にそんな退路などなくすこともできるが、エルシーの嫌がることはなるべくしないようにしようと、これまでずっと手加減してきたのだ。
ライナスは立ち上がり、エルシーの肩に乗る猫を持ち上げる。みょーんと伸びた猫がライナスを見つめて、また鳴いた。
と思ったら、素早い身のこなしでライナスの手から逃れ、床に降りて、そのまま歩き去って行く。
「行っちゃった……」
残念そうに呟くエルシーを見下ろすと、彼女はきょとんとした顔でライナスを見上げ、首を傾げた。
「殿下、何か怒ってませんか?」
「うーん、怒ってはいないよ」
言葉と共に、先ほどまで猫が舐めていたエルシーの頬に左手を伸ばす。添えた親指で、その柔らかな肌を撫でた。
エルシーはふるりと一瞬身を震わせ、ライナスから視線を逸らす。それに微笑みながら、身を少し屈め、手を添えた逆側の耳に囁いた。
「……エルシーに口付けたいと思ってしまいました」
エルシーの耳がみるみる内に赤くなる。心臓がうるさいくらいに音を立てているのがわかった。
ライナスは頬を撫でていた手を輪郭をなぞるように下におろし、顎に添える。そして、耳元から顔を離し、真っ直ぐエルシーを見つめた。
エルシーは、口元に自分の左手を当ててライナスを見上げる。瞳がだいぶ潤んでいるが、これ以上はさせないという意思が瞳に表れていた。
エルシーだってしたくないわけではないし、憧れもある。けれど、そういうことは本当に婚約者になってからがいい。
「あと一ヶ月……お待ちください……」
その弱々しい声に、ライナスは、自分を落ち着かせるように息を吐き出して、手を離した。
「仕方ないですね……。他でもないあなたのお願いですから、素直に聞き入れましょう」
一月後の試験に合格した暁には、晴れて候補は外れて、正真正銘の婚約者となる。そうなれば、いつ二人きりになっても問題はない。
それまで私が我慢すればいい話だとライナスは、艶めいた空気を払うように、またエルシーの隣に腰掛けた。
「殿下、あの、お渡ししたいものがあるんです」
急にエルシーが、ライナスの目の前にラッピングされた小さな包みを差し出した。ライナスは、ぱちくりと瞬きを一度する。
「プレゼントですか?」
「……プレゼントというか、なんというか」
今、差し出している包みの中身は、以前渡しそびれた青い花の刺繍をしたハンカチだった。
契約が終わる時にささやかすぎるお礼として渡そうと思っていたものだ。
けれど、エルシーが予測しなかった事態になり、それから渡すタイミングがなかなか見つからず、せっかくなのでラッピングまで済ませてしまった。
それを、ライナスがエルシーの願いのとおりに待ってくれた今、渡すべきだと思ったのだ。
「期待はしないでくださいね。大したものではないので……あの、開けてみてください」
「ありがとう」
ライナスは笑顔で包みを受け取り、丁寧にラッピングを開ける。
「これは……エルシーが刺したのかな?」
「いただいたイヤリングの青い花を模して刺したんです。その青い花は信じ合うという花言葉があるみたいで」
「とても上手だ」
「……ありがとうございます。殿下、私、絶対に一月後の試験、合格してみせます。だから――」
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