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案の定、見つかってしまった
しおりを挟む「あ、おかえり~。」
「ただいま。」
「今日もお疲れ様♪」
「ん、ありがと。」
そう言って出迎えてくれたのは、
同棲中の彼女、白川 紬(シラカワ ツムギ)。
俺より五歳年下の彼女は、顔こそ童顔だが体はそこそこに俺好み。
今日はピタッとした服を着ているから体のラインがよく分かる。
そんなギャップに日々やられる俺。
自分で言うのもなんだが、俺の彼女に対する愛はそうとうデカい。
「今日も電車ぎゅうぎゅう詰めでさ、汗かいたから先に風呂入っていい?」
「うん。お湯沸かしてあるからいいよ♪」
「ありがと。」
どうやら彼女はまだ、気づいていないみたいだ。
このまま何も言わないでそっと洗濯物カゴに入れてしまった方が
変な想像をさせて、傷つけずに済むだろうか。
そんなことをモヤモヤ考えていたら彼女に気付かれてしまった。
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