秘密の河川敷

こつぶ

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二人っきり

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「…なんか、先輩と二人って微妙に緊張しちゃいますね(笑)」
「あんたでも緊張するんだ(笑)」
「しますよ!だって、隣にこんな可愛い女子がいるんすから。」

「…(笑)いつも、言うけど私のどこがそんなにいいの?
 もっと可愛い子いっぱいいるでしょ?」
「いや、俺には先輩が一番可愛く見えますよ。
 …って、言っても先輩は俺のこと眼中になしって感じですもんね。」


「んー…なんかいまいち後輩はピンとこないね(笑)」




私が冗談交じりに笑うと急に新が真顔になり、私の腕をつかんだ。






「後輩っぽくなかったら、俺のこと男として見てくれますか?」
「っちょ…!なに急に!///」

「なーんて(笑)」



そう言っていつもの笑みを浮かべぱっと腕を離された。


新のあんな真剣な顔初めて見たから少しドキドキしてしまう。





「…それより、今日先輩厄日だとかなんとか言ってましたよね?」
「あぁ。そうなの。今日は朝から本当にツイてなくて…。」


私が朝からの出来事を話すといちいち大きなリアクションで聞いてくれる新。
そんな彼のまっすぐな所に私のテンションも少しずつもとに戻っていった。






「…なんか新に聞いてもらってちょっとすっきりしたかも。」
「なら、良かったっす。いつでも俺話聞くんで♪」
「新って聞き上手だよね。」
「そうっすか?」
「うん。なんか話しやすいし、一緒にいて楽しいし。」


「…それって俺のこと好きなんじゃないですか?(笑)」
「っな、訳!」
「へへへ。焦ってる先輩もまじ可愛いっす。」
「うるさい。」
「ほら、また照れた。本当、反則ですよ。」


「…っちょ…っ。」



そう言って不意に抱きしめられた。
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