6 / 70
第1章 旅立ち
アヒルンゴでゴー!
しおりを挟む
そのアヒル?は馬くらいの背丈があった。それが3頭、馬車っぽい乗り物の前に並んでいる。白い羽毛に覆われた体と、黄色いくちばしと水かきのついた足が2本。サイズ以外はアヒルそのものの見た目だ。困惑する私にルリが説明してくれる。
「これはアヒルンゴと言って、ティーダル諸島の人たちがよく移動手段に使っている生き物です」
アヒルンゴは馬のように背に乗ることもできるし、乗り物を引かせることもできる。そのような乗り物をアヒルンゴワゴンと言うらしい。私たちはこれから、このアヒルンゴワゴンに乗って旅をするのだ。
「そしてこのアヒルンゴが隊長です」
ルリがアヒルンゴの1頭を指して紹介する。隊長は誇らしげに胸を張り「クワックワッ!」と鳴いた。3頭のうちこの子だけ、頭頂部の羽毛がクルンとカールして跳ねていた。なんだか寝ぐせみたいだけど、たぶんクセ毛なのだろう。
「隊長がいるんだ?」
「はい。アヒルンゴには必ずリーダーがいて、その個体が先頭を走ります。リーダーの優秀さでワゴンの乗り心地が格段に違うのです!」
「へえ」
「今回は選りすぐりのアヒルンゴですからご安心を」
「う、うん」
見た目がのん気なアヒルさんなのであまりピンとこないが、ルリが言うならきっと優秀なんだろう。
「さあ乗ってください」
彼女はワゴンのドアを開けると階段を引き出した。走るときには折りたたんで収納できるステップらしい。ルリの手を借りて乗り込むと、なかは思ったより広々として、席が向かい合わせになっていてそれぞれに2人ずつ、あわせて4人は余裕で乗れそうだ。
しばらく待ったあと、ルリが乗り込んできて向かいの席に座った。アヒルンゴワゴンが静かに動き出す。
「あれ?御者とかはいらないの?」
「アヒルンゴはとても頭が良いので、行き先さえ最初に指示すれば、あとは何もしなくてもそこまで運んでくれるのです」
「すごいね!」
私は心から感心して言った。窓の外には生い茂った木々が見える。きっと斜面の森に入ったのだろう。森のなかの道だから多分舗装とかはされていないと思うけど、ガタガタ揺れることもなく快適だ。快適だけど、ちょっと気になることがある。
前方の小窓からアヒルンゴたちの様子を確認できるようなので、腰を浮かせて覗いてみた。頭頂部を跳ねらかした隊長を先頭に、三角に隊列を組んでワゴンを引いている。
3頭ともプリプリのお尻を振りながら、森の細い道をよちよちと進んでいた。
可愛い。すごく可愛いけど。
「ねえ、ずいぶんとゆっくりじゃない?」
私はルリに尋ねた。お尻フリフリは可愛いが、アヒルンゴたちの歩みは遅い。かなり遅い。これで今日中にティーダル島につくのだろうか?それとも今日はこの島でキャンプでもするのかな?
「今は森の斜面の狭い道を進んでいますから、彼らもゆっくり気をつけながら進んでいるのです。安全な道に出ればスピードをあげますので大丈夫です」
ルリによれば、ここは無人島であまり人が入らないので、道はあるもののあまり整備されていない。倒木が道をふさいでいることもあるのだそうだ。だから事故を起こさないようにゆっくり進んでいるのだという。
「アヒルンゴたちは道の状況を自分たちで判断して安全な走行をします。街なかの道でアヒルンゴワゴンが多いときは、ぶつからないようにお互いに譲りあったりして進むのです」
「アヒルンゴって本当に頭が良いのね!」
それじゃあ自動運転と安全装置がついているようなものじゃないか。すごいぞアヒルンゴ。
「はい、私たちのアヒルンゴ隊長は特に優秀なので心配ありません」
私は納得してうなずいた。そうやって小一時間も進むと、ワゴンは斜面を下りきって小さな浜辺についた。窓から顔を出して見れば、海上のはるか先にティーダル島が見える。
「あれ?そう言えばどうやって海を渡るの?」
島から出るには船が必要だろう。アヒルンゴたちは止まる様子もなく、まっすぐに海に向かって進んでいるみたいだけど、大丈夫なのだろうか?
「もちろん、このまま行きます」
「へ?」
そのとき、ザブン!という音がしてワゴンがゆらゆらと揺れた。まさかと思って外を見ると、ワゴンは波のうえに浮かんでいる。
「アヒルンゴワゴンは水陸両用です。だからこそ離島が多いティーダル諸島で広く利用されているのです」
「そうなんだ」
ビックリしつつ、また小窓からアヒルンゴたちを観察した。3頭はアヒルみたいに海面にプカプカと浮かび、波間を泳いでいる。水の下ではきっと、水かきのついたあの黄色い足をせわしなく動かしているにちがいない。
「クワックワッ!!」
「「クワーッ!」」
先頭の隊長がひと声鳴くと、あとの2頭も答えるように鳴く。「進め!」「おー!」みたいな感じだ。するとワゴンのスピードがググンとあがった。そんなに頑張って大丈夫なのかなと思ったけど、3頭の様子を見る限り楽しそうだ。もしかしたら歩くより泳ぐほうが得意なのかもしれない。
スピードがあがると揺れが少なくなってワゴンが安定してきた。これなら小さな船に乗るよりも快適かもしれない。私はルリに向き直って聞く。
「ティーダル島までどのくらいかかるの?」
「おそらく3時間はかかると思います。なのでその間にここを快適なお部屋に改装しましょう」
改装?ワゴンのなかを?海の上で?
ルリの言うことが謎すぎてクエスチョンマークしか頭に浮かばない。
「あの」
どういうことかと尋ねようとしたら例の虹色の光につつまれ、私たちはまた白い部屋に移動していた。今度はただ真っ白なだけで、スクリーンも椅子もない。
「え?なんでここに戻ってきたの?」
「いえ、私たちが移動したのではなく、ワゴンのなかに時空の裂け目にある部屋を持ってきたのです」
「そんなことできるの!?」
細かいことは分からないが、時空の裂け目への入り口をワゴンの入り口とつなげたらしい。ワゴンのなかに入れば時空の裂け目につくられた部屋に自動的に入る。この部屋は広さは無限だし、内装や家具なども好きなようにつくれるそうだ。ワゴンのなかであっても空間が違うから、揺れも感じないで済む。
「好きなように部屋をカスタマイズできるってことね」
ルリはうなずく。なんとお風呂や水洗トイレもつくれるらしい。浜でキャンプするようなことになってもトイレの心配をしなくていいし、お風呂にだって入れるのだ。郷に入れば郷に従えというけれど、やっぱり衛生面は気になるので嬉しい。
「旅のあいだ沙世さまが快適に過ごせるようにしたいのですが、どのようなお部屋がお好みでしょう?」
ルリの問いに私は勢いよく答えた。
「高級リゾートホテルのスイートルームみたいな部屋がいい!」
「これはアヒルンゴと言って、ティーダル諸島の人たちがよく移動手段に使っている生き物です」
アヒルンゴは馬のように背に乗ることもできるし、乗り物を引かせることもできる。そのような乗り物をアヒルンゴワゴンと言うらしい。私たちはこれから、このアヒルンゴワゴンに乗って旅をするのだ。
「そしてこのアヒルンゴが隊長です」
ルリがアヒルンゴの1頭を指して紹介する。隊長は誇らしげに胸を張り「クワックワッ!」と鳴いた。3頭のうちこの子だけ、頭頂部の羽毛がクルンとカールして跳ねていた。なんだか寝ぐせみたいだけど、たぶんクセ毛なのだろう。
「隊長がいるんだ?」
「はい。アヒルンゴには必ずリーダーがいて、その個体が先頭を走ります。リーダーの優秀さでワゴンの乗り心地が格段に違うのです!」
「へえ」
「今回は選りすぐりのアヒルンゴですからご安心を」
「う、うん」
見た目がのん気なアヒルさんなのであまりピンとこないが、ルリが言うならきっと優秀なんだろう。
「さあ乗ってください」
彼女はワゴンのドアを開けると階段を引き出した。走るときには折りたたんで収納できるステップらしい。ルリの手を借りて乗り込むと、なかは思ったより広々として、席が向かい合わせになっていてそれぞれに2人ずつ、あわせて4人は余裕で乗れそうだ。
しばらく待ったあと、ルリが乗り込んできて向かいの席に座った。アヒルンゴワゴンが静かに動き出す。
「あれ?御者とかはいらないの?」
「アヒルンゴはとても頭が良いので、行き先さえ最初に指示すれば、あとは何もしなくてもそこまで運んでくれるのです」
「すごいね!」
私は心から感心して言った。窓の外には生い茂った木々が見える。きっと斜面の森に入ったのだろう。森のなかの道だから多分舗装とかはされていないと思うけど、ガタガタ揺れることもなく快適だ。快適だけど、ちょっと気になることがある。
前方の小窓からアヒルンゴたちの様子を確認できるようなので、腰を浮かせて覗いてみた。頭頂部を跳ねらかした隊長を先頭に、三角に隊列を組んでワゴンを引いている。
3頭ともプリプリのお尻を振りながら、森の細い道をよちよちと進んでいた。
可愛い。すごく可愛いけど。
「ねえ、ずいぶんとゆっくりじゃない?」
私はルリに尋ねた。お尻フリフリは可愛いが、アヒルンゴたちの歩みは遅い。かなり遅い。これで今日中にティーダル島につくのだろうか?それとも今日はこの島でキャンプでもするのかな?
「今は森の斜面の狭い道を進んでいますから、彼らもゆっくり気をつけながら進んでいるのです。安全な道に出ればスピードをあげますので大丈夫です」
ルリによれば、ここは無人島であまり人が入らないので、道はあるもののあまり整備されていない。倒木が道をふさいでいることもあるのだそうだ。だから事故を起こさないようにゆっくり進んでいるのだという。
「アヒルンゴたちは道の状況を自分たちで判断して安全な走行をします。街なかの道でアヒルンゴワゴンが多いときは、ぶつからないようにお互いに譲りあったりして進むのです」
「アヒルンゴって本当に頭が良いのね!」
それじゃあ自動運転と安全装置がついているようなものじゃないか。すごいぞアヒルンゴ。
「はい、私たちのアヒルンゴ隊長は特に優秀なので心配ありません」
私は納得してうなずいた。そうやって小一時間も進むと、ワゴンは斜面を下りきって小さな浜辺についた。窓から顔を出して見れば、海上のはるか先にティーダル島が見える。
「あれ?そう言えばどうやって海を渡るの?」
島から出るには船が必要だろう。アヒルンゴたちは止まる様子もなく、まっすぐに海に向かって進んでいるみたいだけど、大丈夫なのだろうか?
「もちろん、このまま行きます」
「へ?」
そのとき、ザブン!という音がしてワゴンがゆらゆらと揺れた。まさかと思って外を見ると、ワゴンは波のうえに浮かんでいる。
「アヒルンゴワゴンは水陸両用です。だからこそ離島が多いティーダル諸島で広く利用されているのです」
「そうなんだ」
ビックリしつつ、また小窓からアヒルンゴたちを観察した。3頭はアヒルみたいに海面にプカプカと浮かび、波間を泳いでいる。水の下ではきっと、水かきのついたあの黄色い足をせわしなく動かしているにちがいない。
「クワックワッ!!」
「「クワーッ!」」
先頭の隊長がひと声鳴くと、あとの2頭も答えるように鳴く。「進め!」「おー!」みたいな感じだ。するとワゴンのスピードがググンとあがった。そんなに頑張って大丈夫なのかなと思ったけど、3頭の様子を見る限り楽しそうだ。もしかしたら歩くより泳ぐほうが得意なのかもしれない。
スピードがあがると揺れが少なくなってワゴンが安定してきた。これなら小さな船に乗るよりも快適かもしれない。私はルリに向き直って聞く。
「ティーダル島までどのくらいかかるの?」
「おそらく3時間はかかると思います。なのでその間にここを快適なお部屋に改装しましょう」
改装?ワゴンのなかを?海の上で?
ルリの言うことが謎すぎてクエスチョンマークしか頭に浮かばない。
「あの」
どういうことかと尋ねようとしたら例の虹色の光につつまれ、私たちはまた白い部屋に移動していた。今度はただ真っ白なだけで、スクリーンも椅子もない。
「え?なんでここに戻ってきたの?」
「いえ、私たちが移動したのではなく、ワゴンのなかに時空の裂け目にある部屋を持ってきたのです」
「そんなことできるの!?」
細かいことは分からないが、時空の裂け目への入り口をワゴンの入り口とつなげたらしい。ワゴンのなかに入れば時空の裂け目につくられた部屋に自動的に入る。この部屋は広さは無限だし、内装や家具なども好きなようにつくれるそうだ。ワゴンのなかであっても空間が違うから、揺れも感じないで済む。
「好きなように部屋をカスタマイズできるってことね」
ルリはうなずく。なんとお風呂や水洗トイレもつくれるらしい。浜でキャンプするようなことになってもトイレの心配をしなくていいし、お風呂にだって入れるのだ。郷に入れば郷に従えというけれど、やっぱり衛生面は気になるので嬉しい。
「旅のあいだ沙世さまが快適に過ごせるようにしたいのですが、どのようなお部屋がお好みでしょう?」
ルリの問いに私は勢いよく答えた。
「高級リゾートホテルのスイートルームみたいな部屋がいい!」
0
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
無才能で孤独な王子は辺境の島で優雅なスローライフを送りたい〜愛され王子は愉快なもふもふと友達になる才能があったようです〜
k-ing /きんぐ★商業5作品
ファンタジー
2023/5/26 男性向けホトラン1位になりました!
読みやすくするために一話の文字数少なめです!
頭を空っぽにして読んで頂けると楽しめます笑
王族は英才教育によって才能を開花する。そんな王族に生まれたアドルは成人しても才能が開花しなかった。
そんなアドルには友達と言える人は誰もおらず、孤独な日々を送っていた。
ある日、王である父親に好きに生きるようにと、王族から追放される。
ただ、才能に気づいていないのは王のみだった。
地図で一番奥にある辺境の島から、王国に戻りながら旅をしたら才能に気づくだろう。
そんなつもりで旅をしたが、着いた島は地図上にない島だった。
そこには存在しないと思われるもふもふ達が住む島だった。
帰ることもできないアドルはもふもふ達と暮らすことを決意する。
あれ?
こいつらも少し頭がおかしいぞ?
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる