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第4章 神殿を目指して森を行く
隊長は本当に賢い
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固い床で寝ていたせいか、腰やら背中やらが痛い。いったいいつベッドから床に変わったのだろう?私はきぃちゃんを抱き上げると、ワゴンの扉を開けて外へと足を踏み出した。が、ステップがあるはずの場所には何もない。
「ひょっ!?」
私はそのまま50センチくらい下の地面にお尻から落ちた。
「痛ったぁ!」
涙目で打ったお尻をさする。マジで痛いけど、頭を打ったりするよりはマシだったかも。
「ぶふっ?ぶふっ?」.
きぃちゃんが「大丈夫?」と言うように鳴いた。幸いしっかり抱いていたので彼女は無事だし、自分にもケガらしいケガはないようだ。
「大丈夫よ、心配しないで」
そう言えば、いつもはルリがステップを出してくれているんだった。自分でしたことがないから、すっかり忘れていたのだ。騒ぎに気付いたのだろう、アヒルンゴたちが駆けつけてくれる。3頭で私を囲んで騒ぎ出した。
「クワックワ?」
「クワ!」
「クワックワー!?」
心配ないことを見せるために、私は立ち上がった。
「大丈夫、ケガはないわ。それよりルリを見なかった?」
3頭は顔を見合わせ、「知らない」と言うように首を横に振る。
「今朝は一度も見てないの?チビルリちゃんたちも?」
「「「クワックワ!」」」
「そっかぁ・・・」
私は途方にくれた。いったい何が起きているのだろう?そう言えばと、私の胸に悪い予感がよぎる。
まさか、あの中央公園で会った、パッパラパーとかいう鳥の予言が当たったんじゃないよね?
未来を予見できるけど、10回に1回しか本当のことを言わないあの性格の悪い鳥は、確かこんなことを言っていた。
「このまま進めば待ち受けているのは困難だけ、女どうしの戦いに巻き込まれて辛酸をなめる」
だけど、「女どうしの戦いに巻き込まれて」とはどういうことだろう?ランプの宿の女将とイランコトシーナの戦い?彼女が恨んで呪いでもかけたのだろうか?でもあの人はいま牢屋のはずだ。
うん、あんな予言は関係ない。きっとウソに違いないわ。
そう結論づけたそのとき、足元から妙な音が聞こえた。
ぐぅうううう。
見るときぃちゃんが悲しそうな顔で地面にお座りしている。今のは彼女のお腹の音らしい。きっと空腹なのだ。私はあまり食欲がなかったけど、それでも何かお腹に入れておいたほうがいいだろう。そう思ってアヒルンゴたちに聞いた。
「ねぇ、果物がなっている場所は分かる?」
「クワックワ!」
隊長は羽根で胸を叩いてひと声鳴くと、背中に乗れと言うように体を低くした。きぃちゃんを抱いて乗り込む。隊長の背中に乗せてもらうのは海で遊んだとき以来だ。陸上では初めてだけれど、ほとんど揺れないし乗り心地はいい。アヒルンゴも馬のように直接人を乗せることがあるのかもしれない。
10分くらい歩いたあと、隊長はリンゴに似た赤い実がなる木の下で立ち止まり、羽根で頭上を指した。
「これ?食べられるの?」
「クワックワ!」
隊長がうなずくけど、背のうえからでは赤い実に届かない。私はどうにか届きそうな枝に手をかけ、幹に足をかけて木に登った。頑張って実のなっている辺りまでよじ登ると、実をもいで地面に落とす。カゴも何もないから仕方なかったのだ。
「はぁあああ、恐かった」
なんとか地上に降りた私は、地面に落ちた実を拾ってパジャマの前身ごろのなかに入れる。朝起きたままなのだけど、着替えもないからどうしようもない。パジャマ姿でウロウロするなんて乙女としては屈辱だけど、ほかに人がいないのだけは幸いだ。
「せめて顔を洗いたいなぁ」
思わずつぶやくと、それを聞きつけたアヒルンゴ達が「こっち、こっち」というように、どこかへ案内しようとする。後について少し歩けば、岩と岩の間から水が湧き出ている場所についた。
「わあ、ありがとう!」
私は顔を洗い、口をすすぐとその水を飲んだ。お腹を壊さないかちょっと心配だけど、川の水を飲むよりはマシだろう。寄ってきたきぃちゃんにも手ですくって飲ませてやる。彼女はそれをガブガブ飲んで、また訴えるように鳴いた
「ばふぅううう」
きぃちゃんの空腹は待ったなしのようなので、ここで朝食を済ませてしまうことに決めた。湧き水のそばに座って赤い実にかじりつく。実は固めにふかしたサツマイモのような感じで、主食のようにしっかりとお腹に溜まる。守るように周囲を囲んで座っているアヒルンゴに私は声をかけた。
「隊長たちは食べないの?」
「クワ!クワッカー、クワックワ、クク」
隊長は羽根を使った身振り手振りで、「自分たちもこれが好きだけど朝食はもう食べた」と言うようなことを伝えてきた。正解かどうか確かめようがないけど、たぶん合っていると思う。隊長って、なんだか人間みたいだ。少なくともこちらの言うことは完璧に理解している。
「クワックワ!」
そしてお腹がいっぱいになった私に、また背中に乗れと催促する。そうだ、とりあえずワゴンの場所に戻らないと。もしかしたらルリが帰ってきているかもしれない。赤い実をたらふく食べてお腹が膨れたきぃちゃんを抱いて、私はまた隊長の背にゆられて移動した。
「はぁ、そんな都合よくいかないよねぇ」
しかし、ワゴンに戻ってもやはり誰もいない。ワゴンのまえで肩を落とす私に、アヒルンゴ隊長がまた身振りで何か伝えようとしてくる。
「クワッ、クワッガー」
どうやらワゴンのドアを開けろと言ってるらしいので、私はその通りにした。すると、隊長は開け放たれたドアから首をつっこむ。座席のあたりを黄色いくちばしでカタカタとつつき、私を見た。
「そこに何かあるの?」
「クワッ!」
私はワゴンに入って座席を調べる。すると右端のほうに留め金があるのを見つけた。それを外すと座席の座る部分がフタのように開いた。
「あ!座席の下が収納になってる」
そこには寝袋、火打石、小鍋、水筒、食器、数枚のタオルなど、非常時に使えそうなものが入っていた。干した肉を入れた保存食の袋もある。ありがたい。きっと万が一に備えてこういうものを揃えておく習慣なのだろう。私は感心して言った。
「すごいね隊長、何でも知ってるのね」
「クワクワ~」
隊長は両方の羽根を顔の前でブンブン振って謙遜している。本当に人間みたいだ。
そして保存食の袋のなかには、ルリが市場で買っていたスパイスの青と赤の袋があった。それぞれ疲労回復と腹痛に効くと言っていたヤツだ。さらに探ってみると、小さな紙片を見つける。そこには日本語でこう書いてあった。
「北の神殿へ向かってください」
「ひょっ!?」
私はそのまま50センチくらい下の地面にお尻から落ちた。
「痛ったぁ!」
涙目で打ったお尻をさする。マジで痛いけど、頭を打ったりするよりはマシだったかも。
「ぶふっ?ぶふっ?」.
きぃちゃんが「大丈夫?」と言うように鳴いた。幸いしっかり抱いていたので彼女は無事だし、自分にもケガらしいケガはないようだ。
「大丈夫よ、心配しないで」
そう言えば、いつもはルリがステップを出してくれているんだった。自分でしたことがないから、すっかり忘れていたのだ。騒ぎに気付いたのだろう、アヒルンゴたちが駆けつけてくれる。3頭で私を囲んで騒ぎ出した。
「クワックワ?」
「クワ!」
「クワックワー!?」
心配ないことを見せるために、私は立ち上がった。
「大丈夫、ケガはないわ。それよりルリを見なかった?」
3頭は顔を見合わせ、「知らない」と言うように首を横に振る。
「今朝は一度も見てないの?チビルリちゃんたちも?」
「「「クワックワ!」」」
「そっかぁ・・・」
私は途方にくれた。いったい何が起きているのだろう?そう言えばと、私の胸に悪い予感がよぎる。
まさか、あの中央公園で会った、パッパラパーとかいう鳥の予言が当たったんじゃないよね?
未来を予見できるけど、10回に1回しか本当のことを言わないあの性格の悪い鳥は、確かこんなことを言っていた。
「このまま進めば待ち受けているのは困難だけ、女どうしの戦いに巻き込まれて辛酸をなめる」
だけど、「女どうしの戦いに巻き込まれて」とはどういうことだろう?ランプの宿の女将とイランコトシーナの戦い?彼女が恨んで呪いでもかけたのだろうか?でもあの人はいま牢屋のはずだ。
うん、あんな予言は関係ない。きっとウソに違いないわ。
そう結論づけたそのとき、足元から妙な音が聞こえた。
ぐぅうううう。
見るときぃちゃんが悲しそうな顔で地面にお座りしている。今のは彼女のお腹の音らしい。きっと空腹なのだ。私はあまり食欲がなかったけど、それでも何かお腹に入れておいたほうがいいだろう。そう思ってアヒルンゴたちに聞いた。
「ねぇ、果物がなっている場所は分かる?」
「クワックワ!」
隊長は羽根で胸を叩いてひと声鳴くと、背中に乗れと言うように体を低くした。きぃちゃんを抱いて乗り込む。隊長の背中に乗せてもらうのは海で遊んだとき以来だ。陸上では初めてだけれど、ほとんど揺れないし乗り心地はいい。アヒルンゴも馬のように直接人を乗せることがあるのかもしれない。
10分くらい歩いたあと、隊長はリンゴに似た赤い実がなる木の下で立ち止まり、羽根で頭上を指した。
「これ?食べられるの?」
「クワックワ!」
隊長がうなずくけど、背のうえからでは赤い実に届かない。私はどうにか届きそうな枝に手をかけ、幹に足をかけて木に登った。頑張って実のなっている辺りまでよじ登ると、実をもいで地面に落とす。カゴも何もないから仕方なかったのだ。
「はぁあああ、恐かった」
なんとか地上に降りた私は、地面に落ちた実を拾ってパジャマの前身ごろのなかに入れる。朝起きたままなのだけど、着替えもないからどうしようもない。パジャマ姿でウロウロするなんて乙女としては屈辱だけど、ほかに人がいないのだけは幸いだ。
「せめて顔を洗いたいなぁ」
思わずつぶやくと、それを聞きつけたアヒルンゴ達が「こっち、こっち」というように、どこかへ案内しようとする。後について少し歩けば、岩と岩の間から水が湧き出ている場所についた。
「わあ、ありがとう!」
私は顔を洗い、口をすすぐとその水を飲んだ。お腹を壊さないかちょっと心配だけど、川の水を飲むよりはマシだろう。寄ってきたきぃちゃんにも手ですくって飲ませてやる。彼女はそれをガブガブ飲んで、また訴えるように鳴いた
「ばふぅううう」
きぃちゃんの空腹は待ったなしのようなので、ここで朝食を済ませてしまうことに決めた。湧き水のそばに座って赤い実にかじりつく。実は固めにふかしたサツマイモのような感じで、主食のようにしっかりとお腹に溜まる。守るように周囲を囲んで座っているアヒルンゴに私は声をかけた。
「隊長たちは食べないの?」
「クワ!クワッカー、クワックワ、クク」
隊長は羽根を使った身振り手振りで、「自分たちもこれが好きだけど朝食はもう食べた」と言うようなことを伝えてきた。正解かどうか確かめようがないけど、たぶん合っていると思う。隊長って、なんだか人間みたいだ。少なくともこちらの言うことは完璧に理解している。
「クワックワ!」
そしてお腹がいっぱいになった私に、また背中に乗れと催促する。そうだ、とりあえずワゴンの場所に戻らないと。もしかしたらルリが帰ってきているかもしれない。赤い実をたらふく食べてお腹が膨れたきぃちゃんを抱いて、私はまた隊長の背にゆられて移動した。
「はぁ、そんな都合よくいかないよねぇ」
しかし、ワゴンに戻ってもやはり誰もいない。ワゴンのまえで肩を落とす私に、アヒルンゴ隊長がまた身振りで何か伝えようとしてくる。
「クワッ、クワッガー」
どうやらワゴンのドアを開けろと言ってるらしいので、私はその通りにした。すると、隊長は開け放たれたドアから首をつっこむ。座席のあたりを黄色いくちばしでカタカタとつつき、私を見た。
「そこに何かあるの?」
「クワッ!」
私はワゴンに入って座席を調べる。すると右端のほうに留め金があるのを見つけた。それを外すと座席の座る部分がフタのように開いた。
「あ!座席の下が収納になってる」
そこには寝袋、火打石、小鍋、水筒、食器、数枚のタオルなど、非常時に使えそうなものが入っていた。干した肉を入れた保存食の袋もある。ありがたい。きっと万が一に備えてこういうものを揃えておく習慣なのだろう。私は感心して言った。
「すごいね隊長、何でも知ってるのね」
「クワクワ~」
隊長は両方の羽根を顔の前でブンブン振って謙遜している。本当に人間みたいだ。
そして保存食の袋のなかには、ルリが市場で買っていたスパイスの青と赤の袋があった。それぞれ疲労回復と腹痛に効くと言っていたヤツだ。さらに探ってみると、小さな紙片を見つける。そこには日本語でこう書いてあった。
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