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05 キワドイ生活②
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「翔太、服脱がせて」
脱衣所で、純香はバンザイをした。
翔太がシャツを脱がせてくれるのを待っている。
「それはだめだ」
「なんで」
「おれは男子、立花は女子、以上」
翔太は即答した。断るには十分すぎる理由だ。
普通の人間ならここで会話が終わるはずだが、立花純香は一味違う。彼女には常識が通用しない。
「自分だけで脱いだことない」
純香はこれまた当たり前かのような口調でそう答えた。
「いつも誰かに脱がせてもらってるのか」
「そう、だから翔太にやってもらわないと」
「いや、でも男子に裸見られたらさすがに恥ずかしいだろ?」
「わたしは別に気にしない」
純香のぶっ飛び具合に、翔太は唖然とした。
その回答は今までの人生で一度も聞いた事がない
「立花、さすがに無防備すぎるぞ。おれがもし、その……ケダモノだったらどうするつもりだ」
「どういう意味?」
「……なんでもない」
容姿が完璧で、さらに無防備というのは非常にタチが悪い。
そのうえ本人には自覚も悪気もないのだ。
「翔太は私を襲ったりしないわ」
「ちゃんと意味わかってるじゃないか……」
何故だか純香はだいぶ翔太の理性を信用しているようで、自信ありげに断言した。が、さすがに今日出会ったばかりの女の子の裸を見るのはモラル違反どころでは済まない気がする。
やはり翔太は、ちゃんと断って純香を1人で着替えさせることにした。
結局、純香の脱衣は20分以上かかりその間、翔太はずっと脱衣所のすぐ外で待つ羽目になった。中から聞こえてくる音はなるべく気にしないようにした。
「着替えられたわ」
「よし、やっとか……」
ガチャンと扉の閉まる音がして、純香が風呂場に入ったことが分かった。
「右のレバーでシャワー出るぞ」
「うん」
脱衣所に移動して、純香に指示を出す。
翔太は万が一何か起きた時すぐ分かるように、風呂場の扉を背にして座って待つことにした。
「ひゃっ……」
小さな悲鳴が聞こえた。
「どうした?」
「冷たい」
「ああ、最初はシャワー冷たいから気を付けろよ。左のレバーが温度調整な」
程なくして勢い良いシャワーの音が聞こえてきた。
「翔太、シャンプー」
「シャンプーは1番右のボトル、左がボディーソープ、真ん中は鈴菜のコンディショナーだけど自由に使っていいよ」
「きゃっ……」
またしても小さな悲鳴が聞こえた。
「どうした?」
「シャンプー目に入った」
翔太は危うく中の光景を想像してしまいそうになり、必死に自分を制御する。
それからしばらくは純香は無言でシャワーを浴びていた。
「洗い終わった」
ちょうど15分ほどら経ったころ中から声が聞こえた。
「そしたら湯船の蓋開けて、のぼせない程度に体温めな」
翔太はスマホの時計を確認した。
脱衣とは対照的に、シャワーは順調に済んだみたいだ。
「ひゃっ……」
またもや小さな悲鳴。
「どうした?」
「熱い」
ひゃっ、きゃっ、などと声を出されると、どうしても中の状況が気になってしまう。
チャポンと音がして、純香が湯船に浸かったのが分かった。想像しかけた光景をなんとか掻き消す。辛うじて理性が仕事をした。
「翔太、そこにいる?」
「ああ、いるよ」
「翔太、いる?」
「いるよー」
「翔太、ほんとにいる?」
「いるよ……全然信用しないな」
心配なんだろうか。純香は何度も翔太がいるか確認した。
「さっき、高1のときお風呂で溺れかけた、って言ってたよな」
「うん」
「どうやって溺れたんだ?」
「のぼせて動けなくなって、気づいたら沈んでた」
「危なっ。よく生きてるな」
思わず吹き出してしまったが、一歩間違えば笑い事では済まされない。
「メイドが助けてくれるから」
「自分の命まで人任せか」
「もちろん」
悪い事だとは思っていないみたいだ。
「お世話する人も大変だなぁ」
「今は翔太の役目ね……」
純香は小さな声でそう言った。
たしかにそうだ。純香の家出が長引けば長引くほど、翔太の仕事も増え続ける。お給料が出ないのが悔しい。
一一バチャン!
急に大きな水しぶきの音がした。
「ん? 立花どうした」
一一ゴポポ……
そして泡の音。
「立花?」
返事はない。
「立花、どうした!?」
またしても返答はない。翔太の全身から血の気が引く。
「まさか……おい、立花、大丈夫か!?」
一瞬最悪の状況を想像する。やはり1人で入らせるべきではなかった。
翔太は、頭真っ白の状態で思い切り扉を開く一一。
「……翔太のエッチ」
一一え。
そこにはいつも通りの、ちゃんと生きている純香がいた。
けろりとした顔で湯船に浸かっている。
翔太はとっさに手で目を覆った。
「な、返事がないから! おお、溺れたかと思ったんだ!」
慌てて言い訳をする。純香の姿が脳裏に焼きついてしまった。
「潜水してただけよ」
何事もなかったかのように純香は言う。
「潜水って……心配したんだぞ!」
「ちょっとお兄ちゃん! なに堂々と覗いてるの!?」
まずい。最悪のタイミングだ。
翔太が振り返ると、いつのまにか脱衣所に手を腰に当てて仁王立ちした鈴菜がいた。
「す、鈴菜! これは誤解だ!」
最悪の事態に頭が回らず言い訳すら思い浮かばない。
「翔太はやっぱりケダモノ」
「お兄ちゃん、そんなことしてたらいつか捕まっちゃうよぉ。ケダモノになって良いのは鈴菜と2人きりの時だけって約束したじゃん!」
「そんな約束はしてない! それにおれはケダモノじゃない、これは事故なんだ!」
「翔太、いつまで扉開けてるの」
「あ、ああ、すまん!」
慌てすぎて扉を閉めることも忘れていた。
翔太は必死な声で謝り、ピシャリと扉を閉めた。
「欲求を覗きで満たすなんてレベル低すぎるよぉ……」
「心配するところ違くないか!」
「うるさい! お兄ちゃんの変態! ケダモノ! 覗き魔! もう知らない!」
頬を膨らませてプイッとそっぽを向いた鈴菜は、翔太の弁解を聞かずにへそを曲げて部屋に帰ってしまった。
「はぁ……さんざんな1日だ……」
これからもこんなとんでもない生活が毎日続いていくのだろうか……。
身体も精神も持たない気がする。
脱衣所で、純香はバンザイをした。
翔太がシャツを脱がせてくれるのを待っている。
「それはだめだ」
「なんで」
「おれは男子、立花は女子、以上」
翔太は即答した。断るには十分すぎる理由だ。
普通の人間ならここで会話が終わるはずだが、立花純香は一味違う。彼女には常識が通用しない。
「自分だけで脱いだことない」
純香はこれまた当たり前かのような口調でそう答えた。
「いつも誰かに脱がせてもらってるのか」
「そう、だから翔太にやってもらわないと」
「いや、でも男子に裸見られたらさすがに恥ずかしいだろ?」
「わたしは別に気にしない」
純香のぶっ飛び具合に、翔太は唖然とした。
その回答は今までの人生で一度も聞いた事がない
「立花、さすがに無防備すぎるぞ。おれがもし、その……ケダモノだったらどうするつもりだ」
「どういう意味?」
「……なんでもない」
容姿が完璧で、さらに無防備というのは非常にタチが悪い。
そのうえ本人には自覚も悪気もないのだ。
「翔太は私を襲ったりしないわ」
「ちゃんと意味わかってるじゃないか……」
何故だか純香はだいぶ翔太の理性を信用しているようで、自信ありげに断言した。が、さすがに今日出会ったばかりの女の子の裸を見るのはモラル違反どころでは済まない気がする。
やはり翔太は、ちゃんと断って純香を1人で着替えさせることにした。
結局、純香の脱衣は20分以上かかりその間、翔太はずっと脱衣所のすぐ外で待つ羽目になった。中から聞こえてくる音はなるべく気にしないようにした。
「着替えられたわ」
「よし、やっとか……」
ガチャンと扉の閉まる音がして、純香が風呂場に入ったことが分かった。
「右のレバーでシャワー出るぞ」
「うん」
脱衣所に移動して、純香に指示を出す。
翔太は万が一何か起きた時すぐ分かるように、風呂場の扉を背にして座って待つことにした。
「ひゃっ……」
小さな悲鳴が聞こえた。
「どうした?」
「冷たい」
「ああ、最初はシャワー冷たいから気を付けろよ。左のレバーが温度調整な」
程なくして勢い良いシャワーの音が聞こえてきた。
「翔太、シャンプー」
「シャンプーは1番右のボトル、左がボディーソープ、真ん中は鈴菜のコンディショナーだけど自由に使っていいよ」
「きゃっ……」
またしても小さな悲鳴が聞こえた。
「どうした?」
「シャンプー目に入った」
翔太は危うく中の光景を想像してしまいそうになり、必死に自分を制御する。
それからしばらくは純香は無言でシャワーを浴びていた。
「洗い終わった」
ちょうど15分ほどら経ったころ中から声が聞こえた。
「そしたら湯船の蓋開けて、のぼせない程度に体温めな」
翔太はスマホの時計を確認した。
脱衣とは対照的に、シャワーは順調に済んだみたいだ。
「ひゃっ……」
またもや小さな悲鳴。
「どうした?」
「熱い」
ひゃっ、きゃっ、などと声を出されると、どうしても中の状況が気になってしまう。
チャポンと音がして、純香が湯船に浸かったのが分かった。想像しかけた光景をなんとか掻き消す。辛うじて理性が仕事をした。
「翔太、そこにいる?」
「ああ、いるよ」
「翔太、いる?」
「いるよー」
「翔太、ほんとにいる?」
「いるよ……全然信用しないな」
心配なんだろうか。純香は何度も翔太がいるか確認した。
「さっき、高1のときお風呂で溺れかけた、って言ってたよな」
「うん」
「どうやって溺れたんだ?」
「のぼせて動けなくなって、気づいたら沈んでた」
「危なっ。よく生きてるな」
思わず吹き出してしまったが、一歩間違えば笑い事では済まされない。
「メイドが助けてくれるから」
「自分の命まで人任せか」
「もちろん」
悪い事だとは思っていないみたいだ。
「お世話する人も大変だなぁ」
「今は翔太の役目ね……」
純香は小さな声でそう言った。
たしかにそうだ。純香の家出が長引けば長引くほど、翔太の仕事も増え続ける。お給料が出ないのが悔しい。
一一バチャン!
急に大きな水しぶきの音がした。
「ん? 立花どうした」
一一ゴポポ……
そして泡の音。
「立花?」
返事はない。
「立花、どうした!?」
またしても返答はない。翔太の全身から血の気が引く。
「まさか……おい、立花、大丈夫か!?」
一瞬最悪の状況を想像する。やはり1人で入らせるべきではなかった。
翔太は、頭真っ白の状態で思い切り扉を開く一一。
「……翔太のエッチ」
一一え。
そこにはいつも通りの、ちゃんと生きている純香がいた。
けろりとした顔で湯船に浸かっている。
翔太はとっさに手で目を覆った。
「な、返事がないから! おお、溺れたかと思ったんだ!」
慌てて言い訳をする。純香の姿が脳裏に焼きついてしまった。
「潜水してただけよ」
何事もなかったかのように純香は言う。
「潜水って……心配したんだぞ!」
「ちょっとお兄ちゃん! なに堂々と覗いてるの!?」
まずい。最悪のタイミングだ。
翔太が振り返ると、いつのまにか脱衣所に手を腰に当てて仁王立ちした鈴菜がいた。
「す、鈴菜! これは誤解だ!」
最悪の事態に頭が回らず言い訳すら思い浮かばない。
「翔太はやっぱりケダモノ」
「お兄ちゃん、そんなことしてたらいつか捕まっちゃうよぉ。ケダモノになって良いのは鈴菜と2人きりの時だけって約束したじゃん!」
「そんな約束はしてない! それにおれはケダモノじゃない、これは事故なんだ!」
「翔太、いつまで扉開けてるの」
「あ、ああ、すまん!」
慌てすぎて扉を閉めることも忘れていた。
翔太は必死な声で謝り、ピシャリと扉を閉めた。
「欲求を覗きで満たすなんてレベル低すぎるよぉ……」
「心配するところ違くないか!」
「うるさい! お兄ちゃんの変態! ケダモノ! 覗き魔! もう知らない!」
頬を膨らませてプイッとそっぽを向いた鈴菜は、翔太の弁解を聞かずにへそを曲げて部屋に帰ってしまった。
「はぁ……さんざんな1日だ……」
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