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第1章 魔法学園入学編
忍び寄る危機⑬殲滅作戦終了
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翌日から3日間はとにかく夜明けと共に砦を出発して日が暮れるまで魔物の相手をしていた。段々と相手も大物になり強くなっていったので打ち漏らしも初日に比べ多くなっていったが、罠に引っかかり進行が遅くなったところにリュシ達の魔法で相当数を減らす事ができ、さらに城壁付近からは銃や手榴弾で更に魔物を減らすことが出来た。オーフライでは城門を開けること無く魔物を撃退することに成功した。
王都へも少なくない魔物が向かったが毎日の王城への報告で陛下からは多少の被害は出たがなんとか殲滅させる事が出来たと言われた。
念の為、砦で今日一日様子を見て魔物が出てくる様子がなければオーフライへ夕方になったら戻る事になった。とりあえず近辺をくまなく探索したが魔物が出てくる気配もなさそうなので、スタンピードは制圧できたようだ。ペイロンに冒険者タイーガは安全を確認したのでトラーオに戻ると伝えてオーフライへ戻った。
☆☆☆
「みんな良くやった。それじゃ、全員オーフライへ戻るぞ!」
「タイーガさんがいませんが?」
「残念ながらタイーガは依頼はもう終わったと言ってもう次の依頼へ向かったのでもう会うことはないだろう。冒険者なので依頼と依頼料が貰えばそれで終わりだ」
「「「ふーん」」」
「これってオーフライに戻ったらトラーオ君がいるんだよね」
「たぶんね」
オーフライの近くまで行くと城門の前に人だかりが出来てみんなを待っていた。みんなが近づくと門の前にいた人波が割れて人の道が出来、笑顔で迎えてくれた。
☆☆☆
「みんな肝心な時に体調を崩してごめんなさい」
俺はトラーオとして活動できなかったのでオーフライの領主邸でみんなに謝ることにして頭を下げた。
「気にしないでくれ、トラーオのおかげで俺らは強くなって領地を守る事が出来たんだ。感謝しかないぞ」
「そうだよ、トラーオの代わりに冒険者のタイーガさんが来てくれたから問題無かったよ」
みんなが慰めの声をかけてくれたが何故かニヤニヤした顔をして謝罪に対してみんな寛容な態度だった。
みんなでワイワイ話をしているとダニエル・パブロ・オーフライ子爵と、もう一人豪華な貴族服で正装をした男性が階段を降りてきた。
「皆ご苦労だった。皆のおかげでこの領が救われることができた。君たちはこの領の英雄だ。もしも今後個人的にでも困ったことがあれば、ダニエル・パブロ・オーフライの名において全力で協力することを約束しよう。学園での対抗戦が間近ですぐにでも戻らないといけないと聞いている。だが今日だけは労いの宴を用意しているのでゆっくり楽しんで休んでくれ。」
「私からも皆にお礼を言いたい。オーフライで食い止めてくれたおかげでロンメル領でも誰一人死ぬこと無く沈静化出来たことは勇者ペイロン様、聖女カテリーナ様はもちろん君たちのおかげだと思っている。ダニエル同様何か困ったことがあれば、イルドガルド・ド・ロンメルの名において全力で協力しよう。ただ、マヌエーラを欲しいという希望にだけは添えないがな!」
そう言いながらマヌエーラの父親でもあるイルドガルド子爵はリュシの方をチラリの横目で見て笑っていた。
「そこは当人同士の気持ちだろう」
ダニエル子爵はそう言いながらイルドガルドに釘を指し、その後一人一人に挨拶をしてお礼をして回った。普通は貴族から礼をする事もなく、ましてや自ら回って礼をするなど格別の対応だった。
その後の宴ではオーフライ領の特産品を使った豪勢な料理がでて、楽しみにしていたティモも十分満足したようだった。
「ティモ食べすぎじゃないのか?」
ティモに声を掛けると苦しそうにお腹を押さえていた。
「うーんもう駄目かも……」
「あれだけ食えばお腹パンパンだろ? どうだティモ満足してくれたか?」
「リュシ、死ぬほど満足したよ、でもデザートが半分くらいしか食べられなかったのが心残りだ」
「ははは、また今度招待するから、そのときにはデザートを死ぬほど食べてくれ!」
「や、約束だぞ!」
皆やり切った高揚感で疲労感にさえ心地よさを感じる夜を過ごすことが出来た。対抗戦が無ければもう少しゆっくりできたのだが、明日には学園の対抗戦に間に合うようにオーフライに戻らなければならない。
王都へも少なくない魔物が向かったが毎日の王城への報告で陛下からは多少の被害は出たがなんとか殲滅させる事が出来たと言われた。
念の為、砦で今日一日様子を見て魔物が出てくる様子がなければオーフライへ夕方になったら戻る事になった。とりあえず近辺をくまなく探索したが魔物が出てくる気配もなさそうなので、スタンピードは制圧できたようだ。ペイロンに冒険者タイーガは安全を確認したのでトラーオに戻ると伝えてオーフライへ戻った。
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「みんな良くやった。それじゃ、全員オーフライへ戻るぞ!」
「タイーガさんがいませんが?」
「残念ながらタイーガは依頼はもう終わったと言ってもう次の依頼へ向かったのでもう会うことはないだろう。冒険者なので依頼と依頼料が貰えばそれで終わりだ」
「「「ふーん」」」
「これってオーフライに戻ったらトラーオ君がいるんだよね」
「たぶんね」
オーフライの近くまで行くと城門の前に人だかりが出来てみんなを待っていた。みんなが近づくと門の前にいた人波が割れて人の道が出来、笑顔で迎えてくれた。
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「みんな肝心な時に体調を崩してごめんなさい」
俺はトラーオとして活動できなかったのでオーフライの領主邸でみんなに謝ることにして頭を下げた。
「気にしないでくれ、トラーオのおかげで俺らは強くなって領地を守る事が出来たんだ。感謝しかないぞ」
「そうだよ、トラーオの代わりに冒険者のタイーガさんが来てくれたから問題無かったよ」
みんなが慰めの声をかけてくれたが何故かニヤニヤした顔をして謝罪に対してみんな寛容な態度だった。
みんなでワイワイ話をしているとダニエル・パブロ・オーフライ子爵と、もう一人豪華な貴族服で正装をした男性が階段を降りてきた。
「皆ご苦労だった。皆のおかげでこの領が救われることができた。君たちはこの領の英雄だ。もしも今後個人的にでも困ったことがあれば、ダニエル・パブロ・オーフライの名において全力で協力することを約束しよう。学園での対抗戦が間近ですぐにでも戻らないといけないと聞いている。だが今日だけは労いの宴を用意しているのでゆっくり楽しんで休んでくれ。」
「私からも皆にお礼を言いたい。オーフライで食い止めてくれたおかげでロンメル領でも誰一人死ぬこと無く沈静化出来たことは勇者ペイロン様、聖女カテリーナ様はもちろん君たちのおかげだと思っている。ダニエル同様何か困ったことがあれば、イルドガルド・ド・ロンメルの名において全力で協力しよう。ただ、マヌエーラを欲しいという希望にだけは添えないがな!」
そう言いながらマヌエーラの父親でもあるイルドガルド子爵はリュシの方をチラリの横目で見て笑っていた。
「そこは当人同士の気持ちだろう」
ダニエル子爵はそう言いながらイルドガルドに釘を指し、その後一人一人に挨拶をしてお礼をして回った。普通は貴族から礼をする事もなく、ましてや自ら回って礼をするなど格別の対応だった。
その後の宴ではオーフライ領の特産品を使った豪勢な料理がでて、楽しみにしていたティモも十分満足したようだった。
「ティモ食べすぎじゃないのか?」
ティモに声を掛けると苦しそうにお腹を押さえていた。
「うーんもう駄目かも……」
「あれだけ食えばお腹パンパンだろ? どうだティモ満足してくれたか?」
「リュシ、死ぬほど満足したよ、でもデザートが半分くらいしか食べられなかったのが心残りだ」
「ははは、また今度招待するから、そのときにはデザートを死ぬほど食べてくれ!」
「や、約束だぞ!」
皆やり切った高揚感で疲労感にさえ心地よさを感じる夜を過ごすことが出来た。対抗戦が無ければもう少しゆっくりできたのだが、明日には学園の対抗戦に間に合うようにオーフライに戻らなければならない。
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